2023-06-18

キーボード表面がタッチパッドになるMokiboをついに入手 [自キ沼 #32]

前々から気になっていたMokiboをついに入手しました。

まずは実機での感想から。

  • 18mmの狭ピッチなので、標準ピッチと5%の違いとはいえ、意外と慣れるまで苦労しそうです。
  • 静電容量無接点と称するキーの感触は、タクタイル感がはじめにあって、押した後すぐにコツンと底打ちします。1.5mmの極端に短いキーストロークなので好みが分かれるかもしれません。
  • 自動切り替えのキートップタッチパッドは、いい感じで切り替わってくれます。ポインタ移動とスクロールは全くと言っていいほど自然に使えます。旧機種は切り替え用のボタンがあったのですがもう不要になっています。Back/Forwardはスクロールと2本指操作を共有しているため、どう区別して発動させるのかのコツがまだ掴めていません。
  • iPadをポートレート縦置きでも使えるカバー兼スタンドは他になかなかないので、その点でも優れものです。
  • キー数はほぼ過不足ないのですが、Page Up/Downがキートップに刻印がないのでキーコードが出るのかどうか要調査だと思っています。

製品のページはこちら https://jp.mokibo.com/ です。

赤いラインがアクセントの初号機が何年も前に出ていたように思い、製品のリリース履歴を辿ってみました。

わたしが自作キーボードを始めた動機のひとつが、ポインティングデバイスとキーの操作の行き来をできるだけ手を動かさずに行うことだったので、Mokibo Fusionはこれを叶えてしまう一種のいわゆる脅威です。
しばらく使って、またレポートしたいと思います。

この投稿はMokibo FusionキーボードをiPadに接続して書きました。

2023-06-03

"A new era begins." なWWDC23で一喜一憂しないために、じぶんなりの期待はMac Pro、AI、XRと表明しておく

今年のWWDCは、どことなくいつもと違うようだ、とそこかしこで言われていますね。
Apple自身の告知でも "Code the new world." とか "A new era begins." とか、大きく構えてきています。

世間で取りざたされているうわさや予想に流されて一喜一憂するのは、WWDCの本来の楽しみ方ではないはずです。
なんとか最高の状態でWWDCを迎えたく、どうすればよいか考えたところ、やはりじぶんの期待と言うか希望を表明しておくべきと考えました。

わたし希望するトピック3題は、

  • M2 Mac Proの実機、またはM3 Mac Proの概略(拡張性を入れ込むのにM3世代までかかりました、準備は出来ているけれど、もう少しだけ待ってね)の告知。
  • LLM (AI) をMacBookやiPad ProのNeural Engineでローカルで実行するツールキットと、学習済みモデル。Apple Siliconの有効性がまだまだ続くことをここでも示すべき。
  • 長らく待たれている、XR。Appleならどう具現化するかを見せて欲しい。使いやすいARはすでにLiDARスキャナやジャイロセンサーで実現しているAppleなので。

です。
この中から2つ以上を出してほしいです。
そして1つは "One More Thing..." として。

さてはたして、どんなWWDC23になるのでしょうか。 


[2023-06-08] とうとう満を持して One More Thing が来ましたね。
いつも製品の転換点で出てくる hello が、今回はSpatial空間にて。

こんな時に限って、お勉強の時間が取れない。。。

[2023-06-21] このhelloの物体をよく見ると、あまりにも自然に実空間に溶け込んで、影までついて、そこに物体が実際にあるかのような3Dイメージとして、視界全体が生成されていますね。
このリアリティがあってはじめて、違和感なく空間でコンピューティングする自然さが引き出される、自分の体の一部というか、肌感覚として受け止められる、Appleはそこまで突き詰めて作り込んでいるんですね。