2012-09-29

Word for Macで困った時;CTRL+Returnで改ページ挿入したい

Office MacはWindows版Officeと互換性が非常に高くて良いのですが、キーコンビネーションが違うところが多くてフラストレーションがたまります。
以前、Excelについて書きましたが(Excel for Macで困った時;F2キーでセルの編集、スクロールロックが解除できない)、今回はWordに関してです。
  • Word for Macで CTRL+Return で改ページを挿入する
    本来は邪道かもしれませんが、改ページ挿入は結構使いますよね。
    Windowsでは CTRL+Return で簡単に改ページできます。
    Macでは、メニューだと [挿入] => [区切り] => [改ページ] 、キーだと、Shift+Fn+Return で、かつてのフルサイズキーボードならFnシフト不要の、Shift+Enter (テンキーのEnter) なのですが、いずれにしても複雑すぎますね。
    Windowsから連想する、Cmd+ReturnやCTRL+Returnではないんですね。
    Excelのときと同じように、KeyRemap4MacBookを使えば良いのですが、Word用の定義は入っていません。
    そこで、以下のよう定義します。
    これで、Word for Macで CTRL+Returnが使えるようになります。
    1. アプリケーションフォルダから [KeyRemap4MacBook] を起動する(以前のバージョンでは、[システム環境設定] から [KeyRemap4MacBook] を起動)。
    2. [Misc & Uninstall] タブを選ぶ。
    3. Custom Settingの [Open private.xml] を押す。
    4. ファインダーで private.xml が表示されるので、[テキストエディット] で開く。
    5. 初期値は下記のようになっている。
      <?xml version="1.0"?>
      <root>
      </root>
    6. これを下記のように編集して、保存する。
      <?xml version="1.0"?>
      <root>
      <appdef>
         <appname>MSWORD</appname>
         <equal>com.microsoft.Word</equal>
      </appdef>
      <item>
      <name>MSWord NewPage with CTRL/Return</name>
      <identifier>private word newpage</identifier>
      <only>MSWORD</only>
      <autogen>
         --KeyToKey--
         KeyCode::RETURN, ModifierFlag::CONTROL_L,
         KeyCode::ENTER, ModifierFlag::SHIFT_L
      </autogen>
      </item>
      </root>
    7. KeyRemap4MacBookの [Change Key] タブを選んで、[ReloadXML] を押す(ここでエラーしないこと)。
    8. [Word NewPage with CTRL/Return] という項目が現れるので、これにチェックを入れる。
Office 2013はWindows版とMac版がほぼ同時に出るとのことですが、キーコンビネーションの違いはなんとか解消してもらいたいものです。
さもないとLibre Officeに移っちゃうかもしれませんよ。
[2013-05-02] XMLが一部間違っていたので修正しました。
また、KeyRemap4MacBookがシステム環境設定アプレットからアプリケーションにかわっているので、起動方法を注記しました。

2012-09-27

iPodが欲しくてもほとんど手に入らない異常な状況

iPhone 5行列祭りが終わって、現在は予約待ち状態になっていますね。

同時に発表されたiPodシリーズも、新機種のiPod nanoとiPod touchは10月発売(月初なのか月末なのかいまだ不明)まで予約のみです。
現在手に入るのは、classicかsuffleか旧touchのみという、一種異常な状況になっています(例えばヨドバシでiPodを商品検索)。

iPod touch 5th genはiPhone 5の出荷が落ち着くまでは、液晶パーツが分配されないのかもしれません。
今までこんなことはなかったはずです。

iOS 6のホラー地図騒ぎといい、何かこのところうまくいっていないように思えてなりません(逆に話題を作って陳腐化させない高度なテクニックかもと勘ぐってしまいます)。

ガンバレApple、ガンバレSharp!

2012-09-18

カタン5〜6人用拡張セットが販売開始

日本でカタンを扱ってくれているジーピーから、今度は5〜6人用拡張セットが2012-09-28から販売されます。
amazonで予約開始されています
今まで、拡張セットはどういうものなのか見たこともなかったのですが、これで日本でも明らかになります。
マップが広がるんですね、右の写真を見ても明らかすごく広いです。

ただ一つだけ問題があり、私の周りで5人以上のメンバーが集まりそうにないことです。。。

2012-09-16

iCloudにメモとリマインダーが追加された

2012年9月19日リリース予定のiOS 6に備えて、Web版のiCloud(https://www.icloud.com)にメモとリマインダー(英語ではNotesとReminder)が追加されていました。
地味ですが、ログイン画面と、ログイン後のメニュー画面です。

Mail(なぜ英語のまま?)はiOSのように未読数のバッジが表示されます。
メモは私の場合は(自作アプリのテストデータも入っていて)3,000件あるので、最初の起動に少し時間がかかりましたが、iOSと同様の画面内容です。
PCでは快適ですね。

なお、Androidでアクセスすると、unsupported browserになります。
User Agentを無理やり変えてやってみると、非常に高負荷な上に、画面拡大縮小もできないので使い物になりませんね。
待てば改良されると期待しておきましょう。

[2012-09-17] 通知 (Notification Center) 的な機能もついているようです(気になる、記になる…より)。

2012-09-14

新しいiPhone 5とiPhone 4Sのサイズ比較を作ってみた

実体を手に取るまではなかなか差がわからないものですよね、iPhone 5ってiPhone 4Sに比べてどれくらいの大きさ(薄さ、高さ)なのか。

厚みは18%減、高さは7.5%増、重さは20%減、蛇足ですが体積は12%減なので比重は8.9%減。
やはり数字や2次元写真だけではピンときませんね。

そこで、図にしてみました。
適当なツールが手元になかったので、Excel図形の力任せの作図ですが、どうでしょうか。
横で緻密に比べないと高くなった高さは意識に上がらないかもしれません
厚みはどうでしょうか、実感できるでしょうか(親指が遠くまで届くようになるとか、薄くなった分鋭い痛さを感じてしまうとか)。

それより材質の質感が大きく変わる(iPhoneのバックパネルはガラスからアルミへ、サイド一周もステンレスからアルミへ)方が手触りには大きく影響するのかも。

iPod touchもiPod nanoも楽しみです、touchは刻印付きでもう予約してしまいまったのですが。

[2012-09-16] 横から見た図も作ってみました。
本当は3D図形でやればもう少しシステマチックに描けるのかもしれませんが、VBAマクロと組み合わせて研究中です。

2012-09-13

目がもう16:9に馴染んでしまいましたよね

私自身、iPhone/iPod touchの画面サイズの変更には強く反対していたつもりです。
ですが、iPhone 5/iPod touch 5th genが発表されて1日経ってしまえば、もう目が16:9の画面比率に馴染んでしまいました。
わたしが16:9 4インチのAndroid機も併用しているから、なおさらかもしれません。
皆さんもそうじゃないでしょうか?

現状の3:2の画面を見ると、古めかしくて、ずんぐりむっくりで、縦の表示量が少なく感じませんか?
人間の感覚ってそんなもんなのでしょうか?

さて、刻印の内容を考えなくっちゃ。

Apple Special Event 2012-09-12 自主ライブ中継


前回(追伸参照)からtumblrの方でリブログ的にやっていますので、良かったら見てみてください。

最悪のケース、iPhone 5だけかと内心恐れていたのですが、iPodシリーズが更新されました。
iPod touchは2年ぶりの更新で、これが一番リークが少なかったのではないでしょうか。

登壇者もフルスターキャストで(Iveをのぞく、喪が明けていないと考えているのだと思います、きっと)で、満足でした。
Amazonのプレスイベントより、Appleの方が断然、華があるというか、見ていて気持ちいいと感じるのは私だけではないはず(今回のビデオも見てみないと正確には比べられませんが)。

次回のSpecial Eventは10月にiPad miniで決まりですね。
これは、期待というか、もう出さずにはおれないでしょう。
Kindle Fire HDへの対策を、先方の発売前に打ってくるのではないでしょうか。

さて、私の予想は、3勝3敗、50%ということで、今回はまあまあですね。

追伸、
前回3月のiPad 3の自主ライブ中継も実はtumblrでやっていました。

[2012-09-17] Kindle Fire HDの発売日ですが、7インチ版 ($199) は2012-09-14で、すでに出荷されているようです。
8.9インチ版 ($299、LTE版$499) は2011-11-20なので、まだ準備の時間があるのですが、AppleがiPad miniとして、単純に7.85インチで例えば$249に低価格化だけしては、ちょっと厳しい感じがしますね。
単なる価格競争ではなく、 何か訴求点が必要ですね。
ちょっと思いつくところでは、ファミリー向けのユーザ切り替え機能(拙作や、KidleではFreeTime機能)とか 、企業向けの指紋認証(Android ICSでは顔認証があるらしい)とか。。。どちらも斬新とは言えないですが。
[2012-09-29] 画像をリブログに入れ替えました。

2012-09-11

Apple Special Event 2012-9-12での発表を大胆に予想してみましょう

招待状に数字の5が明らかに見えます。
5つの製品の発表と、さらにOne More Thingがあると予想します。
Amazonも、Andoroid勢も、Appleをターゲットに激しい攻勢をかけています。
パーソナルコンピュータからタブレット、スマフォ、音楽プレーヤまでをカバーするAppleの底力を見せつけるときと思います。
  1. new iMac、より薄く、HDDが2.5インチになるかも
  2. Retina PowerBook Pro 13
  3. iPhone 5、今回は事前リーク通りでも致し方ないかも、アプリアイコンが伸びた垂れ幕は画面比率が伸びる意味?
  4. iPod touch、iPhone 5の仕様変更に追従、カメラ機能も最低iPhone 4レベルまで頑張ってほしい
  5. iPod shuffle/nano、shuffleが不要になるくらいnanoが安くなるっていうのも歓迎
  6. One More ThingでiPad mini
どうでしょうか。
当たるか当たらないかは、水曜日深夜26:00のお楽しみ(いつも予想外なのがAppleなのですが)。

[追記] ハードウェアばかりに気を取られて、iOS 6(Comming This Fall)を忘れていましたね。
でも、バージョン「6」なんですよね。

2012-09-09

WIndows 8ではスタートメニューとスタートメニューの検索の代わりとして [チャーム] => [検索] をつかうのが便利

Office 2013がDesktopモードで動くことが示しているように、Windows 8ではDesktopモードはまだまだ重要な位置付けを持つようです。
ところが、Windows 8ではスタートメニューが廃止されるため、Desktopからアプリを起動する(インストール済みアプリ一覧から起動したいアプリを選ぶ)のに頭を使わないといけなくなってしまいました。
  • [Windows] キーを押すまたは チャームを出し(右端から左へスワイプ、またはマウスポインタを右上に持っていく)て [Windows] ボタンを押して、スタート画面を表示し、そこからアプリを選ぶ
というのが普通に考えられる方法ですが、余りにも多くの手かずが必要です。
そこで、私が気付いた方法をご紹介します。
  • チャームを出して [検索] ボタンを押すと、全アプリ一覧画面がチャームの下に表示されるので、そこからアプリを選ぶ、または、
  • チャームを出して [検索] ボタンを押し、アプリ名の一部を入力して検索結果からアプリを選ぶ
チャームの [検索] ボタンを押すと、即座にアプリ一覧が表示されることと、検索機能がWindows 7/Vistaのスタートメニューのテキスト入力フィールドとちょうど同じ動きをする、というのがミソです。
この方法なら、Windows 8でもWindows 7/Vistaに近い手かずで目的のアプリを起動することが出来ます。
Desktopモードでも、スタート画面でも、Metroアプリの実行中でも使えます。
ご興味があればお試しください。

これ以外のキー使い、マウス使いは以前の投稿をご覧ください。

[2013-06-07] Microsoftのサイトにキーボードショートカットの全一覧が掲載されました。
それによると、
  • Winキー+Q : アプリの検索
  • Winキー+F : ファイルの検索
です。
頑としてショートカットを定義した感じが強く、すべて覚えるのは無理ですね。
もう破綻しているようにも見えます。

なお、Windows 7では、Winキー+F はWindows 8と同じくファイルの検索なのですが、Windows Explorerの検索窓での操作になり、スタートメニューの検索とは違います。
欲しいのは、Windows 7のスタートメニューの検索(アプリとファイルを同時に検索)なのですが、Windows 8にはその機能はなさそうです(思わずコレジャナイ!と叫んでしまいます)。

さらに、Windows 7では、Winキー+Q はLyncの画面を開く、なのですが、Windows 8ではアプリの検索チャームに横取りされて、ショートカットの互換性が失われてしまっています。

自宅のウォシュレットをTCF661からTCF307に自力で交換、完了

14年間使ってきた自宅のウォシュレットTCF661の水漏れがいよいよ激しくなっていました。
水抜き栓のパッキンや、本体とフレキ管の間のパッキンに当たりを付けて交換してみましたが、どうも内部のメカ部分から漏れている(1秒1滴以上)ようで、もうあきらめるしかない状態まで来てしまいました。
ウォシュレット以外だともう少しお安い機種もあるようですが、慣れたものが安心だろうということで、一番シンプルなTCF307をアマゾンでクリック、直近の倉庫から1日で届きました。

アマゾンのレビューには40分で交換完了という強者のレポートがあったので、記録更新を密かに狙ってみたのですが、結局は最小限の部品交換では済まず、交換作業には1.5時間、水漏れ確認に約半日の行程となりました。

TCF307は付属部品として大きく分けて、本体+フレキ管、T字型分岐管、タンク用フレキ管の3つに分かれています。
最初のもくろみでは、本体+フレキ管のみを交換し、他はそのまま既存のものを使って、時間も手間も節約しようとしていたのですが、本体からのフレキ管の形状が違っている(以前は水栓付き、今回は直接)ために、分岐管の交換が必須ということが判明。
そうなるとタンク用フレキ管も新品に変えたくなってしまい、元々からの計画変更なので部品チェックもやり直しをし、かえって時間がかかってしまう結果となりました。

電気工作は多少は腕に覚えがあるのですが、水道は見よう見まね。
案の定、最初接続した時には少量の水漏れが残ってしまいました。
すべての接続部分のパッキンがちゃんと入っているかの確認を2度ほどやり、管の締め付け加減もこなれてきて(力任せに締め付けてしまうと、根元の管にダメージを与えてしまいそう)、やっと完成できました。
電気工作なら多少汚いハンダ付けでも電気が漏れ出たりすることはありませんが、水道はちゃんとしないと、徐々に漏れているいて時間が経たないと気付かない難しさがあるものだと、今回、深く感じ入りました。
水道はまだしも、ガスは漏れるともっと怖いので、肝に銘じて素人工事は絶対にやらないことにしたいと思います。

ともかく、結果的には、1年くらい悩まされてきた水漏れが治まり(普通の状態がこんなにも快適とは)、ウォシュレット本体も小型化したのでお掃除も楽になって、とても気持ち良くなりました。

ウォシュレットも機械なので、10年近くあるいは10年以上使っていると消耗してしまい、全体を交換するのが当然ですね。
もし部分的に交換しても、2番目に調子の悪いところが顕在化するだけでしょうから。