2020-08-09

Apple Silicon Macもいいけれど、x86_64マシンも気になる2020年

Apple Silicon Macでは、iOS/iPadOSとmacOSが融合されて、膨大なアプリが使えるようになります。
とは言っても、x86_64の方が圧倒的にいろいろなアプリがあり、手軽にいろいろなことを試そうとしたらIntel/AMDマシンの方が絶対便利と思います。
Windowsアプリしかり、Linuxアプリもしかりです。

今年はAMDのZen 2のRyzen CPUが熱いですね。
Intelがチッププロセス14nmで何年も停滞している間に、AMDは2世代先の7nmの製品を実際に出してきています。

最新のRyzenを積んだマシンが続々と出てきています。
ゲーミングデスクトップやゲーミングノートもよいのですが、ある程度の拡張性があって場所を取らない条件で考えると、ミニタワーか、ミニPCが良さそうです。
先週から今週にかけて、ちょうどよいミニPC 2機種が発表されました。

ASRock DeskMini X300は、デスクトップ版のRyzen CPUに対応したベアボーンで、サイズは155mm×155mm×80mm、製品情報はここ https://www.asrock.com/nettop/AMD/DeskMini%20X300%20Series/
ASUS Mini PC PN50は、モバイル版のRyzen CPUを積んだベアボーンで、サイズは115mm×115mm×49mm、製品情報はここ https://www.asus.com/Mini-PCs/Mini-PC-PN50/

いずれもミニPCなので、GPU内蔵版のCPUで、最大8 Core、16 Thread、64GB。
前者の最上位CPUがRyzen 7 PRO 4750Gで、後者がRyzen Mobile 7 4800U。
デスクトップとモバイルで、TDPが65Wと15Wと違うので、クロック周波数が3.6GHz~ターボ全コア4.0GHzと、1.8GHz~ターボ全コア3.2GHzの違いがある以外の他のCPU仕様は同じです。
内蔵可能ストレージは、さすがにDeskMiniがM.2×2+SATA×2と十二分ですが、Mini PCは最小限のM.2×1+SATA2×1です。

巣ごもり生活でお小遣いをあまり使っていない今年は、一気に仕入れ時なのかも。

2020-08-06

iMacのデザインはまだこのままでいいんじゃないの、対して、MacBookはマネされすぎで変え時のような、そこで私案


Intel iMacが更新されましたね。
iMacの一体デザインは、まだまだAppleの独自性があり、惚れ惚れするたたずまいだと思います。
他社からもまだ類似品は出せていないと思います。

新しいIntel iMacは27" 5Kと、21.5"で4Kと2Kですね。
(私事ですが、少し前に自宅に来たディスプレイは32" 4Kです)

もしiMacをデザイン的に改良しようとすると、
  • ベゼルを狭くする
    ただしそうすると最薄部がどうしてももっと厚くならざるを得ないので困難かも
  • iPad Proのように極薄で均一でフラットな厚みにする
    拡張性を確保するためにはiPad Proのような厚みでは無理で、最低でもMacBook Proくらいの厚みは必要になる
    Pro Display XDRは32"、6Kで厚みが2.7cmなので、ものすごく頑張っていますね
の2案と思います。

これに対して、MacBookの方は、他社に真似しつくされてしまったと感じます。
何か新しいデザインが欲しいところです。
MacBookの新しいデザインを無理くり考えてみました。
  • 筐体素材としてガラスを採用
    さすがに外側だと不安なので、キーボード・パームレスト面だとどうでしょうか
    パームレストがガラスだったら、新しい感覚ですよね
    iPhoneの手触り(ケース無しでの普段使い)をMacBookにも、です
    全面一体だとするとキーボードの穴を空けないといけないですが、加工可能でしょうか
    ボディーの底面のアルミユニボディーユニットが側面まで覆って、ガラスのパームレスト面が埋め込まれる、まさにiPad Proのような構造でどうでしょうか
  • バッテリとキーボードと拡張ポートは今まで通り本体側に、ロジックボードを液晶側に移動
    こうすることでCPUが熱くなっても手には伝わりません
    ボトムボディーの限られた側面で細々と吸気排気するのではなく、トップカバーの裏側全体を使って冷却できます
    どちらかと言うとSurface Bookに近い配置ですね
  • チタンとかセラミックは、まだまだ高価すぎて現実的ではないですね(たかだかApple Watchのサイズまでか)
このわたしの妄想、いかがでしょうか

[2020-08-18] <バッテリとキーボードと拡張ポートを本体に、ロジックボードを液晶側に>の配置ですが、そうすることで、
本体(ボトムカバー)側と液晶(トップカバー)の両方をクサビ形にしてシンメントリーにすると、最薄部の厚みを保ったままで、デザイン的にもアクセントになるのでは。
Pro Display XDRのように、盛大に、吸気排気用のスリットをトップカバーの下部に開けてもよいと思います。
[2020-09-12] 大胆にも予想図を描いてみました

2020-08-01

2020モデルの最初のApple Silicon MacBookを予想してみた


今年出るであろう、初代のApple Silicon Macを独自に予想してみたいと思います。
どうしてもお試しマシンになってしまうと思いますが、iPad Proをベースに堅実な仕様になると思います。
機種としては、MacBook 12"の復活版と、MacBook Pro 13.3"を予想します(そしてiPhone/iPadにあやかって今までのMac以上に広まってほしいはず、ユーザも初物に高いお金はできれば出したくない)。
前者は期待を込めて、後者はまさに最初のお試し版(後でさらに高性能化した16"が来る)。
Intel MacBook 12"のロジックボードは既にiPadのロジックボードくらいに小さくなっていたので、MacBook 12"の実現は自然だと思っています。
それでは、私の予想スペックをご覧願います。

  iPad Pro 2020 Apple Silicon版MacBook 12" Apple Silicon版MacBook Pro 13.3"
製品コンセプト A12Z 11" または 12.9" iPad Pro 2020に
最小限の変更を加えたMacBook
iPad Pro 2020にファンを追加しクロックアップ、
MacBook Pro 2020に近いパフォーマンス
CPU A12Z A12Z(場合によってはさらにコストセーブでiPhone 11/SE 2ndと同じA13かも)
A12ZまたはiPad Pro 2021用A13Zをクロックアップ、
冷却ファン付き
(Mac向けに強化したApple Siliconは次のMacBook 16"とiMacまでお預け)
DRAM 6GB 16GB希望、
価格とサイズを抑えるために拡張不可
16GB/32GB
SSD 128/256/512GB/1TB 256/512GB 256/512GB/1TB
入力デバイス タッチスクリーン、
オプションで、
Apple Pencil、
フローティング Magic Keyboard (Magic Trackpad付)
Magic Keyboard(希望的にはさらに改良したバタフライキーボード)、
Magic Trackpad(Touch Barは希望的観測)、
タッチスクリーンは無し
Magic Keyboard(シザー方式)、
Magic Trackpad、
Touch Bar
生体認証 Face ID Touch ID
(Face IDは希望的観測)
Touch ID
(Face IDは希望的観測)
カメラ インカム:TrueDepthカメラ、
アウトカム:広角、超広角カメラ、LiDRセンサ
インカム:FaceTimeカメラ
アウトカム:なし(コストセーブ)
インカム:FaceTimeカメラ
アウトカム:なし
スクリーン ProグレードLCD
強化ガラス付き
iPad AirグレードのLCD(コストセーブ) ProグレードLCD
IOインターフェース 1ポートのUSB-C、HDMIパススルー 1ポートのUSB-C、HDMIパススルー(iPad Proと同じ、コストセーブ) 4ポートのThunderbolt 3
質量 Magic Keyboardと合わせるとMacBook Airと同等 1kg未満 現行MacBook Proと同等、1.4kg
厚み 5.9mm、タブレットで最薄 Intel MacBook 12”と同じ、
最厚部13.1mm、
Magic Keyboardの場合は0.5mm増し
現行MacBook Proと同等、
15.6mm
筐体 単一のアルミUnibodyと強化ガラスの2パーツのみで構成 リサイクルアルミのUnibody、
ただしボトムカバー、トップカバー、液晶部にパーツが分かれている(コストセーブ)
アルミUnibody
カラーバリエーション シルバー、スペースグレー シルバー、スペースグレー、ゴールド、ローズゴールド シルバー、スペースグレー
価格 Magic KeyboardとApple Pencilを加えるとMacBook Proに迫ってしまう Intel MacBook 12”と同レベル、
iPad Pro以下
現行MacBook Proと同レベル

さてさて、これがどれくらい当たっているか、いずれにせよ、待ち遠しく、楽しみでなりませんよね。

[2020-08-01] あとでカメラを追記しました。
[2020-08-01] ところで『著名リーカーのxxxがyyyと言っている』という最近よくあるパターンの記事と、独断と偏見で自分の予想を発表しているこの記事は、どちらが興味深く読んでもらえるのでしょうね。
[2020-09-12] 大胆にも予想図を描いてみました
[2020-10-28] 期待しているキーボードはパンタグラフメカニズムではなくてバタフライメカニズムなので修正しました。