2021-04-24

ホームシアターを念願の5.1chにアップグレードしてワクワク、ところでサラウンド番組の検索方法は

長い付き合いの
ホームシアターセットを
今回最終形態の5.1chに
ずっと前、2007年に投稿しましたように、我が家には一応ホームシアター対応のシステムがあるのです。
最初は2.1ch、付属スピーカーに物足りなくなって、すぐにセンタースピーカーを追加して3.1chにしたのですが、そのままで今に至っていました。
このたび、やっとのことで一念発起、少し良いフロント用スピーカー2本を買い足し、もともと付属していたスピーカーはのべ15mのスピーカーケーブルでリヤ用に回し、積年の憧れの5.1chが実現できました。
リヤスピーカーは石膏ボードフックで部屋の隅の50cmくらいの高さにぶら下げました。

結果、システム構成は、

  • アンプ内蔵サブウーファー:ONKYO GWX-2.1(HTX-11(まだホームページがありました)やDHT-9と同型機)、サブウーファー16cm、光デジタル入力x3、LINE入力x2、出力17Wx5+35W、6オーム、ドリビーデジタル/DTS/ドルビープロロジックII/AAC対応、ここからスタート
  • フロントスピーカー:D-012EXT、10cm+3cm、今回 極小スピーカーから脱却
  • センタースピーカー:D-057C、8cmx2+2cm、プラスチックはさすがにイヤで最初に追加
  • リヤスピーカー:GXW-2.1ST(セット付属品、D-11Mと同型機)、8cm+2cm、プラスチックキャビネット、ここからスタート

となりました。

センター、フロントと、順に買い足したスピーカーはワンランクずつ良いものにしているので、付属のプラスチックスピーカーに比べて、不満の出ようがありません。
これぞ、まさにスモールスタートです。
5.1chまで拡張できるセットを最初に選んでおいてよかったです。
なお、後継機や、現行機はデジタル入力はHDMIが主流になっていますが、音声信号と映像信号が一体なので4KとかHDR対応との依存性あってかえって悩ましいですよね。
音声信号も、最新はDolby Atmos(左右前後の平面だけではなくて上下から立体的に)ですが、それは未来のアップブレードの時のお楽しみ。
ランクの違うスピーカーのバランスが多少心配でしたが、テストトーンで調整すれば、同一シリーズで揃えていなくても問題ありませんでした(メーカーとオーム数は注意深く揃えました)。

テレビのレコーダーとMac miniはもともと光出力ができますし、MacBook AirとiPad Pro用には光出力付きのUSB DACを用意しました。
AirMac ExpressもAirPlayで光出力ができたのですが、今はもう動きません。
YouTubeのサラウンドデモビデオで、きっちりと5.1chサラウンドが体感できました。

テレビの地デジ放送では5.1chサラウンドの番組は、N響か、読響か、たまにある大自然番組か、野球くらいです。
オリパラは4K8Kで放送されると思いますが、地デジでの音声がサラウンドかどうか気になりますね(日々の野球がサラウンドなんだから、ぜひお願いします)。
衛星放送なら、映画等たくさんの番組が5.1chサラウンド放送されているので、これはもしかしてこの機会に契約しちゃうべきなのかもしれません(でもそんなに多チャンネルを見る時間がない)。
ネット配信では、最新のこだわりの映画やドラマはサラウンドになっていますね。

【サラウンド番組の検索方法】
さて、5.1chサラウンドの番組がいつやっているかですが、Yahoo! TVのテレビ番組検索では検索できないようです。
Gガイドテレビ王国では [ss] で検索(ステレオサラウンドの意味)すればよさそうです(サラウンド番組の地デジ検索リンクはこうなります)。

レコーダーでは、我が家のは少し古い日立マクセルのiVDR(Wooのカセット方式)ですが、検索キーワードで「[ss] マーク」を入力するとサラウンド番組が一覧できます(ssや5.1やサラウンドの文字では検索できない)。
[ss] マークの入力方法が最初は分からなかったのですが、色々いじってやっと見つけました。
その方法はと言うと、
[さがす] 機能で [キーワード] の入力画面に入った状態で、
青ボタンで文字種を [記号] にして、
赤ボタンで [数字キー入力] を [ソフトキーボード入力] に切り替えた後、
画面の上矢印の △ ボタンを押すと、外字一覧(新番組の [新] や二か国語の [二] など)になるので、
その中から [ss] を選びます。
各社のレコーダーのサラウンド番組の探し方は、それぞれのやり方があると思いますので、ぜひ見つけてみてください。
早速、わたしの自動録画のキーワードに [ss] マークを追加しました。

[2021-04-25] 実は持っている USB DACが2chしか対応していなくて(CM6642チップ、ハイレゾだけど2chだけ)、YouTubeでのテストは気のせい(バーチャルサラウンド?)だったようで、継続調査します。


2021-04-20

Apple Silicon MacでIntel版Windows 10を試す手順 (UTM app) - 「Appleるんるん」オンエア紹介記念!!

Apple Silicon MacBook Airで起動したIntel Windows 10
Apple Silicon MacBook Air上で動作中のIntel Windows 10
M1 Apple Silicon対応のParallels Desktopがとうとうリリースされました。
しかしながら、Parallelsは純粋な仮想環境ソフトなので、CPUエミュレーション機能は提供されていません。
つまり、Apple Silicon Mac上ではArm版のWindowsやLinuxしか(Intel Mac上ではIntel WindowsやLinuxしか)実行できません(※1)。

このブログで以前から紹介しているUTM app(祝、App Store版、およびフリー版)では、Intel CPUエミュレータのQEMUを使用しているため、Intel版のWindowsも実行することができます。
UTM appのサイトにはArm版の各種Linuxと共に、Intel版のWindows XPとWindows 7のお試しイメージが公開されています。

ここでは、Intel版Windows 10をApple Silicon Mac上で試す、最も簡単と思われる手順を紹介します。

  1. UTM app(App Store版、またはフリー版)をインストールします。
  2. Vagrant(Linux上で仮想環境を簡単に実行するためにパッケージ化する仕組み)にWindows 10のイメージが公開されているので(Microsoftの評価版をインストールしたもの)これを利用します。
    Vagrant形式のWindows 10のサイトはここ、実際にダウンロードすべきファイルのリンクは、現在バージョンが20210401.01なので
    https://app.vagrantup.com/peru/boxes/windows-10-enterprise-x64-eval/versions/20210401.01/providers/libvirt.box
    です。
    ダウンロードサイズは7.3GBです。
    中身は英語版のWindows 10 2004です。
  3. ダウンロードしたファイル libvirt.box を w10-box-20210401.tar.gz に名称変更して、展開します。
    展開すると、box.img が作成されるので、このファイルを w10-box-20210401.img に名称変更します。
  4. UTM appを起動します。
  5. + ボタンで新しいVMを作成します。
    [Information] タブの [Name] でVMの名前をつけます(あとでも変えられます)。
    [System] タブの [Architecture] で [x86_64]、[Memory] を 4096MBに指定、[Show Advanced Settings] をチェックして、[CPU Cores] で 8Coresを指定します。
    [Drives] タブで、[Import Drive] ボタンを押し、ダウンロードして展開した w10-box-20210401.img を指定します。[Image Type] は [Disk Image]、[Interface] は [IDE] とします。
    [Display] タブの [Emulated Display Card] に [vmware-svga] を選びます(vmware-svgaがいちばん安全と思います)。
    以上を指定したら、[Save] ボタンを押します。
  6. 右三角ボタンで作成したVMを起動します。
    初回起動は30分弱かかると思います。
    2回目以降の起動は3分程度です。
    例によって、当面はWindows UpdateやSearch Indexerが走るのでとても重いですが、落ち着くと、ある程度それなりになりの動作になります。
    登録済みユーザは vargrant/vagrant です。

むかしはWindowsのインストールといえば半日仕事でしたが、上記手順は1時間もあれば完了します。
普段はぜんぜん熱くならないApple Siliconですが、右の画面にあるように、8Core全て100%稼働、CPU温度が80℃以上に上がります(Menu Metersの表示による)。

今回は出来合いのイメージを使用しましたが、Windowsのインストーラで一からインストールすることも出来るはずです。
その場合は、Vargantのページから参照されているVIrtIOのドライバか、UTM appのWindows 7のページにあるSPICE toolsのドライバを追加する必要があると思います。
こちらは追って検証したいと思います。

また、Apple Silicon Macでは、Docker Desktopもすでに利用できます。
Docker DesktopにはUTM appと同じく、CPUエミュレーション用にQEMUが入っているので、今回と同様のことができる可能性が高いです。
実態はVMですが、運用をDockerに揃えられるメリットがあるので、こちらも検証していきたいと思います。

ところで、UTM appについて1月に書いた記事が、遂に、かの有名な、レジェンドたる「Appleるんるん」ポッドキャストで2021年4月18日に紹介されました!!
これで、Apple Silicon Mac上のIntel Windows利用技術の裾野がますます広がればな、と思います。
IT技術があれば面白いことがどんどんひらけていきますよね。

(※1: わたしも最初、11月の時点では、Apple Silicon Mac上のVirtualization Frameworkを使ったvftoolで、ArmのLinuxを動かして、その上でqemuを起動し、その中でIntel Windowsを試していました。
今回の方法はApple Silicon Mac上で直接qemuを動かす(UTM appがやってくれる)ので、かなり楽です。
AppleからApple Siliconの仕様が公開されて、qemuが最適化されればもっと高速化する可能性があります。
並行してApple SiliconがM1XやM2になって行けば2倍、3倍の高速化はすぐに達成できそうです。)

なお、下記コメント欄、またはtwitterの方に、ご感想等いただけたら、より一層の励みになりますので、よろしくお願いいたします。

[2021-05-05] Intel Windowsをクリーンインストールする方法を書きました。

[2021-10-31] CPU Cores数の設定は、初期のM1では全コア数の最大の8がおすすめです。
M1では高性能コアが4つですがM1 PRO/MAXは高性能コアが8つなので結果はかなり違うと思います。
10設定にすると多少でしょうがさらに上がると思われます。

2021-04-17

全世代のお酒好きにうってつけのドラマ「まどろみバーメイド」がTVerで再放送中

大好きなドラマが今ちょうどTverで再放送されています。

「まどろみバーメイド」と言います(TverへGO)。
テレビ大阪(テレビ東京系)のドラマのサイトはこちら
2021年4月10日から毎週土曜日放映、全12話、6月末までです。

原作のビジュアルはちょっと気負いすぎな感じがしますが、ドラマの方は堅実に作られていると感じます。
サイトには登場するカクテルの解説も掲載されています。
屋台バーとかフレアーバーテンダーとか、ちょっとひねった、親しみやすい、お酒の楽しみ方もとてもいいです。

2021-04-07

マイナンバーカードのオンライン交付申請は拍子抜けするほど簡単、マイナポイントをゲットするには今月中に交付申請のこと

マイナンバーカードの普及率は2021年3月末現在28%と、今一歩だそうです(FNNニュースから)。
キャッシュレスで20,000円お買い物をして5,000円分もらえるマイナポイントキャンペーンも、この4月末までにカードの発行申請をすればまだ間に合います(マイナポイントのご案内から)。

私もこの際にと、ずっと思っていたのですが、お役所に出向いて面倒な申請書を出さないといけないイメージがあり、なかなかできていませんでした。
ところが実際に思い切ってやってみると、ことマイナンバーカードに関しては、あっけなく申請できてしまいました。

実際の、スマホまたはパソコンからの発行申請は、次のような手順になります。

  1. 個人番号通知カードの下の方に印刷されている「このQRコードを読み取るとスマートフォン等から交付の申請ができます」と書いてあるQRコードを読み取ります。
    (他にもいくつかQRコードがついていて混乱させられるのですが、交付申請用のQRコードは一人一人に一つだけです。
    引っ越しをした場合は引越先の役所で交付申請書を発行し直してもらう必要があります。
    交付申請書には23桁の申請書IDが書かれているのですが、これがQRコード化されているようです。)
  2. QRコードを読み取ると「オンライン申請用サイト」がブラウザで開きます。
  3. 最初のページは「利用規約の確認」なのでチェックを2つ入れて確認ボタンを押します。
  4. 次のページは今回の一連の申請の確認連絡用のメールアドレスの登録画面です。
    操作しているスマホやパソコンで受信できるメールアドレスを入力して、次に進みます。
    この画面には23桁の申請書IDが自動入力されています。
    (もしもQRコードを使わずに「オンライン申請用サイト」を開いた場合は、ここで申請書IDを入力すればOKです。)
    一つのメールアドレスで複数の申請を行う(例えば家族の分を代行でお父さんがオンライン申請する)ケースも考えられていて、誰のマイナンバーカードの申請なのかを区別するための名前も入力できるようになっています(「メールの宛名」と書いてあって混乱させられますが、メールアドレスではなく、メール本文の「xx様」に使われるだけです)。
  5. するとすぐに、指定したメールアドレスに別のリンクが送られてきます。
    このリンクをクリックして開きます。
  6. さらに今度は、指定したメールアドレスに、4桁の「認証番号」が送られてくるので、先ほどリンクをクリックして開いた画面に入力します。
  7. 次は、顔写真のアップロード画面になります。
    6ヶ月以内に撮影した写真をアップロードするか、その場でスマホのカメラで自撮りします。
    いずれの場合も「アップロードボタン」を押します。
    写真の大きさの調節は事務局がやってくれるとの事ですので、顔の周りの余白は多少広めに残してある方が良いと思います。
    顔写真は「顔写真チェックポイント」に従って事前に準備しておくのが良いと思います。
    ちなみに紙の申請書で申請する場合の写真サイズはパスポートと同じ4.5x3.5cmです(蛇足ですが、いまどきはコンビニプリントでも証明写真を印刷できますね)。
    オンライン申請の場合は、画素数480x480以上6,000x6,000以下、ファイルサイズ20KB〜7MBのJPEGファイルとなっているので、ある程度大きな鮮明な写真であれば大丈夫そうです。
    イメージファイルをアップロードするだけなので写真のプリント費用も一切かかりませんね。
  8. 顔写真の確認画面になるので、さらに進みます。
  9. 次は、確認のための生年月日の入力です。
  10. 最後に入力内容を確認して、完了です。
    電子証明書不要の2つのチェックは、チェック無しが通常の状態です
    (チェック有りにしてしまうと、電子証明書を発行しないの意味になるので、マイナンバーカードの意味をなさなくなります
    一般的なGUIではチェック有りがONの意味ですが、ここは不要ですかと問われているのでチェック無しが正解です
    くれぐれも間違わないようにしてください)。

入力したのは、メアド、写真、生年月日だけ、これで申請完了です。
マイナンバーそのものを入力する必要すらありません。

後日、おそらく1ヶ月ほど待てば、お住まいの市役所・区役所から「交付通知」のはがきが送られてきます。
4桁の暗証番号と、6〜16桁のパスワード(大文字アルファベットと数字の混在)をあらかじめ決めた上で、本人確認書類を持って役所に行けば無事マイナンバーカードを受け取れるはずです。

どうでしょう、わたしもやってみて簡単すぎてびっくりしました。

[2021-04-25] 手順はぜんぜん怖くないと、先にわかっていれば尚良かったのに、と思いました。
手順自体の平易さも大切ですが、それ以上に実行前に抵抗なく取り掛かれる気持ちになれるように案内されているかが、より大切と今回改めて感じました。

2021-04-04

Apple M1 MacBook AirからUSB-C接続で4K外部ディスプレイに表示できない問題はケーブル交換で解消したけれど

以前『Apple M1 MacBook AirとiPad ProのUSB-Cポートは(おそらく)規格が違うので要注意』という記事の中で、Apple Silicon MacをUSB-C接続で4K外部ディスプレイに表示できない現象を書いたのですが、先日、USB-Cケーブルをディスプレイ付属のケーブルから別途購入したケーブルに交換することで解決できました。

コメント欄に kingtoshさん にいただいたアドバイスの内容がまさにドンピシャでした。
ありがとうございます。

以下、今日までの経緯です。

当方の環境:ディスプレイ LG 32UL750-W、Apple M1 MacBook Air 2020、iPad Pro (11inch 1Gen 2018)、Windows PC (HP EliteBook 840 G5)。
追加購入したケーブルGOPPA GP-CCU325A10M USB 3.2 gen 2x2 (SS 20) 認証ロゴ付き、パッケージにアイ・オー・データ機器が代理店と書かれています。

Apple Silicon MacBook以前にできていたこと:iPad ProとWindows PCをディスプレイ付属のUSB-Cケーブルで画面出力できていました。ただ、HDMI接続に比べてUSB-C接続はたまに瞬間的に画面が消えたりする現象があり、なんとなく動作が不安定のイメージを持っていました。

Apple Silicon MacBookにて:USB-Cケーブルでの画面出力ができない、USB-C to DisplayPort変換アダプタでDisplayPortケーブルでの画面出力は問題なし。

その後の状況:因果関係はわかりませんが、iPad ProとWindows PCでUSB-C接続での画面出力がなぜかできなくなってしまっていました。ディスプレイをファクトリーリセットしてもダメでした。USB-C to HDMI変換アダプタやWindows PCのHDMIポートからのHDMI接続での画面出力は問題なし。

USB-Cケーブルの購入交換:USB 3.2 gen 2x2 (SS 20)の認証ロゴのついたケーブルを使用すると、Apple Silicon MacBookでもUSB-C接続で画面出力できるようになりました。4K 60Hz HDRモードで表示されています。

不可解な現象:画面出力ができるようになった後、試しにディスプレイ付属のUSB-Cケーブルに戻して、Apple Silicon MacBookを接続してみたら、なぜか画面出力ができてしまうのです。ディスプレイ側が何か変な表示モードを記憶してしまっていて、ケーブル交換によってそれがリセットされたのかのような現象です。

ケーブル1本で画面出力と充電の両方ができるUSB-Cですが、何か問題が起こってしまうとなかなか厄介なのかもしれません。

2021-04-03

Apple M1 CPUを抜くのはAMD Ryzen ZEN 3、Apple Silicon iMacの発表とわたしのMxの今後の予想

PC Watchに『【笠原一輝のユビキタス情報局】「Ryzen 7 5800U」はApple M1を上回る性能で、Intel並みの長時間駆動を実現 - PC Watch 2021−04−01』という記事が出ました。
とうとう実際のベンチマークでApple M1が後塵を拝する時が来てしまいました。

Apple Silicon M1は5nm ハイパフォーマンスコア4Core+高効率コア4Core+GPU 8Coreです。
対するRyzen 7 5800Uは7nm、8Core/16Thread+GPU 8Coreと、ほぼ同等の構成。
CPU内部の構造もRyzenはInfinity FabricでCPUやGPUやI/Oを対等に接続する形を取っていて、Apple Siliconと似通っています。
ですが、RyzenのアーキテクチャはZEN、ZEN+、ZEN 2、ZEN 3と計画通りに着実に進化してきた4世代目(次の5nmのZEN 4も計画発表済み)なので、まだ初代のApple M1よりも最適化レベルが進んでいると考えられます。
(私の過去記事『Apple M1 Macが速いのは、Appleの魔法、ではなくて5nm世代のCPUなので当然、と誰も書いていないのであえて書く』もご覧ください。)

Ryzen 7 5800UはモバイルプロセッサでTDP 15Wですが、さらにTDP 45WのRyzen 9 5980HXが控えています(別記事『省電力化と性能向上の両立を図ったRyzen 5000シリーズ - PC Watch 2021-01-26』)。
デスクトップ用65W/105Wの5000G/5000X、さらにサーバー向けのEPYCシリーズもあります(最大64Core/128Threadなんと280W、別記事『AMD、“Milan”ことZen 3コアに進化した第3世代EPYCを発表 キャッシュ階層の改良でIPCを向上、6chメモリもサポート - クラウド Watch 2021-03-16』)。
iMacやMac Pro用の次期Apple Silicon(M1XまたはM2?)が少なくとも5980HXを再度抜き返せるか、とても興味深くなってきました。

[2021-04-16] Apple Event April 2021 ”Spring Loaded” で、もしApple Silicon M1XのiMacが出るのなら、それはフォームファクタ依存にしてしまわないように、Mac miniにもMacBook Proにも同時に搭載して欲しいですね。

[2021-04-24] iMacのCPUがM1そのままとは、ちょっと想定外でしたが、納得しました。
であれば、2年でMac Proまで出すのなら、半年ごとに発表するでしょうから、

  • 0.0年(2020秋) M1 MacBook Air/MacBook Pro/Mac mini下位機種、従来デザイン
  • 0.5年(2021春) M1 iMac下位機種、新デザイン(ライトグレーベゼル) <= 今ここ、以下予想
  • 1.0年(2021秋) M2 MacBook Pro/Mac mini上位機種、新デザイン
  • 1.5年(2022春) M2 MacBook Air新デザイン(iPad Proと区別がつかないような)/iMac上位機種(スペースグレー、黒ベゼル)
  • 2.0年(2022秋) M2X Mac Pro最上位機種、新デザイン

といったリリースサイクルになると予想します。

2021-03-07

「重戦機エルガイム」がYouTubeで公開開始、ガンダムシリーズと並行して

YouTubeのサンライズチャンネルで、あの「重戦機エルガイム」のTV版の公開が始まっています。
毎週水曜日20:00に更新されていくとのこと。
今日時点では1話2話が視聴できます。

他方、ガンダムチャンネルではガンダムシリーズの劇場版、OVAが、宇宙世紀の設定年順に毎週土曜日21:00から24時間限定で公開されています。
今週は「0083 ジオンの残光」の5話〜7話です。

こんなうれしいことはない、ですね。
いい時代になったものです。 

[2021-05-25] なんと毎週水曜日のエルガイムの日は先週の13話「コンタクト」(公開期間はおそらく3週間)で一旦お預けです(サンライズの告知)。
いつの日か54話までの放映が再開されますように。
シー・ユー・アゲイン!

2021-03-04

次期Apple Silicon M1X/M2があればIntel Windowsのエミュレーションの遅さもカバー可能、見通しは明るい

UTMアプリでIntel Windowsが簡単に実行できるようになっています。
ただしRosetta 2の最適化技術は使えず、Intel x86_64コードを地道にエミュレーション処理します。
確実に動くことは動くのですが、スピードはIntelの実機に比べて数倍遅いです。
Rosetta 2がIntel実機より速いケースがあるのとは対照的です。

でも、よくよく考えると何も心配することはありません。
Apple SiliconはiPhone/iPadのAxxシリーズのように毎年改良されていきます。
コア数を2倍4倍にするのも容易です。
現在のM1でIntel Windowsの地道なエミュレーションに時間がかかっているとしても、M1XやM2では数倍速く処理できるようになって、あっというまに追いついてしまいます。
さらにAppleがその気になれば、Apple Siliconの仕様が公開され、ソフトウェアエミュレーションのコードが最適化されるので、ソフトウェア的にもRosetta 2と同等に数倍速くなる余地もあります(最低でもPallarelsはきっとそうしてくるはずです)。
こちらはそれほどMicrosoftには期待できませんが、Arm版のWindowsとアプリが充実すれば、すでに実用的なパフォーマンスが出ているArm版Windowsを使っても良いわけです。

M1はV1.0製品なので、本領を発揮するのはむしろ今後と言えるでしょう。
将来の見通しは明るいです。

[2021-03-20] 以前書いた、私のM1X/M2の予想の記事はこちら

2021-01-29

Linuxのsudoの脆弱性CVE-2021-3156への対応方法 - Windows 10 WSLの場合

Linuxコマンドで特権操作を行う場合によく使うsudoコマンドに脆弱性CVE-2021-3156が発見されました。
ITmediaの記事(sudoにパスワード不要で特権昇格が可能な脆弱性が見つかる 2021-01-28)と、JPCERTの記事(sudoの脆弱性(CVE-2021-3156)に関する注意喚起)に、情報が公開されています。

ほぼすべてのLinux系/UNIX系OSに影響があると思います。
macOSに関してはまだ情報が出ていないですが注意が必要と思います(macOSにはsudoeditコマンドがないので直接の影響が少ない可能性があります)。

JPCERTによると

% sudoedit -s /

のコマンドで簡易的に影響を調べることができるようです。
sudoedit: から始まるメッセージが表示されると問題があり、
usage: のメッセージが表示されると問題は対策済みです。

わたしも早速、自分のPCに対策をインストールしました。
Windows 10のWSL1 Ubuntuの場合の手順です(おそらくWSL2でも同じ)。

WSLを起動して
$ sudoedit -s /                    ##状態の確認
[sudo] password for xxxx:
sudoedit: /: not a regular file    ##問題があることが分かります
$
$ sudo apt-get install sudo        ##インストール済みのsudoのバージョンを確認
Reading package lists... Done
Building dependency tree
Reading state information... Done
sudo is already the newest version (1.8.21p2-3ubuntu1.3).
0 upgraded, 0 newly installed, 0 to remove and 0 not upgraded.
$    ##WSL Ubuntu 18.04での対策済バージョンは1.8.21p2-3ubuntu1.4なので古いことが分かります
$    ##以下、対策のインストール方法
$
$ sudo apt-get update              ##レポジトリ情報の最新化
$ sudo apt-get upgrade sudo        ##sudoのバージョンアップ
$
$ sudoedit -s /                    ##対策結果の確認        
usage: sudoedit [-AknS] [-r role] [-t type] [-C num] [-g group] [-h host] [-p prompt] [-T timeout] [-u user] file ...
$                                  ##OK
$

まだ実際の攻撃は検知されていないようですが、早めの対策が必須です。

[2021-02-02] 問題はsudoeditに限定されるようです(参考記事:GIGAZINE - 「sudo」コマンドに特権昇格の脆弱性、各ディストリビューションの対応一覧)。

2021-01-27

macOSの写真アプリ(Photos.app)の非互換性にうんざりする

macOS 10.0 が誕生した時からずっと気に入って 写真アプリ (Photos.app、以前はiPhoto) を使っています。
Appleらしい使いやすさは昔から変わりません。

しかしながら、このApple Siliconの世代になって、どうしても受け入れ難い問題にぶつかってしまいました。
macOSのバージョンが違うと、写真アプリが全く互換性がないのです。
私はMac mini 2012とApple Silicon MacBook Airを主に使っているのですが、古い方のMacはBig Surに対応しません。
写真は、Mac mini 2012でずっと管理してきて写真ライブラリは150GB以上になっています。
この機会にNASに移動して、2台のMacのどちらからでも使えるようにしようと考えていました。
さすがにネットワーク経由だとコピーに24時間以上かかるので、exFATにフォーマットしたUSB HDDに一旦コピーし、NASに移しました。
Big SurのMacの写真アプリでこの写真ライブラリを開くと、ライブラリの変換・修復が行われ、一呼吸の遅れはあるものの、NASに置いた写真ライブラリがきちんと使えるようになりました。
次に、CatalinaのMacの写真アプリで開こうとするとエラーになってしまい、脆くも私の計画は崩れ去ってしまいました。
写真ライブラリは同じバージョンのmacOSの間でしか共有できないのです。

次善策をいろいろ考えましたが、どれもしっくりとこず、釈然としません。

  • 古いMac miniは捨てて、新しいMacだけの運用にする。
    私のApple Silicon MacBook Airの内蔵SSDは500GBです。150GBの写真ライブラリは置けないことはないですが、途端に窮屈になってしまいます。もっと大容量にしておけばよかったのかもしれませんが、写真ライブラリは長期保存が重要なので内蔵SSDに置くのはちょっと違う気がします。もしかしてMacは1台運用が良いのでしょうか。
  • iCloudを経由すればバージョン違いのmacOSの間でも写真ライブラリが共有できる。
    iCloudは無料枠で使っているのでこの案はダメです。
  • Mac miniを新しくしてしまう。
    最新OSが動かなくなったマシンはどんどん新陳代謝のように入れ替えていく方針にすれば、実は一番悩みが少なくて済むのかもしれません。Apple SiliconのMac miniはIntel Mac miniに比べて発熱が圧倒的に少ないので、連続運転させておくのにも適していると言えます。しかしながら今の時点ではあまりにももったいない使い方という感覚が強くて踏み切れません。
  • 写真の管理をNASのアプリに移してしまう。
    これをやってしまうと、macOSの使いやすい写真アプリを捨てることになります。
  • 古いMac miniはそのままで、そこでは写真アプリだけは使わないことにする。
    共有したかったので、元も子もないですが、致し方ないのかもしれません。

そういえばiPhoneとiPadの写真もなんとかしないといけないです(今まではもっぱらMac miniに吸い上げて蓄積してきました。NASのアプリ管理にすれば親和性が良さそうですが、上に書いたようにmacOS側の写真アプリが使えなくなります)。
なかなか悩みが尽きません。

2021-01-16

Intel/Arm64 WindowsやLinuxをApple Silicon Macで簡単に実行出来るUTM appの一般公開が始まりました

先日ご紹介した、UTM appのwebサイトが https://mac.getutm.app/ に公開されました。
UTM appを使えば、簡単にIntel WindowsやArm64 WindowsやLinuxをApple Silicon Macで実行することができます。

私も書きましたが、Intel x86のOSの実行はArm64のOSを実行するのに比べてパフォーマンス的に不利と明記されています。

webサイトではUTM appのダウンロードリンクに加えて、設定済のゲストイメージや、OSの設定方法がGalleryページに公開されています。
Intel x86のUbuntuWindows XPWindows 7などをダウンロードしてすぐに試せるようになっています。
Arm64のUbuntuWindows 10 に関しては設定方法が記載されています。
他のArm64 Linuxは設定済のものも提供されているものもあります。

一点だけ注意点があって、現在バージョン(v2.0.17)では、ダウンロードしたイメージやISOファイルは ~/Library/Containers/com.utmapp.UTM/Data/Documents というフォルダに置く必要があります

[English version of this post]

2021-01-07

Apple Silicon MacのUTM appを使えばWindows for Intelが簡単に動く、そして熱い

macOS Big Sur 11ではRosetta 2によって、Intelコードで書かれた従来のMacアプリを、Apple Silicon上でスムーズに実行することができますが、あくまでMac用に書かれたアプリ限定です。
仮想化のためには、Hypervisor Frameworkと、Linux向けに簡易化したVirtualization Frameworkが提供されていますが、これらではIntel向けのOSを実行することはできません。
Arm用のWindowsはMicrosoft Surface Pro X向け限定でリリースされていますが、それ以外の環境での利用は現時点では(評価版以外は)許されていませんし、それ以前にArm向けのアプリはとても少ないです。

Windowsの主流はやはりIntel版(Wintelという言葉があるくらい)。
これをそのままApple Silicon Macで実行できないことには、ユーザにとってのメリットが少ないと思えます。

なぜか他ではまだなかなか紹介されていないのですが、iOS上でWindows XPを実行するという離れ技をやってのけたUTM appというアプリがあります。
このUTM appがApple Silicon Macにも対応(dmgがまさにmacOS用のインストーラ)しました。

右のスクリーンショットは、UTMを使って、Intel Windows とArm Windowsの両方を、Apple Silicon MacBook Airで実行したところです。
Intel WindowsもArm Windowsも評価版をダウンロードして、UTMで仮想ゲストを作成し、Cドライブとして設定して実行しました。

Arm Windowsはフルスピードで実行されます。
これはUTMが、内部的にHypervisor Frameworkを使って(実際にはQEMUがhvfに対応)ハードウェア仮想化技術を利用できているためです。
Arm Windowsの注意点は、起動ディスクのvhdはNVMeとして(おまじないとして)設定しないと起動しないこと、ネットワークはvirtio用ドライバを追加でインストールしないと通信できないこと、それ以外のデバイスもDevice ManagerでUnknownが多数残ってしまうことです。
画面サイズの変更もできません。
まだまだドライバ周りなどで未対応のものが残っているようです。

Intel Windowsを動かすと、UTMが内部のQEMU(Linux上で有名なCPUエミュレータ)を使って、Apple Silicon上でIntelコードをエミュレーションします。
そのため、パフォーマンスは1/4〜1/8程度、大昔のSoftPCやVirtual PCを見ている感じです。
ですが確かにIntel WindowsがApple Silicon Macで動きます。
vagrant用に設定済みのWindows 10イメージで試したこともあって(別記事に設定手順)、デバイスの認識は問題ありません。

ここで面白いのが、Intel Windows上で何かを動かしている最中は、Apple Siliconの8個のCPUコアがフル回転になって、なんとMacBook AirのF6キー辺りとその裏側が徐々に熱くなることです。
他のアプリで負荷をかけても、なかなかこういう状況を作り出すのは難しいのですが、WindowsのようなOSを丸ごとエミュレーションさせると、いくらApple Siliconといえどもフルパワーを発揮せざるるを得ない状況になるようです。
まさに『アツいぜ!Apple Silicon』です。

[English version of this post

[2021-01-08] タイトルを
「UTM appを使えば容易にIntel x86_64 WindowsやArm WindowsをApple Silicon M1 Macで実行でき、Apple Siliconがもっと熱くなる」
から
「Apple Silicon MacのUTM appを使えばWindows for Intelが簡単に動く、そして熱い」
に変えました。
[2021-01-10] Arm Windowsの動作上の制約について追記しました。
[2021-01-17] UTM appが専用webページで一般公開されて、すぐ使えるゲストイメージも公開されたので記事を書きました
[2021-03-04] UTM appが使用しているQEMUのIntelエミュレーションが、たとえ現在はM1 Macで実用的な速度を出せない状況だとしても、M1XまたはM2のApple Siliconなら馬力で解決できるはず、という記事を書きました
[2021-04-19] 有名なポッドキャスト「Appleるんるん」でこの記事が紹介されました、ありがとうございます。
お試しでIntel x86 Windows10をApple Silicon Macで実行する最短の手順を書きました
[2021-05-05] Intel x86 Windows 10をApple Silicon Macにインストールする手順を書きました
クリーンインストールすることでWindowsが以前よりも高速に動作しています。
[2022-01-08] UTM appでmacOSの仮想化ゲストも実行できるようになりました。