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2026-05-22

ミラーレスカメラへの物欲はあるけれど、iPhoneのマニュアルカメラアプリで踏ん張る

最近、ミラーレスカメラが気になっています。センサーサイズやレンズの選択肢、操作系のレビューを眺めては「やっぱり専用機はいいな」と思う時間が増えてきました。物欲としては、かなり分かりやすく立ち上がっている状態です。

ただ、その一方で少し引っかかっていることもあります。これをちゃんと持ち出すのか、という現実的な問題です。

いまは日常のほとんどがiPhoneで完結しています。撮るという行為もその延長線上にあって、ポケットから取り出してすぐ撮れる気軽さにすっかり慣れてしまっています。ここにミラーレスを追加したとき、最初は楽しくても、だんだん持ち出さなくなる未来がなんとなく想像できてしまいます。

とはいえ、iPhoneのカメラに完全に満足しているわけでもありません。特にオートフォーカスは、思った以上に気難しいところがあります。画面をタップしてフォーカス位置を指示しても、近くに別の被写体があると、そちらに引っ張られてしまうことがあります。たとえば、柵越しに奥の被写体を撮ろうとしたとき。ちゃんと奥をタップしているつもりなのに、気づくと手前の柵にピントが吸われています。結果として、撮れた写真は「そっぽ区は取れているけれど、意図とは違う」ものになります。この微妙なズレが積み重なると、少しずつストレスが溜まってきます。

そこで最近は、マニュアル操作ができるカメラアプリを試し始めました(最初は無料の「Lumina」、今は「Mカメラ」に一時払いのアプリ内課金でフル機能をアンロック)。フォーカスや露出を自分で決める、いわば「撮る側に主導権を取り戻す」ための試みです。

まだ手探りで、正直なところ迷いうことも多いです。自分でコントロールできる分だけ判断が増えるので、テンポよく撮れないこともあります。ただ、ピント位置を自分で固定できるだけでも、あの「引っ張られる感じ」からは解放されるのは大きいなと感じています。

一方で、iPhone Proのカメラその自体には素直に感心している部分もあります。5倍の望遠は、物理的に近づけない距離を自然に引き寄せてくれますし、0.5倍の超広角は視野の広さそのものが面白い表現になります。ポケットに入るサイズでここまでできるのか、と感じる場面はやはりあります。

だから余計に悩ましいところ。すでにこれだけのことができるのに、さらに機材を増やす意味はどこにあるのか、と考えてしまいます。

結局のところ、自分が求めているのは画質そのものというよりも、「どう撮るか、何を撮るか、を自分で決めている感覚」なのかもしれません。ミラーレスはそれをしっかり満たしてくれる道具だと思いますが、その分、持ち出すハードルも上がります。

いまはまだ、そのバランスを探っている途中です。iPhoneのマニュアルカメラアプリでどこまで納得できるのかを試しながら、本当に足りないものが何なのかを見極めていきたいと思っています。

そのうえで「やっぱり絶対に欲しい」と思えたら、そのときは迷わずミラーレスを選べばいい。少なくとも今は、そこまで急がなくてもいいと、自分に言い聞かせています。


本投稿のオーガニック度は30%です(タイトルと背景を与えて最初はGeminiで生成させてみましたがソース味のコテコテの文章になったのでボツ。Perplexityでしっくり来たものを採用)。

2024-11-04

わたしのデスクトップ環境にマシンが1台追加

長く面倒な内輪の対応処理にようやく完了の道筋が見え、久しぶりにブログに戻って来ることができました。
めったに出来ない体験ではあったのでお役立ち情報になる部分は改めて整理してお知らせしたいと思いますが、今日は趣味の分野のブログに復帰させてください。

わたしは以前からデスクでは、MacとWindows機をUSB-Cのオスメスケーブルの物理的な差し替えで、切替えて使っています(以前の投稿「わたしのミニマルデスクをご紹介」)。
物理切替えにしているのは、USBの切替え機は周辺機器用のものはいろいろありますが、USB-C DP Altまで対応したものはほとんどないし、あったとしても業務用的な超高価なものだからです。

今回、この切替え運用にもう1台のマシン、iPad Proが加わりました。

というのも、Apple Intelligence 対応の iPad mini の発売を期待して待っていたのですが、ふたを開けてみると chip が A17 Pro で外部ディスプレイはミラーリングのみと、わたしの期待に一歩足りませんでした。
ならばということで、このタイミングで M2 iPad Pro の中古をイイ感じの価格で手に入れました。
なお、後で知ったのですが、Apple SiliconのM1/M2/M4 iPad Proにはメモリサイズが8MBと16MBのものがあり、ストレージ容量の1TB以上を選ぶと16MBになるので、絶対的なパフォーマンス重視の方は間違えないよう注意が必要です(もちろん差額はかなり大きめです)。
わたしのiPad Proの遍歴は、初代 9.7inch 2016、第1世代 11inch 2018と来ていたので、今回のM2第4世代11inch 2022のベースモデル8MB 128GBでもかなりのジャンプアップで、十分に高い満足度です。

物理的なUSB-Cの切替えではありますが、MacとWindows機とiPad Proの3台のマシンに対して、外部ディスプレイとお気に入りのキーボードとトラックパッドそれに有線LANアダプタを、瞬時に同時に切替えて使用できるようになりました。
Bluetooth接続のキーボードやトラックパッドだったり、ディスプレイ側の入力切替えでは、こう簡単にはいかないですよね。
外部ディスプレイがUSB-C対応ではない場合でも、パソコン側が対応していれば、HDMI出力付きのUSB-Cドックを各マシンに差し替えるやり方でも同じように切替えができると思います。

iPadのアプリをパソコンと同じように外部ディスプレイに広く表示できるのは、iPadとしては驚きの革新的な高機能ですし、作業に集中できるすっきりした画面はWindowsにもぜひとも見習ってほしいなと思いました。
わたし自身の経験としても、ここ数年まえから、文章を書くのにWindows機(のごちゃごちゃした画面で集中できず)で煮詰まったときは、続きをiPadでやることでうまく行って助けられたことが実際に何度もあります。

Apple Intelligenceは、OSの言語設定を英語にすれば、もう使えるようになっています。
これって昔々、Mac OS System 4に漢字TalkとかSweetJAMを入れていたころのような感覚を思い出します。
さらに、アプリ毎に表示言語を日本語に設定できるようになっていて、その状態のアプリでも英語の内容に関してはApple Intelligenceが効くので、皆さんもぜひお試しください。
3月に出るであろうiPadOS 18.3/macOS 15.3でのApple Intelligenceの日本語対応がますます楽しみですね。

 

[2024-11-09] MSWordで下書きしたものをそのままwebのBloggerに貼り付けたら、Officeの余分なhtml tagがついていたのを、手で削除しました(いつも困りますね、プレーンテキストコピーがほしい)。

2023-10-15

eSIMの契約は全てオンラインでできるけれど、格安SIMでの注意点:iPhoneはディアルSIMでも1つのみ、また古いAPN設定を確実に消してから新しいAPNを読み込むのがコツ

先日、スマホの格安SIM契約を切り替えたのですが、すこしハマってつまずいてしまったので、記録しておきます。

  • 従来の契約:
    b-mobileおかわりSIM 5段階定額データ専用
    b-mobile(日本通信)は最初期のMVNOです。
    長い歴史の中で何度かプランや料金体系の更新がありました。
    現在は1GBまで500円〜5GBまで1,500円の1GBごと250円の段階料金になっています。
    残念ながらこのプラン自体の新規契約は今はできません。
    こちら、解約せずXREALと連携するAndroidか何か用にキープするかどうか悩み中です(下記をさらに追加したほうが安いのにこれを書いていて気付きましたが)。
  • 新しい契約:
    日本通信SIMの合理的シンプル290プラン
    日本通信は現在、b-mobileと「日本通信SIM」のダブルブランドでMVNOを提供しています。
    こちらのプランは通話とSMSも可能で、通信1GBまで290円、1GBごと220円の段階料金(MAX 100GBまで制限設定可能)、通話は従量制で11円/30秒とこちらもお得な部類で、別途通話定額オプションもあります。
    今回はeSIMを選択しました。

今回、なぜiPhoneのモバイル契約をデータ専用からアップグレードしたかと言いますと、色々なサービスでSMS認証が増えてきて不便になってきたことと、あわよくばLINEの年齢認証も有効に(こちらは調査不足で失敗、LINE年齢認証に対応する格安SIMはかなり限定的なのを後で知りました)したかったからです。

eSIMの契約は、思い立ってから1時間くらいで簡単に完了しました。
モバイル回線利用のための、eSIMの発行や、MNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティのワンストップサービス)が自宅ですぐにできてしまうとは、良い時代になったものです。
本人確認も、マイナンバーカードをアプリから読み込んで、免許書の写真を送ったりの手間なしでスムーズでした(はじめて、マイナンバーカードのありがたみを感じられた瞬間でした)。

しかしながら本来はこの後(大手3社の直接回線契約以外のahamo、povo、LINEMO等も含む格安SIMでは)APN設定が不可欠です。
わたしの場合、従来のb-mobileのAPNだけが設定されている状態に、日本通信SIMのAPN設定されている状態に切り替えないといけないのですが、最初はこのことを忘れていました。
すでにiPhoneのアンテナ表示は2段表示に切り替わっていて、SIMとeSIMの両方が有効になって電波を掴んでいるのですが、どうやっても従来のb-mobileでしかデータ通信ができないと悩んでしまいました。
なお、音声通話は問題なく使える状態です。 

じつに数日後、APN設定が必要なことを思い出し、日本通信SIMのAPNを上書き設定したのですが、こんどはモバイル通信が全くできなくなってしまいました。
iPhoneを再起動しても、何度APN読み込みをやってもダメで、諦めかけた中、ふと、APNを消して何もない状態状態で読み込ませればと思いやってみて、なんとか成功しました。

また、iPhoneではAPN設定は1件しか登録できず(新しいのを読み込むと以前のAPN設定がなくなる、ただし前述のようにきれいに消してから新たに読み込むのが無難)、eSIMを含めSIMが2枚有効になっていても、データ通信では有効活用できない事もわかりました。
ちなみにAndroidではAPN設定は手作業でパラメータを手作業で設定する面倒さはあるのですが、複数個の設定ができるようです。

実は並行して、もう1台のiPhoneを母親用に新規購入して設定したのですが、こちらは、MNPの予約番号発行は電話にて(ガラケーでi-modeすら無効だったので)完了、eSIMの発行は自分のiPhoneのインターネット共有でWi-Fiを有効にしてこちらも完了、APN設定も完了と、自宅で全てスムーズにスッキリ無事に行えました。

まとめ:

  • モバイル回線の契約はすべて自宅でできる。eSIMの発行とMNP移行もすべてオンライン化されている。本人確認もマイナンバーカードを使う方式ならオンラインで瞬時。
  • 格安SIMおよび大手3社の格安サブブランドではデータ通信のためのAPN設定が必要。
  • iPhoneで物理SIMとeSIMの2枚差しにしても、格安SIMの場合はAPNが一つしか設定できないのでデータ通信では片側しか活用できない(音声の2回線化は可能)。AndroidはAPNを複数定義できる。
  • iPhoneでAPN設定を行う場合は、古いものを消してから新しく読み込んだほうがトラブルが少なそう。
  • LINEで年齢認証に対応した格安SIMはかなり限定的(SMS対応か、音声対応かの契約とは関係ない)

 [2023-10-31] スマホを修理してeSIMが消えてしまった場合や、機種変でeSIM転送がうまくいかない場合には、手数料を支払ってeSIMを再発行してもらえる。ただし、機種変の時、あるいは過去に機種変で転送したeSIMのときはEIDに注意、との体験談がTwitterに出ていました(Twtter @Takashi Yamamshitaさん ahamoのeSIMというか、ドコモのeSIMが難しすぎた)。
やってみないと気付かない依存性(SMS認証や、EIDや、修理でeSIMが消える)があって、まだ人類には少し早すぎる、って感じなのかもしれません。

2023-09-29

もう一つの刺客Meta Quest 3が登場したので、Apple Vision Pro、XREAL Air 2と横並びで比較

先日、Apple Vision ProとXREAL Air 2のどちらを選ぶかのための比較一覧を作りましたが、その後Metaから鳴り物入りでQuest 3が発表されました。

Questはヘッドマウントディスプレイ然としているので、わたしはウォッチしていなかったのですが、うわさを聞くにつれ気になりだしてきました。

Meta Quest 3の用途は、製品説明の次の言葉に集約されているのではないでしょうか。

  • 「好き」に火をつける 豊富なアプリで、ゲーム、フィットネス、ストリーミングを楽しめる

直接比較はやはり無理があるのかもしれませんが、全部買う訳にもいかず、なんとか横並びで比較してみたくて、ともかくやってみました。


Apple Vision ProMeta Quest 3XREAL Air 2
表示機能
PC/Mac/Android/iPhone/iPad/ゲーム機の外付けディスプレイとして✕ Macのみ(iPad?) ✕ PC/Macのリモートデスクトップ機能にて〇 HDMI出力はBEAMにて変換
仮想デスクトップ△ 1画面?〇 3画面、5画面(Immersedアプリにて)〇 3画面(NebulaのVirtual Desktopにて)
汎用ビデオ表示〇 USB-C DP-Alt入力、外付けアダプタ+HDMI変換ケーブルで入力(Air Casting)
映画モード〇 visionOSで表示〇 映画配信あり〇 Air Casting、さらにBEAMを使えばSpatial Display機能でサイズの調整が可能
透過型のコンテンツ表示〇 カメラ入力と自然に合成、クラウンで透過度を調整可能〇 カラーパススルー対応〇 物理的な透過型、Air 2 Proは3段階の透過度調整付き、BEAMで視界の隅への縮小表示も可能
センサー
ヘッドトラッキング〇 3DoFまで
ポインティング〇 視線、指〇 専用コントローラ、手ぶり(追加で全身のフルトラッキングも)✕ 従来のポインティングデバイスが必要、AR Spaceではスマホの動きをポインティングデバイスとして利用可能
視線入力〇 visionOSおよび付属アプリでサポート、アプリ開発可能✕ (Meta Quest Proのみ)
ハンドトラッキング、指によるゼスチャ〇 visionOSおよび付属アプリでサポート、アプリ開発可能✕(世代的には古くなるけれどXREAL Lightはハンドトラッキングを機能として持っていてアプリ開発可能)
深度センサー、空間マッピング✕(XREAL Lightは可能)
あつかえるコンテンツ
専用アプリによる3D/VRコンテンツ〇 visionOSで開発〇 エンタメ系VRアプリやVRチャットが豊富〇 SDKで開発、今のところAndroidのみ(PC/Macにも広がって欲しい)
YouTubeの3D/VRコンテンツの表示〇 3D SBS表示モード (side by side、Cardboardモード)での表示が可能(3840x1080ピクセル)、Android用アプリあり
ステレオスピーカー〇 空間オーディオ〇 空間オーディオ
画像入力、視力調整
カメラ機能〇 3D写真や3Dビデオも撮影可能✕(XREAL Lightは可能)
視度調整レンズ△ 高級なツァイスのみ?〇 眼鏡をかけたままでも利用可能〇 おそらく汎用的に作成可能(Air 1では限定ショップの特殊加工が必要)、眼鏡をかけたままでも実質利用可能か
物理面
軽さ△ ゴーグル型、450g程度△ ゴーグル型、515g〇 メガネ型、72g
入手可能時期△ 来年2024年末〇 2023年10月初旬出荷〇 Air 2は2023年10月中旬出荷、Air 1とLightは発売中
価格✕ 約50万円△ 7.5万円から〇 5.5万円

Meta Quest 3は、第3のゲームコンソールと言った感じで、VRチャット(チャットではなくて仮想空間にアバターになってダイブする)等のVR専用アプリを楽しむ、ついでに映画やリモートデスクトップアプリもある、という位置付けでしょうか。
Apple Vision Proは、既存のiOS/iPadOS/macOSに非常に近くて互換性もあるvisionOSなので、スムーズに垣根なく使えるようになっていると思います。
XREAL Air 2は、あくまで持ち運べる外部ディスプレイ(ARグラス)であって、キャッチフレーズからしても「Your screens and your internet experience on your eyes」となってるように、手軽にいつでもどこでも、既存のデバイスの画面をそのまま手ぶらで表示できるところを突き詰めていますね。

その人が中心的にやりたい事に合わせて選べるちょうど良い時代になってきた、ということが整理してみて分かりました。
(一体型VRヘッドセットを選ぶ場合、Quest以外の競合製品がすでにたくさんありますね)

[2023-10-01] 老舗のMeta Quest 3がやはりかなりの注目を集めているようですね。
ユーザが、VRチャットまでできる機能性を選ぶか、ARグラスの軽快性を選ぶか、もっと激しく競り合ってほしいものです。
ARグラスにも対応し、3DoFを生かしたAR/VRアプリやコンテンツもどんどん増えていってほしいものです。
横並び比較は、やってみてとても勉強になりました。

[2023-10-16] XREAL Air 2がいよいよ発売開始されました(直販サイト、それとAmazonヨドバシビックカメラのサイト(こちらそれぞれ現在1%ポイント還元)と実店舗でも)。
赤色モデルは予約段階で人気が高いようで11月17日まで延期されました。
専用アプリが無くて、単に映画を観たい、ゲームコンソールにつなぎたい、仮想デスクトップとして利用、の場合はXREALがかなり良さそうですね。
あとは、自分の使いたい専用アプリがどのプラットフォームで出てくるかがポイントになると思います。
それと最近、XREALさんはLondon Film Festibalの最中に大々的なデモを行ったり(ヨーロッパでも販売開始か?)、とても意味深なツイートをしたり(ファームウェアの新バージョン? Nebulaの新バージョンor Windows版? あるいは6DoFの新機種Light 2? あるいはAndroid以外の開発環境?)、ととても元気がありますね。

2023-09-23

Vision ProとアップデートされたAir 2を無理やり比較してみた

Apple Vision Proはたしかに良いものだけれど、だれもが購入には躊躇してしまう高級さ。
それに比べてXREAL Air 2(10月に出荷開始のAirのアップデート版)はすぐ手に届く手軽さと、軽量さが魅力。 

XREAL Air 2はひとことで言うと、早い・安い・美味いで、サイトの製品説明には出来ることとして次の機能が挙げられています。

  • Air Casting:大画面ディスプレイ
  • Spatial Display:空間の任意の距離・位置に固定したディスプレイ
  • Virtual Desktop:3画面の仮想デスクトップ
  • AR Space:専用アプリによる3Dコンテンツ
  • 追加Beamアダプタ:USB-C DP-Alt機能に制限があるゲーム機との接続、PC/Macとの無線接続、Air 2をバッテリ稼働、Spatial Display機能
  • 追加XREALアダプタ:HDMI入力接続

Apple Vision Proは、最高にゴージャスで、製品説明は以下。

  • 複数のvisionOSアプリを空間上に表示する、空間コンピューティング
  • 映画モード 
  • 空間ビデオ 
  • ペルソナをリアルタイム生成するFaceTimeビデオ会議
  • 近くの人とアイコンタクトできるEyeSight 
  • Macの仮想デスクトップ
  • visionOS専用アプリに加えて、iOS、iPadOSアプリの実行

お互いの製品説明だと直接比較できないですね。
Vision Proの廉価版としてのAir 2で満足できるのかを考えるために、無理があるかもしれないけれど、AR/VR/MR/Spatialビギナー(未満)のワタシですが、横並びでの比較表を作ってみました。


Apple Vision ProXREAL Air 2
PC/MacやAndroidやiPadの外付けディスプレイとして△ Macのみ(iPad?)
仮想デスクトップ△ 1画面?〇 3画面まで、NebulaのVirtual Desktopにて
汎用ビデオ表示✕?〇 USB-C DP-Alt入力、HDMI変換ケーブル、または外付けアダプタでHDMI入力、Air Castingにて
映画モード〇 visionOSで表示〇 Air Casting、さらにBEAMを使えばSpatial Display機能でサイズの調整が可能
透過型のコンテンツ表示〇 カメラ入力と自然に合成、クラウンで透過度を調整可能〇 物理的な透過型、Air 2 Proは3段階の透過度調整付き
ヘッドトラッキング〇 3DoFまで
ポインティング〇 視線、指✕ 従来のポインティングデバイスが必要、AR Spaceではスマホの動きをポインティングデバイスとして利用可能
視線入力〇 visionOSおよび付属アプリでサポート、アプリ開発可能
ハンドトラッキング、指によるゼスチャ〇 visionOSおよび付属アプリでサポート、アプリ開発可能✕(世代的には古くなるけれどXREAL Lightはハンドトラッキングを機能として持っていてアプリ開発可能)
MR、空間マッピング✕(XREAL Lightは可能)
専用アプリによる3Dコンテンツ〇 visionOSで開発〇 SDKで開発、今のところAndroidのみ(PC/Macにも広がって欲しい)
YouTubeの3D/VRコンテンツの表示〇 3D SBS表示モード (side by side、Cardboardモード)での表示が可能(3840×1080ピクセル)、Android用アプリあり
ステレオスピーカー〇 サラウンド
カメラ機能〇 3D写真や3Dビデオも撮影可能✕(XREAL Lightは可能)
視度調整レンズ△ 高級なツァイスのみ?〇 おそらく汎用的に作成可能(Air 1では限定ショップの特殊加工が必要)
軽さ△ ゴーグル型〇 メガネ型
入手可能時期△ 来年2024年末〇 Air 2は2023年10月中旬出荷、Air 1とLightは発売中
価格✕ 約50万円〇 5.5万円

こうして整理すると、なかなかますます悩ましいですね。
3Dコンテンツというか、ARアプリが汎用性・互換性を持って作れるになると良いんですが、まだもう少し時代が進まないといけないですね。
ARアプリ利用よりも、単に汎用ディスプレイとして使用する機会が多い(それだけでも十分面白いし、体験してみる価値はありますね)ならAir 2が潰しが効きそうですね。
空間コンピュータの違いを生かしたアプリがどれだけ出てくるかが、Vision Proの勝負どころでしょうね。

デスクでのOA作業ではさすがにARグラスや空間コンピューティングを常用することはないでしょうが(大画面の外付けディスプレイがあれば十分なので)、デスクを離れて気分を変えての作業や、外出先での作業、寝転んでのSNSのチェック、映画や3Dコンテンツを楽しむのが、活躍の場面になるのだと思います。
VRチャットのような全員がデバイスを持っている前提の使い方も、すぐには一般化は難しいと思います。

[2023-09-24] 空間識別処理(空間マッピング)を比較表に追記しました。

[2023-09-25] YouTube 3D/VRの表示は、SBSモードを使用して簡単にできる事が分かりました。

[2023-09-28] 3画面のVirtual DesktopはNubulaアプリを使用、AR SpaceではAndroidスマホをポインタとして使用可能なことを追記しました。 

[2023-09-29] ちょうどこのタイミングでMeta Quest 3が発表されたので比較表をアップグレードして新たに記事を起こしました。

2023-06-18

キーボード表面がタッチパッドになるMokiboをついに入手 [自キ沼 #32]

前々から気になっていたMokiboをついに入手しました。

まずは実機での感想から。

  • 18mmの狭ピッチなので、標準ピッチと5%の違いとはいえ、意外と慣れるまで苦労しそうです。
  • 静電容量無接点と称するキーの感触は、タクタイル感がはじめにあって、押した後すぐにコツンと底打ちします。1.5mmの極端に短いキーストロークなので好みが分かれるかもしれません。
  • 自動切り替えのキートップタッチパッドは、いい感じで切り替わってくれます。ポインタ移動とスクロールは全くと言っていいほど自然に使えます。旧機種は切り替え用のボタンがあったのですがもう不要になっています。Back/Forwardはスクロールと2本指操作を共有しているため、どう区別して発動させるのかのコツがまだ掴めていません。
  • iPadをポートレート縦置きでも使えるカバー兼スタンドは他になかなかないので、その点でも優れものです。
  • キー数はほぼ過不足ないのですが、Page Up/Downがキートップに刻印がないのでキーコードが出るのかどうか要調査だと思っています。

製品のページはこちら https://jp.mokibo.com/ です。

赤いラインがアクセントの初号機が何年も前に出ていたように思い、製品のリリース履歴を辿ってみました。

わたしが自作キーボードを始めた動機のひとつが、ポインティングデバイスとキーの操作の行き来をできるだけ手を動かさずに行うことだったので、Mokibo Fusionはこれを叶えてしまう一種のいわゆる脅威です。
しばらく使って、またレポートしたいと思います。

この投稿はMokibo FusionキーボードをiPadに接続して書きました。

2023-03-19

ただのUSB-Cハブのつもりだったパッケージが綺麗でびっくりした製品

先日、MacBook AirとiPad Pro用に、USB-C入力、HDMI 4K 60Hz出力付きのHUBを購入したところ、パッケージがApple製品のようにきっちりしていて、びっくりしました。
製品はamazon扱いのこれです。
コンパクトでなかなか良いです。

2022-07-30

自作キーボード沼へ、その4:6x3コンパクトキーボードのキー配置をOLEDで動的に表示できたら

自作キーボードの設計で、あれもこれもと欲張ってキー数を増やしてしまうと、手間も時間も、何よりパーツの費用が余分に必要になります。
無理にキー数を減らしてかえって使いにくくなったら本末転倒なのは当然ですが、かっこよさからもやはり少ないキー数は一つの目指すところだと思います。
カラムスタッガードやオーソリニアで左右の配列を対称にしておけば、基板をリバーシブルにしてさら節約できます(PCBの発注は最低5枚から)。
6x3配列は、ホームポジションを完璧にすっと守って入力できるメリットもあります。
そんな中にあって、foostanさんの6x3+親指3キーのcorne (crkbd) は世界中で使われているもっとも有名な自作キーボードと言って間違いないでしょう。

以下、わたしがcrkbd等の6x3キーボードに踏み切れていない理由です。

  • 標準キーボードでも英字キーはブラインドタッチできますが、記号はどうしてもキー刻印頼ってしまいます(Shift+6 が ^ は記憶があやしい)。標準配列じゃないとなおさら大変そうです。
  • crkbdのようにキー数が少ないと、足りない記号キーは、レイヤを複数使ってキーマップに押し込んでやる必要があります。
  • キートップにシールなどで刻印して、目で見てすぐに探せるようにするのが記憶の負担を下げるのに一番効果的だと考えています。標準キーボードであっても刻印がある方がとっさの時に安心で結局は早く入力できます(意外とキー刻印に頼っていると思います)。
  • しかしながら、自作キーボードではキーマップを日々カスタマイズするのが常です。シールを頻繁に張り替えることもできません。また、既成のキーキャップだと記号などが自分のキーマップに合いません。結局、無刻印キーキャプで記憶に頼って使っているのが現状だと思います。

これはもうなんともならず、自分にはcrkbdにご縁が無いと諦めかけていたのですが、今週、パッとアイデアがひらめきました。
それは何かと言うと、crkbdにも付いているOLED(有機ELディスプレイ)の活用です。
スマホのソフトウェアキーボードは、フリップ入力のテンキースタイルであれ、フルキースタイルであれ、キー数は少ないです。
動的にキー表示を行うことで、ユーザの文字入力を助けくれていて、実際、日常利用に耐えられる形になっています。
これに似たようなことが6x3のような自作キーボードでもできれば、と考えました

  • まず、crkbdのOLEDは縦長なのでキーマップの表示のためには使いにくいのですが、そこは自作キーボードの利点を生かし、PCBまでカスタマイズしてしまえばよくて、OLEDを横長(ランドスケープ)に配置してやることもできるはずです。
  • 6x3のキーマップを、レイヤ毎に切替えて動的に表示してやれば、物理キーボードのキートップに文字を刻印や、ソフトウェアキーボードに、近いメリット、すなわち目で見てどこにどの文字があるかが分かり、たまにしか入力しないうろ覚えの文字でも入力できるようになります。
  • OLEDのピクセル数は32x128です。6x3配列の3行の文字を表示してやろうとすると文字の高さは10pixelになり、これは試してみないと良いか悪いか分かりません。

そこで、10pixelの文字がどんな感じになるか、視認性はどうか、を検証してみたくて、ビットマップ職人の真似事をしてみました。
32x128 pixelのエリアに6x3で文字を配置したのが今回の図です。
行間が1pixelしか取れなくてそのままだと縦方向がゴチャッとしてしまうので、少しずらしてロースタッガードの表示しています。
もしかすると、文字の高さは11 pixelにしたほうが良かったかもしれません。

わたしの手元にOLEDの現物がないので、このアイデアをすぐに実機に表示してみることができなくて残念なのですが、それほど悪くないのではないでしょうか。

今後のチャレンジは、次のような順になると思っています。

  • OLEDの実機で表示具合を試してみる。まずはSU120でやってみる。
  • 定義したキーマップを動的に反映してOLEDに表示する仕組みを考える。VIAの定義を取得したり、ビットマップフォントをOLEDに配置したり、の処理になると思っています。
    これはできなくても、キーマップ定義を変えたらOLEDの表示用ビットマップをお絵描きツールで書き換えればいいんですがね。
  • crkbdのPCBをカスタマイズして、OLEDを横配置にする。

いかがでしょう、crkbdのコンパクトさを活かしつつ、使い勝手をかなり高めるのではと思っています。

この投稿はSparrow62 v2+[Kailh choc Pink+Brown spring] を使って書きました。

 

[2022-08-01] 過去にも(当然ながら) 同じような事を考えて実行している方がいらっしゃいました。
retkekさんが一体型のAtreusキーボードに64x128のOLEDを付けてキーマップを表示しています(ブログ記事 https://www.kmr.me/posts/atreus_oled/、ちなみにこの方はAtreusキーボードを最初に2018年2月に組み立てて、2020年9月にOLEDを取り付けたようです、相当使い込まれていらっしゃいますね)。
(Atreus自体も、すごく歴史がありますね、2020年にKeyboardioが製品化、そこの2014年のブログにはTechnomancyのオリジナルがもう登場しています。
游舎工房と、数字行と小指列を追加して6x4にしたAtreus64がTALP Keyboardで販売されていますね。)

実際に公開されている表示画像を32x128に合うように再編集したのが右の画像です。
OLEDは両手側に付けてそれぞれで表示しないと入りきらないだろうと思っていたのですが、crkbdくらいのキー数であれば、OLED 1枚だけで全キーを一括で表示できそうですね。
これ、良いんじゃないでしょうか。

それと、表示フォントに関して、QMK Firmware内蔵のものでも良いのですが、Arduino向けのライブラリの中でいろいろ提供されています(実際の画像付き一覧 https://github.com/olikraus/u8g2/wiki/fntgrp)。
10pixelとか11pixelのフォントはなかなかないのですが、ざっと見てみたところ UW-ttyp0 の中の、ボールドの t0_11b_tf かレギュラーの t0_11_tf が見やすそうです。

2022-07-19

自作キーボード沼へ、その3:Kailh chocスイッチのスプリング交換

自作キーボード沼の一つ、キースイッチ選び、更にはスイッチカスタマイズに足を踏み入れてしまいました。

わたしの最初の自作メカニカルキーボードSparrow62 v2では、タクタイルが良いと思いKailh choc Brown(茶軸)を選びました。
2番目のプロトタイプキーボードでは、もっと軽く、いっそ3倍軽いものと思い、Pink(ピンク軸)を選びました。

  • 茶軸:タクタイル、押下圧45gf、タクタイル動作圧60gf
  • ピンク軸:リニア、押下圧20gf

茶軸はちょうど良くて満足と思っていましたが、1ヶ月間使っていくうちに、決定的に悪いわけではないけれども、なんとなく重く、指が疲れているのではと思うようになってきました。

そこで新しいキーボードでは別のスイッチをと思い、選んだのが一番軽いピンク軸です。
手に入れて、スイッチ単体では茶軸とそれほど違いがないかもとも思いましたが、実際にキーボードに付けてみると、力を入れずに指を少し下げただけで動作してしまうほどの軽さです。
乗用も不可能ではないですが、押そうと思っていないキーに触れただけで入力されてしまうことがあり、それがゆえに不用意にキーを押し下げないように意識して疲れるような感じが、3日間使ったピンク軸の感覚です。
3倍軽いのは(赤い色ではないですが)やはりやり過ぎで、とてもピーキーな感じです。

どうにかならないかと、一度両方のキースイッチを分解押して内部を見てみることにしました。
Kailh chocのケースの上下を止めている爪はそれほど固くはなく、ピンセットで少し押し広げてやるとすぐに外れました(スプリングがどこかに飛んで行かないように注意は必要)。
発売時期がピンク軸の方が新しいので、茶軸にはあるスタビライザ無しで軸を安定させるガイドの突起があるなど、形状が微妙に違います。
どちらも、軸と接点操作パーツのすれあう溝にはグリスがしてありました(ファクトリ・ルブと言うのでしょうか)。
その中で、スプリングは、明らかに素材の太さが違いますが、サイズ(太さと長さ)は同じように見えました。
これは入れ替えられるんじゃない、と思い、テスト的に1つやってみたところ動作には問題なさそうです。
軽すぎるピンク軸のバネに、茶軸のタクタイルの抵抗感が合わさってちょうど良い塩梅になりそうな予感がしました。

これはやってみるしかないと、手持ちそれぞれ70個のスイッチのスプリングの入れ替えを敢行しました。
入れ替え作業にはおおよそ3時間を費やしました。

改造ピンク軸の方はスムーズな入力感覚でいい感じですが、茶軸の方は改善はされましたがまだ少し軽すぎる感じが残っています。

  • 茶軸+ピンク軸スプリング:タクタイル、押下圧20gf、タクタイル動作圧は感覚的に25gfくらい、ピンク軸スプリングのピーキーさのある程度の軽減に成功しました
  • ピンク軸+茶軸スプリング:リニア、押下圧45gf、おそらく人気のRed Pro軸(35gf)やCrystal Silver軸(40gf)相当でしょうか、しっとりしたいい感じです

茶軸は元々タクタイル感が少なすぎると言われているので、今回のような小手先のやり方ではこれが限界なのかも知れません。
折良く、遊舎工房で新型Kailh choc Sunset Tactileのグループバイをやってます。
この際なので応募してみようかなと思います。

とは言え、しばらくは今回の改造茶軸を使ってみようと思います。
わたしは今のところロープロファイル縛りを設けているので選択肢はこれくらいなのですが、MXスイッチにも手を出してしまうとスイッチとキーキャップが無数にあって恐ろしいですね。

この投稿はLilith proto+「choc茶軸+ピンク軸スプリング」を使って書きました。

2022-07-17

自作キーボードの沼へ、その2:自作第一号Lilith proto - Alice配列、左右分割、薄型、ジョイスティック

下がジョイスティック付き自作プロト1号

作りました、本当の意味での自作(本人が作った)キーボードの第一号です。
前回の投稿の、カラムスタッガードと十分な追加キーを備えた74thさんのSparrow62 v2(ご本人の紹介記事)で、すっかりメカニカル自作キーボードの魅力の虜になりました。
既存のキーボードで満足できればよかったのですが、個々人のクセや好みを満たせない面がどうしても出てきてしfまいます。

そこで、わたしとしてやりたいことを整理して進めることにしました。

Sparrow62から取り入れたい利点:

  • フルキーボードの、矢印キーとFnキーを除くすべての文字をレイヤ切り替えなしで入力できるだけの十分なキー数
    (6x3をSparrow62上でシミュレーションしてみましたが、どうにも頭と指がついていけませんでした)
  • ロープロファイル
  • 左右分割で、気分に合わせたタイピング

追加したかった機能、特性:

  • カラムスタッガードだと、人差し指でCを押す癖にどうしても対応できず(Fのすぐ下をCを置いてしのいでいるほど)、Aの段とZの段が横に0.5uズレた標準キーボードに近い配列を兼ね備えたモノを実現したい
  • 小指が短い方なので、左右端の小指担当キーはカラムスタッガードでももっと下にズラして届きやすくしたい(たとえばRemapの共同作者YoichiroさんのLunakeyのように)
  • この2つをちょうど併せ持つAlice配列が良さそう
  • 左右分割キーボードはMagic Trackpadを中央に置けますが、大きいので、キーボード自体にポインティングデバイスが一体化されているのが理想かも
    ゲーム機(Nintendo Switchなど)のアナログジョイパッドの部品が潤沢に手に入るので繋いで試してみたい

第一号なので、配線やレイアウトが、簡単にカット&トライができるのが重要と考えました。
これにうってつけのキットがe3w2qさんのSU120です。
事前にPowerPointなどでレイアウトを練り、アナログジョイスティック部品(例えばAmazonのこれ)も取り寄せてテストした上で、実際の組み立てに取り掛かりました。
このレベルのものは、いわゆる動作検証用のプロトタイプですね。

組み立ては1日2〜3時間のペースで進めて、3週間ほどかけて、一通り組み上がって使える状態になりました。
写真が現在の姿です。

  • キー数は、左側25+親指5+追加3と、右側30+親指5+マウスボタン2の、合計70キーです。自作キーボードとしては少し多めになってしまいました(たぶんキー数は少なくするのがコツなのかもしれません、部品も手間もかかりました)
  • アナログジョイスティックがいい感じの薄型で、サイズがほぼピッタリ1uなので、収まりが非常に良いです。ブランク基盤の1コマに結束用の針金で縛っているだけですが、意外とグラつきません。0.5㎜ピッチのFPCリボンケーブルから標準ピッチへの変換ボードもテープで張り付けています
  • 左右クリックや、クリック・ホールドしてドラッグ、縦横スクロールにも対応していますが、遠くへ素早く移動したい時のために加速度をつけるチューニングが必要と思っています
自分の取り組みのご紹介としてまずは投稿しました(工夫した点やファームウェアに関しても整理したいと思います)。

この記事はLilith proto(仮称)を使って書きました。

2022-06-26

自作キーボード沼へ、その1: 薄さと絶妙なキー数が使いやすい Sparrow62 (+1) v2

わたしのSparrow62 (+1) v2、
矢印キーは試行錯誤中の状態

先月の書き込みでは、Kinesis Freestyle2というメーカー製の分離型エルゴノミクスキーボードを購入した顛末をご紹介しました。
Freestyle2を使って次のことを学びました。

  • 高さがあってタイプ音がうるさい印象のメカニカルキーボードスイッチを避けることができる
  • やはり分離型キーボードはより体に自然にフィットして、肩や腕に優しい、トラックパッドは真ん中置きが絶対的に良い
  • 厚めのキーボードは後方をチルトしないと奥の方のキーに指が届かない。手首を机に付けるタイピングスタイルでは指に負担がかかって疲れやすくなる
  • WindowsとmacOSのキーカスタマイズツールを使って、ある程度の入力キーの置き換えを行なってみたものの、どうしても限界があり、結局はフルカスタマイズできないと飽き足らなくなる

そして、より良いキーボードを求めてさらに色々と物色し始めました。
自作キーボードであれば、キーのカスタマイズはほぼ無限に自由にできます。

  • 多くのものは通常サイズの背の高いキースイッチ(Cherry MX互換)だけれど,少数だが背の低いLow Profileのキースイッチ(Kailh  choc)を採用あるいは両対応のものあり
  • 分離型のキーボードが自作キーボードの中では多数を占めていて、いい感じ
  • キーボードのキーの数も様々で、数字キーを含んだ6x4と、アルファベットのみの6x3に二分されています。6x3はホームポジションを一切崩さないメリット(ホームポジションの範囲にしかキーがないので崩れようがない)はありますが、Modifierをそれも複数を駆使しないと必要な文字が入力できません。わたしはコンパクトさよりも標準キーボードのようにすぐに全ての文字を入力できる方が好きだと思いました
  • キーの配列は、標準キーボードのように上下に隣り合ったのキーが横にズレているもの(ロースタッガード)と、指を斜めに動かさず前後に曲げ伸ばししてキーを押せるようにしたもの(格子状配列のオーソリニアと、中指・小指等の長さに合わせて縦に多少のずれがあるカラムスタッガード)があります

数ある自作キーボードキットの中で、作者さんが薄さにこだわって、かつ、キー数も過不足ない数を載っけた作品がありました。
それが、74thさん作のSparrow62 (+1) v2です(キーボードのビルドガイドBoothでの販売ページ遊舎工房での販売ページ)。
自作キーボードキットではありますが、初めてでも安心な組み立て済みのものも提供されている点もポイントが高いと感じました。

わたしの自作キーボード第一号(とはいっても作成はしていませんが)としてSparrow62 (+1) v2を約1ヶ月使っての感想、気付きです。

  • 足りないキーがないことは絶対的な正義だと思いました。単純な6x4だと、Escや右端の[や]やBackspaceやDelが収まらないのですが、Sparrow62 (+1) v2は左側にEsc用の追加1個、左右の中央にそれぞれ3個の追加キーが置かれていて、十分な余裕を持たせています
  • とは言っても、カーソルキーとF1〜F12のキーはありません。F1〜F12キーはMod+数字と-=で良いとして、カーソルキーをどこに置くかは迷いました。逆T配列を右下の端に置いたりと色々試してみましたが、右手のホームポジションであるJKLとIに置くのが今は一番しっくりきています(贅沢に右手側SDF Eにも同時に置いたりも便利です)。数字キーも左右に分断されていてとても押しにくいと感じるので、これもホームポジションのUIO JKL M,.を中心に配置する方式で検討中です
  • 親指キーの活用として、右手親指にSpaceキーとEnterキー、左手親指にBakspaceキーを置いています。わたしはSpaceは圧倒的に右手のみで入力していたのと、前方に進むSpaceとEnterを同じ右側に、前に戻るBackspaceを反対側と、右左に分けて置きました。Backspaceは通常のキーと同じくらい入力頻度が高いのも親指ブロックに置いた大きな理由です
  • ファームウェアがKMK Firmwareなので、キーマップはPythonインタープリタのソースコードになっています。これをテキストエディタで書き換えるだけでカスタマイズすることができて、いつでもどこからでもすぐに変更できる気楽さがうれしいです(これに対して多くの自作キーボードが採用しているQMK Firmwareはなにがしかの専用のツールがないとキーマップを変更できません)
  • わたしの場合、Cのキーをどうしても人差し指で押してしまう癖がついていることに気付きました。中指への矯正をやってみようとはしましたが、できそうにありません。ここは入力の気持ち良さを優先して、左手最下段は一文字右にずらして配置しています。押し出されてしまうBのキーは中央の追加キーのおかげで居場所が確保できました。左端、Aの下はShiftキーを置けたのでこの配置は一石二鳥です
  • こだわりのロープロファイルなので、ベタ置きでも、ダイソーのゴム製ノートPCスタンドを少し削って傾斜させても、どちらでも快適です

まだまだ、わたしのキーボード探求は続きそうです。
なお、本記事はSparrow62 (+1) v2を使って作成しました。

2022-05-13

あこがれのエルゴノミックキーボードに触れてみる – Kinesis Freestyle2を手に入れた

Kinesys Freesytle2を導入したわたしのデスクトップ
下図に比べて横幅が節約できています
高さ調整のために一時的にiPhoneを敷いているのはご愛敬
MX Keysでのわたしのデスクトップ
右側は遠いのでトラックパッドは左側

以前、わたしの自宅のデスクでは、フルキーボードのMX Keysと左手置きのMagic Trackpadを使用しているとご紹介しました
左手トラックパッドは十分に慣れたし、上品なキータッチは捨てがたいのですが、MacBookのキーボード+トラックパッド一体型をたまに使って比べてしまうと、まだどうも満足感が低いというか、どことなく操作性に違和感(文字入力とポインタ操作を行き来するのに手の移動が大きいとか)を感じています。
そのむかし、Apple Adjustable keyboard (Mac­Tech­nology Lab.さんの記事) を見た時からエルゴノミックキーボードにはずっと興味があって、いつかチャンスがあれば欲しいと思っていました。

わたしがエルゴノミックキーボードに期待したいことは、

  • 手首が自然な形のまま楽な状態でキー入力できること
  • 通常のキーボードとキー配置の違いが少ないこと
  • なおかつ、出来るだけデスク上の場所を占有しないこと

の3点です。

テンキーレスで横幅が短いLenovo GoのWireless Split Keyboardを去年の夏の発表からじつはずっと待っていたのですが、発売開始される気配が一向にありません。

いろいろ調べていくうちに、一体型のエルゴノミックキーボードよりもずっとコンパクトに収まる「分離型」のキーボードを意識するようになってきました。
でも、メカニカルキーボードには、キータッチ音が大きいことと、全体の分厚さにどうしても違和感がある印象から、候補外にしていました。

そんな中で、唯一、メンブレン方式のキースイッチ(ラップトップが一般的になる以前、デスクトップのキーボードでは主流のキースイッチの方式)を使ったKinesisのFreestyle2が目に入りました。
やってみなけりゃわからない、の精神で、今回実際に手に取ってみることにしました。
入手から半月ほど経った感想です。

  • なつかしいメンブレンのキータッチ。キータッチ音は一般的なメカニカルキーボードに比べると静かなようです
  • 左右分離型なので両手を肩幅に広げた状態で使用できます。通常のキーボードの手の構えはやはり指や手首や肩に負担をかけていることに気付かされます
  • トラックパッドを左右のブロックの間に挟んでおくことができます。こうすると、ホームポジションからあまり移動せずにトラックパッドを操作することができます。親指の付け根での誤タップすることもなくて、ひょっとするとラップトップよりも良い配置なのかもしれません。iPhoneくらいの厚みのスペーサーを下に敷くことでトラックパッドの操作面がキーボードと同じ高さに揃えることができるので更に上下の手の移動距離が少なくなります
  • 薄型キーボードに比べるとキーの高さがどうしてもあります。パームレストを使うのも手ですが、わたしは奥側にラップトップ放熱スタンド(ダイソーの半球状のもの、ダイソーのショップページ参照)をはさんで傾斜させることにしました。こうすることで手首の位置を動かさずに奥側のキーにも指が楽に届くようになりました
  • 汎用のキーボードとしてとても珍しいと思うのですが、左側にCut/Copy/Paste、Browser Back/Forward等の専用キーのブロックが付いてきます。これはかつて、パーソナルコンピュータ登場以前のDTP専用機であるXerox Star(Jobsが見学してMacのアイデアの元になったXerox Altoの直系の商用マシン、晴歩雨描さんの記事)にこれらの専用キーブロックが付いていたのと同じで、とても感慨深いです。中でも特にBrowser Back/Fowardが手軽で重宝しています
  • Kinesis Freestyle2にはWindows PC版Mac版があるのですが後者を選びました。Windows PCとMacの両方でF1~F12と左側の専用キーをフルに使用したかったからです。Mac版の専用キーは例えばCopyはWin+Cのキーコードを出すのでWindowsではこれをPower ToysのKeyboard ManagerでCtrl+Cに置き換えて使います(Win+Cは使わないのでこれでOK、逆にWin版でCtrl+Cの置き換えだとMacのターミナルで支障が出る)。Windows 10ではWin+Cはコルタナ呼び出しなのですが、ログイン後3回ほどCopyキーを空打ちしてコルタナをキャンセルするとそれ以降はCtrl+Cが効くようになるという、ちょっと変なコツで回避することができました

以下、マニュアル等に書いていないFreestyle2の注意点です。

  • このキーボードでは、Fnキーが、他のキーと同時押しで機能するシフトではなくて、Fnモード(青色刻印)をON/OFFするトグルになっています。その上なぜかFnモードでは左の専用キーブロックのキーがすべてShiftのキーコードしか出さないというちょっと癖のある仕様になっています。このために左ブロックとIMEでよく使う上段のFxキーが両立出来なくてFnモードを意識して使う必要があります。仕方ないので上段のFxキーのメディアコントロールを逆にFxキーに置き換えてしのいでいます(Power Toysで例えばVolUpをF10に置き換え、VolUp自体はAlt+F10に、なぜかRev/F5、Play/F6、Fwd/F7の3つのFxキーの置き換えは出来ず)。
  • 右上端のDelの隣キーがSleep/Wakeで、うっかり押すとWindows PCもMacもスリープしてしまい、作業中断させられます。うっかり押してしまわないように気を遣います
  • メンブレンのキータッチは私にとっては懐かしい面もあるのですが、現代的な薄型キーに慣れた体からすると、キーストロークが深すぎますね
  • Freestyel2はMac版のみUSBポートがボーナスで付いてきます。ただしMagic Trackpadを接続しても電力不足の警告が出てで動かず、ケーブルの削減には貢献できませんでした

こうして、わたしも、とうとう「キーボード沼」への一歩を踏み出してしまったかもしれません。

2021-12-30

わたしのミニマルデスクをご紹介

このブログの2021年の最後を飾る記事として、私のミニマルデスクを紹介したいと思います。

ケーブル嫌いの Go Andoさんの『デスクをすっきりさせるマガジン』や、もっちゃんさんの『デスクスッキリ・作業環境を作るnoteマガジン』に触発され、また例にもれずわたしもテレワークの継続が決まったので、今年は私もデスクスペースをセットアップしました。 

コンセプトは、

  • シンプルに、目に触れるモノを出来るだけなくす
  • 過剰にこだわらず、リーゾナブルに(手段が目的にすり替わらないように)
  • Windows PCとMacをなんとか両立

の3つです。

まずは写真をご覧ください。

わたしがこだわって取り入れたモノやコトをつらつら挙げてみます。

  • デスクは白い100 x 70cm(サンワサプライ)。床掃除の邪魔にならないシンプルな直立足のものを選びました。奥行70cmは少し贅沢ですが、元はラップトップのディスプレイを平らに広げたい状態で外部ディスプレイを使用するのに十分なサイズを基準として決めました。写真ではサイズ感がちょっとわかりにくいかもしれません。
    [アイテム情報:サンワサプライ 100-DESK077W]
  • ディスプレイは大きめのものを1枚だけ。ながら作業を避けるためこうしました。少し大きめ32インチ、4K、 USB C対応ディスプレイ。LG 32UL750-W、2019年に購入したものです。このサイズだと、作業時は没入でき、映画やビデオは椅子を少し後ろに下げて観ています。
    [LG 32UL750-W]
  • ラップトップの縦置きスタンドでデスクスペースの占有面積を最小限に。ラップトップは仕事用の14インチWindows PCとパーソナル用の13インチM1 MacBook Airの2台を立てています。このスタンドはまだ前後にもデバイスを立てかけられる余裕があります。
    [VAYDEER ノートパソコンスタンド 2台収納 アルミ合金]
  • 一組のキーボードとトラックパッドを差し替え切替で使用。どちらも最高にお気に入りのApple Magic Trackpadと、Logicool MX Keys (for Mac/US配列) をデスク上に1セットのみ置いて、WinとMacで切り替えて使っています。Magic TrackpadはWindowsに接続するため、かつ切替使用のためにUSB接続しています。
    両方同時に使いたいときにはMacからリモートデスクトップでWinを表示しています。ちょうどいい具合にRetina表示されます(10%くらい縮小される)。
    [Apple Magic Trackpad スペースグレーモデルは現在販売終了]
    [Logicool MX Keys for Mac/US]
  • USB Cケーブル1本でDKMを物理切替(昔Mac miniが出た時にBYODに先駆けてJobsがBYODKM (bring your own display, keyboard and mouse) と言っていましたね)。ディスプレイをUSB C接続し、キーボード(のレシーバ)とトラックパッドをディスプレイのUSB Hubポートに接続することで1本の物理差し替えでの切替を行っています。USB Cケーブルを差し替えるワンアクションだけで切替完了します(ディスプレイやキーボードでの入力切替のための操作は一切必要ないです)。
    従来からUSBやVGAの切替機はありますが、DisplayPort Alt Modeも含めてUSB C対応のものはまだです。
    キーボードとマウスはBluetoothでの接続も考えたのですが、BluetoothレシーバをUSB切替機の先に接続する方式だと、USBを認識した後にBluetoothを認識する2ステップになってしまうためとても時間がかかるらしく不採用としました(Magic Trackpadがマルチペアリング対応だったら考えが変わっていたかも)。なので入力デバイスはBluetooth接続のみのものは私のこの環境ではダメで、Magic TrackpadとMX Keysはこの点をクリアしています。
    この方式ではMacBookは必然的にクラムシェルモードでの利用になり、スリープ解除はMagic Trackpadから行います(不思議なことにMacとの間はBluetoothモードなのでスリープ解除できます、スリープ解除の後にしかUSBが起動しないのでこの順番は重要)。
    切替機の代わりではないですが、USB Cはパソコンに直挿しせず、ポートの劣化対策も兼ねてUSB C 3.2対応の短い延長ケーブルの先で抜き差しするようにしています。
    ところで、ケーブル類は無にこだわらず必要最小限で多少は露出していた方がザクの動力パイプっぽくて良くないですか? どちらに接続しているかが一目でわかるメリットもあります。
    [Basesailor USB 3.2延長ケーブル0.2m 2本組]
  • ヘッドホンの切替も3.5mmオーディオケーブルの物理差し替え方式。
    [RIKISOIN 4極イヤホン延長ケーブル1.2m]
  • トラックパッドは左置き。キーボードがフルキーボードのため右側にトラックパッドを置くと遠すぎます。それに前々から、キーボード操作はEnterやカーソル操作がある分、右手の負荷が高くて、右肩の方が凝りやすい感覚がありました。トラックパッドやマウスを左手操作にすれば左右の負荷が均等化されて良いのがこの環境での発見です。ひとによりけりとは思いますが、左手でのトラックパッド操作は1~2週間で慣れました。なお、コンパクトキーボードは、カーソルキーが小さい(これも右肩が凝る一因)のと、Page-Up/Dwnキー(ブラウザや読み物でよく使う)が無いものが多いので、あえてフルサイズのMX Keysにしています。
    Magic TrackpadとWindows PCはディスプレイのUSB HUB経由のUSB接続ですが、ケーブルがデスク上に出来るだけ露出しないようにL字のケーブルを選びました。
    Magic TrackpadをWindowsで使用する際のデバイスドライバはgithubに公開されている mac-precision-touchpad を使用しています。
    [UGREEN Lightning USBケーブル L字 2m]
  • 小物の収納はデスクの左側。お財布やスマホや外付けHDD/SSDなどこまごましがちなものは、視界に入らない左側に、百均のメッシュかごをマグネットフックで張り付けて収納しています。動力パイプもメッシュかごにマジックテープで止めてケーブルマネージメントしています。最初はデスク面の裏面に隠すのが良いと思っていろいろ考えていたのですが、椅子の肘置きや膝がぶつからないようにしようとすると結局制約が多くて、デスクの横の方が良いという事に落ち着きました。
    [Tohoer マグネットフック 水平耐荷重3kg] [アイリスオーヤマ メッシュパネル] [メッシュパネル バスケット] [メタルラック バスケット] (いずれも私の場合は近所のダイソーとキャンドゥで調達)
  • 会社ケイタイや書類や外付けHDD/SSDやマグカップなどは、必要な時にはデスクの上に置いて作業しますが、出来るだけ速やかに片付けて何も無いクリーンな状態を維持するようにしています。
    [ケンタッキー 冬のマグ 2021 期間限定ww]

このブログは歴史的理由からnoteではないので冒頭で紹介したマガジンへの参加はかなわないとは思いますが、いかがでしょう、クリエイティブにはすっきりした環境が必要、ですよねきっと。
お買い物リストはのちのちで追記していきたいと思います。

[2022-01-06] 使用しているそれぞれのアイテムについて、amazonのお買い物リンクを追記しました。

2021-05-21

憧れのBang & Olufsenのサウンド、Beoplay A2をやっと手に入れた、と思ったのも束の間、新製品Beosound Exploreがちょうど発売

こちらがBeoplay A2
新発売のBeosound Explorer
高さがA2の短辺とほぼ同じ、
Beosound A1よりかなり小柄、
シルエットのサイズは
Beoplay P2に近いかも

書斎用に、中古ですが、かのBoeplay A2を手に入れました。
これが私にとっての初B&Oです。
Beoplay A2はBang & Olufsen社の歴史上、初のポータブルスピーカーで、販売台数を最もあげた製品とのことです。
Beoplay A2の初代モデルの発売は2014年です(AV Watchの記事)。
寸法から事前にiPad Pro 11インチと同じくらいかと予習していたのですが、実際に手に取ってみると厚みがあって結構なサイズです。
とはいえ、比較的大きな7.6cmのバススピーカー2個、1.9cmのツイーター2個、それにパッシブラジエータが収まっていることを考えると、むしろ小さくまとまっていると思います。
M1 MacBook AirにBeoplay Software Updaterアプリを入れて、mini USB to USB AケーブルとUSB A/C変換アダプタで接続し、ファームウェアを8.xから9.3.4にアップデートして、無事にiPad/iPhoneのBang & Olufsenアプリでイコライザ設定ができるようになりました。

※1:Beoplay A2の前面カバーの中にメンテナンスポートがあるのですが、microではなくてマイナーなmini USBなので注意が必要です。古いケーブルのを引っ張り出してきました。
※2:スマホ用のアプリでもファームウェアアップデートできるようですが、スマホ側をホストモードで接続するUSBケーブルが難しい(iPad/iPhoneだとカメラアダプタ)のと、Bluetooth経由のアップデートは怖いし、そもそもファームウェアが古くてアプリから認識されなかったので、素直にパソコンでアップデートすることにしました。
※3:iPad/iPhone用にはB&O AR Experienceという仮想お試しアプリもあるので、購入前に自分の部屋にBang & Olufsenのスピーカー、ヘッドホン、テレビを置いてみることができます。ただしBeoplay A2は旧機種なのでARには入っていませんでした。

サウンドは素人の耳にもパソコンの内蔵スピーカとは全然違うことがわかります。
音量を下げてもバランスが崩れません。
最新のM1 iMacと勝負させてみたい気分です。

と、感慨に耽っていたところ、今日ちょうどBang & Olufsenから、ポータブルスピーカーの新製品が発表されました(リリース情報(英語)製品ページ(早速日本語あり))。
新製品Beosound Exploreは4.6cmスピーカー2個(ステレオかどうかは期待薄、Beoplay P6でもステレオという情報がないので)、IP67防塵防水の円筒型ボディー、US$199で、USオンライインストアでは今日、日本では5月24日から発売です。
私が探していたのとはちょっと違うので、なんとかギリギリセーフです。

なお、今後のB&Oの製品名は、Beosoundがスピーカー、Beoplayはヘッドフォンになるように思います。

[2021-06-05] 新製品はBeosound Explorer (エクスプローラー) ではなくてExplore (エクスプロア) ですね、訂正しました。

2021-05-02

私のMacBook AirのUS配列のキーボードをカスタマイズして、左端の一番の特等席をCtrlに

カスタマイズ後の私のM1 MacBook Airのキーボード

MacBook Air/ProのUS配列キーボードや、外付けコンパクトキーボード(テンキー無しキーボード)でどうしてもしっくり来ないのが、左下端のfnキーです。
この位置は、手探りでも間違いなく確実に押せるいちばんの特等席なのに、通常のタイピングでは全く使わないfnキーが置かれています。
ターミナルでのコマンド操作や、リモートデスクトップでのWindowsへの接続ではCtrlキーをよく使います。
この場所はWindows機でよくあるようにCtrlキーになっているべきです。
JIS配列(日本語配列)のキーボードの場合、Ctrlキーは文字Aの左(US配列でのCaps Lockの位置)にあってとても優遇されているのに比べると、ひどいものです。

MacBook Air(とMacBook Pro、それにテンキー無しの現行のMagic Keyboard)をよく見ると、都合の良いことに、fnキーとCtrlキーのサイズが同じなので、入れ替えられそうに見えます。
キーの手前の左右の角に精密ドライバを差し込んで、注意深く持ち上げてやると、パチンと爪が外れ、そのまま手前にずらすとキートップを取り外せます。
この要領で、MacBook AirのfnキーとCtrlキーを入れ替えたのが右の写真です(ちなみにMicrosoft Lensアプリで写真を長方形に綺麗に補正しました)。

最初はどことなく違和感を感じますが(どうでしょう、あなたは違いに気づきましたか?)、目はすぐに慣れますし、なによりCtrlキーの押しやすさに雲泥の差が出ます。

物理的にキートップを入れ替えただけではもちろん動作は変わりません。
キーカスタマイズアプリの定番、Karabiner Elementsを使って、キーを押した時に入力されるキーコードを入れ替えてやる必要があります。

【fnとCtrlを入れ替え】
設定は簡単で、2番目の画面のように、[Simple modifications] タブで、fnをleft_controlにお互いに入れ替えるだけです。
[Target device] のところは、規定値の [For all devices] でも良いのですが、他の外付けキーボードを接続した時のことも考えて、私は [Apple Internal Keyboard / Trackpad (Apple Inc.)] を指定しました(本体のキーボード以外ではこの入れ替えを実行しない)。

物理的なキートップの入れ替えまでやらないにしても、Karabiner ElementsのfnとCtrlの入れ替え設定は、Ctrlキーを多用するUS配列の方には是非とも試してみていただきたい設定です。


以下、長くなりますが、私がKarabiner Elementsで設定しているあと3つの便利な設定を紹介したいと思います。
いずれも [Complex modifications] で設定するものです。

【Ctrl+DeleteをDelに】
WindowsではBackspaceキーで左の一文字が削除、Delキーで右の一文字が削除されるので、カーソル位置の文字を消したい時に一発で行えてとても便利です(カーソルを消したい文字の右側に移動してから削除とやらなくて良い)。
もしかすると、それほど知られていないかもしれませんが、Macでは、fn+DeleteでWindowsのDelのように右側の一文字削除を行えます。
今回fnとCtrlを入れ替えたがために、fn+Deleteが押しにくくなってしまいました。
これをカバーするために、Ctrl+DeleteでもDelが実行されるようにしたいと思います。

この設定は Karabiner Elements にテンプレートとして用意されています。
[Complex modifications] の [Add rules] ボタンを押した後、
[Import more rules from the Internet (open a web browser)] を押し、
開いたブラウザの中で "backspace" を文字列検索し、見つかった [Map Ctrl+Backspace-Delete to Fn+Backward-Delete (suppr current character)] を
[Import] します。
すると一覧に [Map Ctrl+Backspace-Delete to Fn+Backward-Delete (suppr current character)] が表示されるので [Enable] します。

【Caps Lockキーで日本語英語入力切り替え、ただしリモートデスクトップでは何もしない】
US配列キーボードで日本語を入力するには、メニューで [あ] を選んでも良いのですが、M1 Macではfnキーに地球儀マークがありこのキーで切り替えることができます。
さらにキーボード環境設定の [入力ソース] タブの [Cpas LockキーでABC入力モードと切り替える] にチェックを入れると、Caps Lockキーを日本語英語切り替えに設定できます。
このCaps Lock設定を行うと、リモートデスクトップで接続先のOSに対して本来のCaps Lockキーが送信されなくなってしまい、とても不便です(WindowsでもCaps Lockキーを日本語英語切り替えに設定している場合には動作しなくなる)。
Karabiner Elementsを使うと、この悩みを解消することができます。

Karabiner Elementsの [Complex modifications] では、対象アプリを絞ったり、除外したりしてキー割り当てのカスタマイズを行うことができます。
テンプレートとして用意されていない設定は、設定ファイルを作成することで対応します。
フォルダ /Users/your_user_name/.config/karabiner/assets/complex_modifications に以下の内容のJSONテキストファイルを作成します。

{
  "title": "For Japanese",
  "rules": [
    {
      "description": "Caps_lock to Toggle ja/en unless RDC",
      "manipulators": [
        {
          "type": "basic",
          "conditions": [
            {
              "type": "frontmost_application_unless",
              "bundle_identifiers": [
                "^com\\.microsoft\\.rdc\\.macos$"
              ]
            },
            {
              "type": "input_source_if",
              "input_sources": [
                {
                  "language": "ja"
                }
              ]
            }
          ],
          "from": {
            "key_code": "caps_lock",
            "modifiers": {
              "optional": [
                "any"
              ]
            }
          },
          "to": [
            {
              "key_code": "japanese_eisuu"
            }
          ]
        },
        {
          "type": "basic",
          "conditions": [
            {
              "type": "frontmost_application_unless",
              "bundle_identifiers": [
                "^com\\.microsoft\\.rdc\\.macos$"
              ]
            },
            {
              "type": "input_source_if",
              "input_sources": [
                {
                  "language": "en"
                }
              ]
            }
          ],
          "from": {
            "key_code": "caps_lock",
            "modifiers": {
              "optional": [
                "any"
              ]
            }
          },
          "to": [
            {
              "key_code": "japanese_kana"
            }
          ]
        }
      ]
    }
  ]
}

このJSONファイルを作成したのち、[complex modifications] の [Add rule] ボタンを押すと、一覧に [Caps_lock to Toggle ja/en unless RDC] が表示されるので、[Enable] します。

【リモートデスクトップの中では右CommandキーをApplicationキー(ポップアップメニュー表示)に】
Windows機でスペースバーの右の方にあるポップアップメニューのキー(正式にはApplicationキーと言う)は、わざわざマウスに持ち替えて右ボタンを押すのを省けてとても便利です。
Macのキーボードにはこのキーがないので右のCommandキーで代用したいと思います、ただしリモートデスクトップを使っている時だけ。

一つ前の設定と同様に、フォルダ /Users/your_user_name/.config/karabiner/assets/complex_modifications に以下の内容のJSONテキストファイルを作成します。

{
  "title": "Windows context menu",
  "rules": [
    {
      "description": "RDC right_command to context_menu",
      "manipulators": [
        {
          "type": "basic",
          "conditions": [
            {
              "type": "frontmost_application_if",
              "bundle_identifiers": [
                "^com\\.microsoft\\.rdc\\.macos$"
              ]
            }
          ],
          "from": {
            "key_code": "right_command"
          },
          "to": [
            {
              "key_code": "f10",
              "modifiers": [
                "shift"
              ]
            }
          ]
        }
      ]
    }
  ]
}

このJSONファイルを作成したのち、[Complex modifications] の [Add rule] ボタンを押すと、一覧に [RDC right_command to context_menu] が表示されるので、[Enable] します。

2021-04-26

MacBook Airのキーボードをカスタマイズしたいけれども、macOS Big Sur 11.3待ち

Apple SiliconがM1のままiMacが来たのには意表をつかれました。
でも、よくよく考えると、筐体の新デザインと、新しいCPUは、片方ずつ出せば良いので、至極順当だったのだと思います。
薄くフラットになったのも、ロジックボードの小型化の結果として、うまくできていると思います。
空間オーディオを入れてきたのはiMacの個性付けとして良いですね。
おそらく一番のポイントは、シルバー+6色のレインボーカラーですね。
それと、ベゼルが白くなったのも度肝を抜かれました。

その中で、パステルカラーのキーボード(とうとうTouchID付き)とトラックパッドはとても欲しくなりました。
色違いでのコーディネートも良いと思います。

さて、最近はM1 MacBook Airを触っている時間が長くなって、社用のWindows機と行き来することが多くなりました。
そうしていると、Ctrlキーの位置の違いをものすごく煩わしく感じます。
Windowsでのキー配置を手が覚えていて、MacでCtrlキーを押そうとするたびに集中力が切れてしまいます。
特にCtrlキーを頻繁に使う、Terminalでのshell操作や、たまに使うMS Remote Desktop ConnectionでのWindowsへの接続の時に辛いです(RDCもM1対応してレスポンスが良くなったような気がするので、Macの気持ちいいMagic Trackpadの下で常用したい)。

macOSの標準機能ではfnキーの配置を変更してCtrlキーと入れ替えることができないので(申し遅れましたがわたしはUSキーボード派です、日本語キーボードの場合は標準機能で左下隅のCapsLockをCtrlに設定できますよね)、このブログでも何度か登場しているKarabinerのお世話になる場面です。
ところがKarabinerのサイトによると、現バージョンのBig Sur 11.2には問題があるので11.3まで待て、と書いてあります。
11.3はすでにRCまで進んでいるので、来週、新しいiMacに合わせて正式版が出てくるのでしょう。
もう少しの辛抱です。
併せて、新しいキーボード・トラックパッドも単体発売が始まって欲しいですね。

ところで、新しいキーボードの配置を見ていると、カーソルキーを逆Tにしなかったのが不思議です(角のキーを丸いデザインにしたたためですね、iPad Pro用は逆Tになっています)。
さらにCtrlとfnのキートップの入れ替え改造もできないですね。
日本語版は相変わらず配置がおかしいですね(個人の意見です)。
テンキー付きだとCtrlキーが都合よく端っこ(fnキーは特殊キーのブロック)なのと、Backspace、PgUP/Dwn、Home/Endが独立しているので、もしかすると、ものすごく使いやすそうです。
トラックパッドを左側に置けば、右手(カーソル移動)と左手(ポインタ移動)の使用頻度が平均化して良いかも知れないなと思いました。
机の上を整理整頓してテンキー付きを考えてみようかな(マルチペアリングができればもっと良いのに、なら他社エルゴノミックキーボード+超安定のMagic Trackpadの組み合わせも検討の余地あり(Magic Trackpadはマルチペアリングできないので統一できない)、いやいや新しい "Colorful" Magic KeyboardのTouchIDは捨てがたいですね)。

2021-04-24

ホームシアターを念願の5.1chにアップグレードしてワクワク、ところでサラウンド番組の検索方法は

長い付き合いの
ホームシアターセットを
今回最終形態の5.1chに
ずっと前、2007年に投稿しましたように、我が家には一応ホームシアター対応のシステムがあるのです。
最初は2.1ch、付属スピーカーに物足りなくなって、すぐにセンタースピーカーを追加して3.1chにしたのですが、そのままで今に至っていました。
このたび、やっとのことで一念発起、少し良いフロント用スピーカー2本を買い足し、もともと付属していたスピーカーはのべ15mのスピーカーケーブルでリヤ用に回し、積年の憧れの5.1chが実現できました。
リヤスピーカーは石膏ボードフックで部屋の隅の50cmくらいの高さにぶら下げました。

結果、システム構成は、

  • アンプ内蔵サブウーファー:ONKYO GWX-2.1(HTX-11(まだホームページがありました)やDHT-9と同型機)、サブウーファー16cm、光デジタル入力x3、LINE入力x2、出力17Wx5+35W、6オーム、ドリビーデジタル/DTS/ドルビープロロジックII/AAC対応、ここからスタート
  • フロントスピーカー:D-012EXT、10cm+3cm、今回 極小スピーカーから脱却
  • センタースピーカー:D-057C、8cmx2+2cm、プラスチックはさすがにイヤで最初に追加
  • リヤスピーカー:GXW-2.1ST(セット付属品、D-11Mと同型機)、8cm+2cm、プラスチックキャビネット、ここからスタート

となりました。

センター、フロントと、順に買い足したスピーカーはワンランクずつ良いものにしているので、付属のプラスチックスピーカーに比べて、不満の出ようがありません。
これぞ、まさにスモールスタートです。
5.1chまで拡張できるセットを最初に選んでおいてよかったです。
なお、後継機や、現行機はデジタル入力はHDMIが主流になっていますが、音声信号と映像信号が一体なので4KとかHDR対応との依存性あってかえって悩ましいですよね。
音声信号も、最新はDolby Atmos(左右前後の平面だけではなくて上下から立体的に)ですが、それは未来のアップブレードの時のお楽しみ。
ランクの違うスピーカーのバランスが多少心配でしたが、テストトーンで調整すれば、同一シリーズで揃えていなくても問題ありませんでした(メーカーとオーム数は注意深く揃えました)。

テレビのレコーダーとMac miniはもともと光出力ができますし、MacBook AirとiPad Pro用には光出力付きのUSB DACを用意しました。
AirMac ExpressもAirPlayで光出力ができたのですが、今はもう動きません。
YouTubeのサラウンドデモビデオで、きっちりと5.1chサラウンドが体感できました。

テレビの地デジ放送では5.1chサラウンドの番組は、N響か、読響か、たまにある大自然番組か、野球くらいです。
オリパラは4K8Kで放送されると思いますが、地デジでの音声がサラウンドかどうか気になりますね(日々の野球がサラウンドなんだから、ぜひお願いします)。
衛星放送なら、映画等たくさんの番組が5.1chサラウンド放送されているので、これはもしかしてこの機会に契約しちゃうべきなのかもしれません(でもそんなに多チャンネルを見る時間がない)。
ネット配信では、最新のこだわりの映画やドラマはサラウンドになっていますね。

【サラウンド番組の検索方法】
さて、5.1chサラウンドの番組がいつやっているかですが、Yahoo! TVのテレビ番組検索では検索できないようです。
Gガイドテレビ王国では [ss] で検索(ステレオサラウンドの意味)すればよさそうです(サラウンド番組の地デジ検索リンクはこうなります)。

レコーダーでは、我が家のは少し古い日立マクセルのiVDR(Wooのカセット方式)ですが、検索キーワードで「[ss] マーク」を入力するとサラウンド番組が一覧できます(ssや5.1やサラウンドの文字では検索できない)。
[ss] マークの入力方法が最初は分からなかったのですが、色々いじってやっと見つけました。
その方法はと言うと、
[さがす] 機能で [キーワード] の入力画面に入った状態で、
青ボタンで文字種を [記号] にして、
赤ボタンで [数字キー入力] を [ソフトキーボード入力] に切り替えた後、
画面の上矢印の △ ボタンを押すと、外字一覧(新番組の [新] や二か国語の [二] など)になるので、
その中から [ss] を選びます。
各社のレコーダーのサラウンド番組の探し方は、それぞれのやり方があると思いますので、ぜひ見つけてみてください。
早速、わたしの自動録画のキーワードに [ss] マークを追加しました。

[2021-04-25] 実は持っている USB DACが2chしか対応していなくて(CM6642チップ、ハイレゾだけど2chだけ)、YouTubeでのテストは気のせい(バーチャルサラウンド?)だったようで、継続調査します。


2020-09-28

iPhoneやiPadでBluetoothヘッドフォンやUSB-C経由ヘッドフォンの最低音量が大きすぎる時は、サウンドの「大きな音を抑える」で調整できる

iPhoneでの「大きな音を抑える」設定
iPadでの「大きな音を抑える」設定
BluetoothヘッドフォンやUSB-Cアダプタ経由でヘッドフォンを使用する場合に、最低音量が大きすぎて使用に耐えないというケースがamazonのレビュー等で良く聞かれます。
互換性の問題としてそのヘッドフォンやアダプタの使用をあきらめてしまう、あるいは追加でアナログのボリュームを挟むで使うのは、エンジニアとしてはあまりにも残念です。

次の方法で、大きすぎる最低音量を調節することができます。

  1. iPhoneまたはiPadの設定アプリを開く
  2. メニューの大きな2つ目のグループにある「サウンド」を選ぶ(iPhoneの新しめの機種の場合は「サウンドと触覚」を選ぶ)
  3. ヘッドフォンオーディオのグループにある「大きな音を抑える」を選ぶ
  4. 「大きな音を抑える」のスイッチをON(緑色)にする
  5. ヘッドフォンを最低音量の状態にして、ここのスライダーを好みの音量に調整する

ようするに「大きな音を抑える」機能がヘッドフォンのマスターボリュームのように働いて、最大音量と最低音量を好みのレベルに調整することができるのです。

この方法は、ほとんどのアプリで有効ですが、ごくごく一部のアプリ(私が試した中ではradikoのみ)では効きませんでした(おそらくオーディオの扱いが古いiOSの方式)。


別の簡易的な方法、ただし音量を絞り切れずに十分ではない:
じつは、この「大きな音を抑える」機能に気付くまでは、音量ボタンで最低音量(無音から、1回音量アップボタンを押した状態)よりも音量を下げる方法として、

  • 画面上の音量スライダーで、無音までの間のさらに細かい位置に調整

すれば多少は可能な事に気づいていました。
それでも音量が絞り切れなくて満足できず、さらにあれこれやっている中で今回の「大きな音を抑える」を見つけることができました。


以下は、この件の背景に関するうんちく話:
最初iPodに、その後iPhoneでもそのまま引き継がれた3.5mmヘッドフォンジャックは次の2点をAppleが独自に拡張したものでした。
ひとつめはオーディオ出力とオーディオ入力の両対応の4pin仕様、それと、音量や早送り、電話着信などのコントロール信号への対応です(iPodのクリックホイールの機能の一部をヘッドフォンのボタンで実行可能に)。
この仕様はすぐに業界のデファクトスタンダードになりました。

iPhone 7で3.5mmヘッドフォンジャックが廃止されました。
しかしながら、Lightning - 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタやその互換製品を使えば従来のヘッドフォンが完全に使用できますし、最近のiPhoneに付属しているLightningコネクタ付きのEarPodsを使用することもできます。
なぜならLightningポートはApple独自のコネクタ規格で、従来の3.5mmヘッドフォンジャックのアナログ信号や、コントロールスイッチの信号をサポートしていいます。
3.5mmヘッドフォンジャックがないiPhone/iPadではLightningコネクタを3.5mmに変換し使用するのが最も互換性の高い接続方式です。

次に出てきたのがBluetooth接続のヘッドフォンおよびヘッドセットです。
これらもAppleの3.5mm規格の機能(音声とコントロール)の一部を模して使用できるようになっています。
しかしながらBluetoothヘッドフォンの仕様はよりオープンな仕様のため、音声信号の伝送方式(AACやAptX)やコントロール信号での互換性に問題が出ることがあります。
その最たるものが、音量のセッティングで、Buletoothでのいわゆる最低音量が大きすぎる問題です。

さらに時が進んで、Face ID付きiPad Proと、ホームボタン無しで電源ボタンにTouch IDを組み込んだiPad Air 2020では、インターフェースポートがUSB 3.1 Gen2 USB-Cのみになりました。
USB-CではLightningのようなApple独自拡張はありません。
ヘッドフォンを接続するには、USB-Cから3.5mmアナログへのアダプタを使用しますが、これはUSB接続の単なるデジタルオーディオデバイス機器としての接続になります。
なので、音量調整も、Siri起動も、着信応答もできず、すべて本体側の機能を使用する必要があります。
ここでもBluetoothの場合と同様に、最低音量が大きすぎる問題が発生します。


このBluetoothとUSB-Cでの音量に関する互換性問題の解決策が、今回ご紹介した、サウンドの「大きな音を抑える」をマスターボリュームとして使用する方法です。

この解決策、気付いてしまえばなるほど納得の方法かと思いますが、いかがでしょうか。
最近のアプリ(特にスマホの一般ユーザ向けアプリ)では、全機能があらかじめ説明されていなくて、触ればわかる、触って判れ、の風潮があるように思います。
今回のようなあるものと別のものを組み合わせた場合については特別だとしても、ソフトウェアとしてそれでよいのかは悩ましいところだと思います。

2019-08-12

最新版のFONに入れ替えた

5年以上使用したAirMac Express 11n 2nd genが壊れてしまったので、FON 11AC (FON2601) に入れ替えました。
Amazonで2,980円でした。
ずっと前は、La Fonera 1.0やFonera 2.0nを使っていたのですが、体感でずいぶんスループットが上がっているようです。
スペックは https://fonjapan.zendesk.com/hc/ja/articles/204645775 に書いてあるのですが、最大何台の端末がつなげれられるのか、無線端末間でどれくらいの速度が出るのか、はちょっとやってみてまた共有します。
それと、以前は自分のFonスポットをFon Map上に公開できたのですが(ユーザゾーンと言っていた?)、現在のFon Mapはカフェや店舗など法人のスポットしか登録されないようで、これも少し残念。

2019-06-10

V字型折り畳みモバイルキーボードにタッチパッド付の機種が登場

純正以外のiPhone/iPad用の外出用のキーボードの中には、折り畳み式で、エルゴノミクスに配慮した(昔のApple Adjustable Keyboardに少し近い)ものがあります。

私が半年前に選んだのはOwltechのOWL-BTKB6402-BK(Amazonリンク)です。
このキーボードは、同じ形状でいくつかの会社からバリエーションが出ているのですが、Owltechのものは標準キーに不足がなくて、ケース兼スタンドがついています。
角度の付いたホームポジションには多少の慣れが必要ですが、なかなかよくできたキーボードだと思います。

ところが、これをPCやMacで使おうとすると、トラックパッドかマウスが別途必要なのがどうしても残念でした(スマホ用なので致し方ないのですが)。

最近、これの新型として、トラックパッド付バージョンと、テンキー付バージョンが発売されたようです。
Kanexという会社のMultiSync Foldable Travel Keyboard with Trackpad (型番 K166-1128-TOUCH、製品リンク)とwith Full Number Pad(型番 K166-1128-NUM、製品リンク)です(オリジナルも含めたFoldable Travel Keyboad一覧はこちら)。
さっそく比較画像を作ってみました。
角度はついていませんが、キーのメカニズムはおそらく同じです。
まだUS Amazonでも品薄で、日本でも取り扱っているところが少ないので、もう少し出回るまで我慢するのが良いと思います。
オリジナルと比べると、右側のキーの一部がFn同時押しで省略されているのが非常に残念ですが、ぜひとも使い心地を試してみたいものです。