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2023-10-15

eSIMの契約は全てオンラインでできるけれど、格安SIMでの注意点:iPhoneはディアルSIMでも1つのみ、また古いAPN設定を確実に消してから新しいAPNを読み込むのがコツ

先日、スマホの格安SIM契約を切り替えたのですが、すこしハマってつまずいてしまったので、記録しておきます。

  • 従来の契約:
    b-mobileおかわりSIM 5段階定額データ専用
    b-mobile(日本通信)は最初期のMVNOです。
    長い歴史の中で何度かプランや料金体系の更新がありました。
    現在は1GBまで500円〜5GBまで1,500円の1GBごと250円の段階料金になっています。
    残念ながらこのプラン自体の新規契約は今はできません。
    こちら、解約せずXREALと連携するAndroidか何か用にキープするかどうか悩み中です(下記をさらに追加したほうが安いのにこれを書いていて気付きましたが)。
  • 新しい契約:
    日本通信SIMの合理的シンプル290プラン
    日本通信は現在、b-mobileと「日本通信SIM」のダブルブランドでMVNOを提供しています。
    こちらのプランは通話とSMSも可能で、通信1GBまで290円、1GBごと220円の段階料金(MAX 100GBまで制限設定可能)、通話は従量制で11円/30秒とこちらもお得な部類で、別途通話定額オプションもあります。
    今回はeSIMを選択しました。

今回、なぜiPhoneのモバイル契約をデータ専用からアップグレードしたかと言いますと、色々なサービスでSMS認証が増えてきて不便になってきたことと、あわよくばLINEの年齢認証も有効に(こちらは調査不足で失敗、LINE年齢認証に対応する格安SIMはかなり限定的なのを後で知りました)したかったからです。

eSIMの契約は、思い立ってから1時間くらいで簡単に完了しました。
モバイル回線利用のための、eSIMの発行や、MNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティのワンストップサービス)が自宅ですぐにできてしまうとは、良い時代になったものです。
本人確認も、マイナンバーカードをアプリから読み込んで、免許書の写真を送ったりの手間なしでスムーズでした(はじめて、マイナンバーカードのありがたみを感じられた瞬間でした)。

しかしながら本来はこの後(大手3社の直接回線契約以外のahamo、povo、LINEMO等も含む格安SIMでは)APN設定が不可欠です。
わたしの場合、従来のb-mobileのAPNだけが設定されている状態に、日本通信SIMのAPN設定されている状態に切り替えないといけないのですが、最初はこのことを忘れていました。
すでにiPhoneのアンテナ表示は2段表示に切り替わっていて、SIMとeSIMの両方が有効になって電波を掴んでいるのですが、どうやっても従来のb-mobileでしかデータ通信ができないと悩んでしまいました。
なお、音声通話は問題なく使える状態です。 

じつに数日後、APN設定が必要なことを思い出し、日本通信SIMのAPNを上書き設定したのですが、こんどはモバイル通信が全くできなくなってしまいました。
iPhoneを再起動しても、何度APN読み込みをやってもダメで、諦めかけた中、ふと、APNを消して何もない状態状態で読み込ませればと思いやってみて、なんとか成功しました。

また、iPhoneではAPN設定は1件しか登録できず(新しいのを読み込むと以前のAPN設定がなくなる、ただし前述のようにきれいに消してから新たに読み込むのが無難)、eSIMを含めSIMが2枚有効になっていても、データ通信では有効活用できない事もわかりました。
ちなみにAndroidではAPN設定は手作業でパラメータを手作業で設定する面倒さはあるのですが、複数個の設定ができるようです。

実は並行して、もう1台のiPhoneを母親用に新規購入して設定したのですが、こちらは、MNPの予約番号発行は電話にて(ガラケーでi-modeすら無効だったので)完了、eSIMの発行は自分のiPhoneのインターネット共有でWi-Fiを有効にしてこちらも完了、APN設定も完了と、自宅で全てスムーズにスッキリ無事に行えました。

まとめ:

  • モバイル回線の契約はすべて自宅でできる。eSIMの発行とMNP移行もすべてオンライン化されている。本人確認もマイナンバーカードを使う方式ならオンラインで瞬時。
  • 格安SIMおよび大手3社の格安サブブランドではデータ通信のためのAPN設定が必要。
  • iPhoneで物理SIMとeSIMの2枚差しにしても、格安SIMの場合はAPNが一つしか設定できないのでデータ通信では片側しか活用できない(音声の2回線化は可能)。AndroidはAPNを複数定義できる。
  • iPhoneでAPN設定を行う場合は、古いものを消してから新しく読み込んだほうがトラブルが少なそう。
  • LINEで年齢認証に対応した格安SIMはかなり限定的(SMS対応か、音声対応かの契約とは関係ない)

 [2023-10-31] スマホを修理してeSIMが消えてしまった場合や、機種変でeSIM転送がうまくいかない場合には、手数料を支払ってeSIMを再発行してもらえる。ただし、機種変の時、あるいは過去に機種変で転送したeSIMのときはEIDに注意、との体験談がTwitterに出ていました(Twtter @Takashi Yamamshitaさん ahamoのeSIMというか、ドコモのeSIMが難しすぎた)。
やってみないと気付かない依存性(SMS認証や、EIDや、修理でeSIMが消える)があって、まだ人類には少し早すぎる、って感じなのかもしれません。

2021-06-19

Android 12デバイスとしてPixel 3aを手に入れた

Android 12は久々のワクワクするAndroidと思い、お手頃価格になってきたPixel 3aを手に入れました。

Material Youと銘打ったGUIのパーソナライズ機能ですが、以下第一印象です。

  • まだベータ2なので、粗削りなのかもしれません
  • Google製も含めてアプリがMaterial Youに対応していないので、統一感のメリットがまだわからないですね
  • GUI部品が角丸長方形なのか、円なのか、楕円なのか、統一感が取れていないと感じました
  • Notification Panel(iOSでのControl CenterとNotification Centerを合わせたもの)のボタンも大きすぎてスペースが無駄と感じました(ボタンの大きさはカスタマイズできるといいのですが)
  • OS全体のUIの色合いをカスタマイズできるのが最大のウリですが、iOS/iPadOSで言うところのアプリごとのキーカラーに当たると思います
    すべてのアプリのキーカラーが同じ色になってしまうと、LINEしているのか、メールしているのか一目で判断できなくなりますね。Googleアプリのアイコンがすべて同じ色合いにそろえられて、いわば改悪されましたが、これをもっと推進する感じなのかもしれません。色ではなくてUIの形で区別させるのでしょうか

Material YouはAndroidにとどまらずChrome OSやWebにも広がっていくのだと思います。
よりよい形で発展していってほしいものです。

2019-06-03

Android P 9.0 デバイスをやっと手に入れた

去年のGoogle IOの後で書いた記事の頃に考えていた通り、私はAndroid Oneから選びました。
今回は中国XiaomiのMI A2 Liteにしました。
発売から10ヶ月のモデルです。
中古で12,000円。
  • GoogleオリジナルのUIと、独自UI MIUIの両方を試せる
  • Androidのノッチ付きディスプレイ対応が見てみたい
  • 次のAndroid Q 10.0の対応も少し期待して
  • シャープや京セラなど、国産のAndroid Oneデバイスもありますが、Firmewareファイルを公開していなくてバージョンダウンの自由度がない
Android Qのベータが始まっているPixel 1やPixel 2でもと悩んだのですが、まだまだ高値(20,000~32,000円)で、やはり安いのをどんどん買った方が良いと思いました。

Android P 9は、iOSに比べて動作がぎこちないところがまだありますが、使いやすさは徐々に近づいてきています。
Tipsなどはまた別記事にて。

2018-09-15

スマホのカメラは、まさにスマートカメラ

スマホに押されてデジカメや腕時計が使われにくくなって久しいです。
デジカメに比べてとても小さなレンズなのに、画像処理や、最新機種ではAI処理でより自然な、場合によっては映画のワンシーンのような絵作りができてしまいます。
iPhone Xs/Xʀ (iPhone XS/XR)ではSmart HDR、Bokeh and Depth Control、 Portrait Lighting(スマートHDR、ぼかし、撮影後の深度コントロール、ポートレートライティング)が搭載されています。

かつて、スマホ(スマートフォン)が携帯電話(セルラーホン)にとってかわったように、コンパクトデジカメよりもキレイに撮れるスマホは、「スマートカメラ」という新しい称号を与えられてもよさそうですね。


今回、サムスンのtwitter広告「Smart cameras take better photos. Introducing the revolutionary intelligent camera on the #GalaxyNote9.」がヒントになりました( https://twitter.com/SamsungMobileUS/status/1037455299806994433 )。

より強力なCPUを積んでいても、PCのカメラ機能は、スマホの専用アプリ・専用ハードウェアにはかないようがないですね。
カメラ機能は、やはりスマホの独壇場です。

(それと、スマート的ではなくて物理的な部分ですが、iPhone Xs/Xʀ のビデオ録画で、やっとStereo Recordingができるようになります。)

(InstagramとTwitterの #shotoniphone も盛況ですね。 https://www.instagram.com/explore/tags/shotoniphone/ https://twitter.com/search?q=%23shotoniphone

2018-08-20

日本でAndorid 9 Pie対応実機をいち早く手に入れるには

5月のGoogle IO 2018で予告されていたAndroid 9 Pieが8月に正式リリースされ、Google Pixelデバイスにはファームウェアの提供が開始されました。
ところが日本ではPixelが何年経っても販売されません。

Sonyなどは海外では順次対応していく(それでも早くて秋)らしい(参考:ファブレット.jp さんの記事 Android 9 Pie へのアップデート対象モデル 2018-08-17)のですが、われわれの日本での開発用の実機テストはどうすればよいのでしょうか。

まずは、日本でもちゃんと手に入るAndroid Oneの機種が候補ですね。
つぎには、Android Goの一部のメーカー、Doogeeなどが日本で販売を始めているので、これが狙い目ですね(参考:マシュマロネーション さんの記事 TeclastとDOOGEEがひっそりと日本参入へ。今後も中華メーカーの日本参入は増えるか –  2017-10-21)(参考:ギズモード・ジャパン 低価格スマホ向けAndroid Go、最新のAndroid 9 Pieへアップグレード 2018-08-19)。
Android OneもAndroid Goも安価なのが良いですね(Android Goは1GBに制限されているかもしれませんが)。

以前はNexus 7、Nexus 7 2013、Nexus 5Xを開発用にキープしていたのですが、今後用の機種を考えなければならない時期になったようです。

いずれにせよ、焦らずに、実際に正式のAndoroid 9 Pieのファームウェアが出てから、順に候補として検討していくしかなさそうです。

[2019-05-08] 参考リンク
https://en.wikipedia.org/wiki/Comparison_of_Android_Go_products
https://en.wikipedia.org/wiki/Android_One
すでにハイエンド機種でAndroid 10 Qのベータが始まっていますね。
Pixelに関してはハイエンドの3/3 XLが2018年10月に、ミッドレンジの3a/3a XLが2019年5月にやっと発売されました。
単なる開発用なら、Android Oneのローレンジ(Nokia 3.1 Plus)などを1.5年ごとに使いつぶしていくのがやはりよさそうですね。

2017-10-19

iPhone Xのベゼルはそれほど細い訳ではなさそうだけれど

iPhone X(iPhone 8とベゼル幅を比較)、iPhone8、Galaxy S8
iPhone X、待ち遠しいですね。

「すべてがスクリーン」のiPhone Xですが、よくよく見てみると、ベゼル幅が必ずしも細くないことに気づきます。
試しに、iPhone 8の横のベゼルと比べてみると、ぴったり同じでした。

上下のベゼルも幅が揃っているのでデザイン的に統一されてはいますが、既存のiPhoneと同じベゼル幅と言うことは、デバイスの端からかなりの幅(4mmくらい?)があるのが実感としてわかると思います。
白色モデルではこれがとても目立つので、iPhone Xは表の面は黒色しかありません。

ただし、この上下、左右とも4mmのベゼルを実現するのは、おそらく従来の液晶ディスプレイでは不可能で、iPhone XのIveのビデオにあるように、OLEDを縦方向に折り返すように曲げることで、上下の端までディスプレイが到達するように、実装しているようです。
デバイスの角の丸みがあるので、4mmが限界なのでしょう(デバイスの角の丸みをやめればもっと細くできる可能性はあり)。

対してSamsung Galaxy S8のベゼルは、左右がほぼ0mm、上下は約8mmです。
OLEDを左右方向に折り返して実装していると思われます。
デバイスの角の丸みを避けて、いわゆるセーフエリアの長方形の範囲で納めているので、左右0mmが可能なのだと思われます。
iPhone XとGalaxy S8の、上下、左右のベゼル幅の平均は偶然にもぴったり同じですが、実際の見た目として、どちらがより洗練されているかは使い比べてみないと分からないですね。

ちなみに、iPhone Xの上部のノッチはデバイスの端から約9mmなので、iPhoneをGalaxy S8と同じベゼルデザインにすることは可能だったと思われます。
その上で、iPhone Xの今回のベゼル幅のデザイン、つまり上下左右を均等にし限界まで細いベゼル、があえて選ばれた、と言うことになります。

2017-08-22

日食と共にAndroid 8.0 Oreoがお披露目、同時にAndroid Oreoのベータダウンロードも開始

https://www.android.com/eclipse/
全米で見られる日食あやかった、ものすごく派手なサイトで、どんなイベントになるのかと、見ていたのですが、Oreoの名前と、イメージアニメ https://www.youtube.com/watch?v=twZggnNbFqo のみの発表でした。
それはそれでよいのですが、何かお土産がないとおさまりません。

探してみると、ちゃんとありました。
Android Developerサイト
https://developer.android.com/index.html
に、
Android O Developer Preview のリンク
https://developer.android.com/about/versions/o/index.html

その先に、
Android 8.0ベータ版のファクトリーイメージのリンク
https://developer.android.com/about/versions/o/download.html
が。

対象は、Nexus 5X/6P/Player、Pixel、Pixel C/XLです。

[English version of this post]

2017-06-04

ガラケー(ケータイ)からスマホに変えた知人のメールが着信しない

知人の長年愛用してきた携帯電話が突然動かなくなったので格安スマホをお勧めしました。
カメラも高性能になって最初はすべてハッピーかと思っていたのですが、 何日かすると困ったことが発生。

その人は誰からのメールでも受信できるのに、その人が送ったメールが一部の人のケータイで受信できないと言うのです。

スマホ以前のケータイの人たちの間では、迷惑メール設定は「ケータイのみから受信」で十分、と言うか、迷惑メールが多すぎてそうせざるを得なかったのですが、スマホでは(特に格安スマホでは)携帯会社のメールアドレス(キャリアメール)を持つことはできません。
個別にお願いして迷惑メール設定にメールドメインを追加してもらうしかないですね。

気になったので、各社の「ケータイのみから受信」 のメールドメインは何なのかを調べてみました。
ところが、あまり明確には書かれていないんですよね。
なにかうまい抜け道はないかと思ったのですが、なさそうですね。

@uqmobile.jp の有料メールアドレスはキャリアメールに何とか分類されているんですね。
(参考: 格安SIMカードカタログ / UQmobile有料メールアドレス@uqmobile.jpを使う2つの理由 http://kakuyasusimcard.com/uqmobile-mailaddress/

ショートメールにも迷惑メール設定があるんですね。

2014-11-13

Android 5.0 LollipopのOTAとダウンロードが開始

Engadgetによると、予定より10日遅れでNexus 5/Nexus 7 WiFi (2012/2013)/10のLollipopのOTAアップデートが順次開始し始めたとのことです。
私のマシンにはまだOTAが来ていなかったので、GoogleのFactory Imageのページをチェックしたら、すでにちゃんとダウンロードもできるようになっています。
ただし、ダウンロードしたイメージをFalsh書き込みするとすべてのデータが消えて、完全にきれいな状態になりますので、それがまずい人はOTAを待ちましょう。

Nexus 7 WiFi 2013の、Lollipop第2ベータのビルド番号は LPX13D でしたが、今回の正式版は LPX21P となっています。

(ちょっと今日は時間がないのでアップデートの実行はお預け)

[2015-02-01] ベータ版にしているといまだにOTAが来ない(同じバージョンと思ってしまう?)ようです。
上書きバージョンアップしかダメそうです。

2014-11-02

私の感じたAndroid Lollipop 5.0の使いにくい点

明日正式版がリリースされるうわさのAndroid Lollipop 5.0ですが、1週間前にNexus 7 2013にプレリリースアップデート版をインストールして使っています。
全体的には動きなスムーズな印象なのですが、どうしても気になってしまう点がありました。
  • 悪名高いWindows Vistaスタイルのアプリケーションスイッチャー。見た目は許せたとしても、操作性が変わりました。以前は表示されているミニウィンドウ以外の場所をタップすれば、アプリスイッチャーから抜けられたのです(間違ってアプリ一覧ボタンを押した、あるいは切り替えたいアプリがいなかった場合)が、5.0では下のソフトウェアボダンのいずれか(戻る、ホーム、アプリケーションスイッチャー)を押すしかアプリケーションスイッチャーを抜ける方法がありません
  • 設定アプリが2カラム表示になって、目的の項目を非常に探しにくくなりました。Linuxに最初に触れたときに感じたlsコマンドの一覧表示(今でもマルチカラム表示される)を思い出しました。
  • 通知メニューとシステム設定メニューが一つになったのは良いのですが、表示方法として、画面の上端から下にスワイプする今までの方法の他に、画面上部のどこをタップしてもすぐに出てしまいます。アプリのアクションバーをタップしようとして押し間違えやすいです。その上、システム設定メニューはもう一度タップしないと出ません(画面の上端から下へスワイプダウンしたときは、もう一度スワイプダウンの操作が必要)。更にその状態では通知メニューの外側をタップしても通知メニューが引っ込みません(上にスワイプするしかない、これはおそらくプレビュー版のバグ)。細かいところで不便です。 
[2014-11-08] まだ正式版が出てこないですね。
おとといのPC Magazineの記事によると、バッテリ消費に関して問題があって遅れているようです。
待ちきれなくて、4.4.4正式版戻せばOTAできるのかと思っていたところで、記事に気付いてよかったです。

2014-10-05

今更ながらNexus 7 2013購入、19,990円

ASUSオンラインショップのアウトレットコーナーでNexus 7 2013 32GBが19,990円で出ていたので、割安なので、今更ながら購入しました(今日はLTE版も33,800円で出ていますね)。
ASUSオンラインショップでの購入はAmazonとはちょっと違う体験でしたが、それはまたの機会にしたいと思います。

Android OSは4.4が入っていて、ファームウェアアップデート3回で4.4.4になりました(4.4 => 4.4.2 => 4.4.3 => 4.4.4、と段階的にしか上げられない?)。
iOSに比べると同じアプリでもスワイプやクリックが滑らかではないように感じるのは、気のせいでしょうか。
ホーム画面やアプリ一覧画面のスクロールだけはさすがにスムーズにヌルヌル動くのですが。

Androidはそこそこに(Android Lもあるけれど)、Ubuntu Touch/Ubuntu for Devices(対応デバイスはNexusシリーズ中心)や、Firefox OS(あれれ、自分でビルド? 参考記事 Nexus7 2013はflo)や、Open webOS 改めLuneOS(あれれこちらはNexus 7 2012でしたね)など、いろいろ入れ替えて楽しみたいと思っています。
その前に、戻し方を調べないといけませんね。

2014-05-01

iPadにOfficeツールの3強が突然出そろう - Apple iWork、MS Office、Google Docs/Sheets

これには驚きました。
事前のリーク情報もなく、今朝突然GoogleからiOS用のワープロアプリとスプレッドシートアプリがリリースされました。
これで期せずしてiOS上で3強のOfficeツールが出そろったことになります。
(ただし、MS OfficeはiPadのみ、かつ日本のiTunes Storeではまだ。)

「Googleドキュメント (Google Docs)」と「Googleスプレッドシート (Google Sheets)」はiOSとAndroidにも同時にリリースされています。
(Docsは以前のAppsの名前でしたが、今回のワープロアプリに再度つけてきました。ふつうアプリ名は再利用しにくいものですが、ものすごく思い切りがいいですね。)
先ほど買収したQuick Officeを元にしているかどうかは中身を細かく見てみないとわかりませんね。

iPad上で少し触ってみた第一印象・気づいた点を記しておきたいと思います。
  • 動きはとても軽いです。3社の中で一番速いかもしれません。
  • 必ず編集モードで開いてしまいます。文書を何も変更せずに閉じても、更新日がアップしてしまいます。
  • スプレッドシート (Sheets) は数式の入力モードがなくて、通常の文字入力で何の補助機能もなく入力する方式です。関数のオートコンプリートもありません。そういう意味でまだ粗削りの部分が残っています。
  • 細かい問題ですが、Sheetsで、日本語キーボードで数字を入力しようとすると、確定操作をしても確定せず、次のセルに移動できません。入力バーの右のチェックボタンを押して、一旦入力モードを完了させる必要があります。おそらく日本語特有の不便さです。
  • ドキュメント (Docs) は表や目次にまだ対応していなくて、入力も表示もできません。既存の文書に表があると注意マークがその場所に代わりに表示され、タップすると「サポート外のアイテム:プレビューモードに切り替えてください」 のダイアログから、プレビューを起動することができます。
  • 他のユーザとの共有や共同編集は他社にはない強みです。
 Post-PCのための土台が着実に、かつ加速して整っていくのが感じられますね。

[2014-05-10] iOS上のアイコン名は、単に [文書] と [スプレッドシート] ですね。
ホーム画面のアイコンだと [スプレッド...] となってしまうので、Spotlight検索画面での表示をキャプチャしました。

2014-01-17

Windows 8はMetro化が進むほどに不利になる

PCMAGより HP Slate 21 "Android PC"
各社からAndroid PCと言われるAndroidペースのデスクトップ機が出てきました。
MicrosoftはWindows 8/8.1/8.1u1/9でMetro化をますます進めて行くと思いますが、そうすればそうするほど、AndoridやiOSとの差、差別化要因がなくなってしまうのではと、ふと感じました。

Microsoftの最大の差別化要因であるMS Officeが現時点ではデスクトップアプリとしてとどまっていますが、Windows RTを盤石にするにはMetro化が必須のはず。
ただ、IEの場合でも、デスクトップ版とMetro版は、少なくとも現時点では、OfficeとOffice Mobileほどの違いがあり、Metro版はどうしても「サブセット」的なものと感じてしまいます。
サブセットでよいのであれば、Googleが取得したQuick Officeや、AppleのiWorkでよい訳で、 ユーザから見たときの差がなくなってしまいます。
ハードウェア的にもWindows PCよりAndroid PCの方が格段に小型化しやすいですし、価格も安く作れてしまいます。
  • Windowsは既存アプリ、既存の業務アプリ、MS Office(既存のOfficeファイル)を動かし続けるためのデスクトップモードがPCとしての最大の差別化要因のはず。
    デスクトップアプリもMetroアプリも使えます、というどっちつかずの分かりにくいパソコンは現時点では利点になっていないようです。その上、いろいろな業務アプリもAndroid/iOS化がどんどん進んでいるのも事実。
  • WindowsのMetro化が進むと、Androidタブレット、Android PC、iOSとの差がどんどんなくなってしまいます。
    どのOSでもアプリストアからアプリを簡単にインストールして指先で容易に利用するという流れの共通化がどんどん進んでいます(アプリのマニュアルというものは長らく存在しなくなりました)。WindowsのMetro化が進むほど、キラーアプリはWindows Metro/Android OS/iOSの3 OS対応になり、Microsoftにとっては都合の悪いことに、どのOSを選んでも大丈夫な状態が進むでしょう。
  • 使い勝手の面で、Android/iOSがデスクトップOSに比べて不便なのは、複数のウィンドウを開いてコピペしながらの編集作業と、複数の内容を見比べるような作業。
    前者は画面が大きければユーザも指先操作に慣れてきているのでストレスが少なくなってきていると思います。
    後者はWindows自身が2ウィンドウ表示を作ってしまっているので、そのメリットが評価されれば、Android/iOSが追従するのも時間の問題でしょう。
  • 対抗するAndroid PCにとっての不安は、Officeアプリ。
    現時点では英語版ではQuickOfficeでかなりのことが出来ると思います。QuickOfficeの人気が上がらない場合は、ChromeブラウザをChrome OSのように使わせてしまう(現時点ではアドオンが使えないですが)のも良いかもしれません。
  • 対抗するiOSにとっての不安も、iWorkの実績。
    この点に関しては、iPhone/iPadにiWorkとiLifeを添付してばらまき作戦に出ていますよね。知らず知らず使っているうちに、これいいじゃん、という感じで浸透できるかどうか、iWork自身の出来不出来に対する世間の評価にかかっています。Officeアプリの中でiWorkの利用シェアは、iOS端末台数とほぼ同じ数ということであれば、すでにトップシェアになっているかもしれません。
Office以外の差別化要因も残っていると思いますが、Windowsは確実に脅威にさらされていると思います。
開発者としても、従来のPCアプリを前提とした発想にとらわれないことが重要ですし、Android OS/iOS上で、Windows上以上の生産性を発揮するアプリやソリューションの実現を念頭に置くことは、時流として逆らえないように思います。

[2014-02-13] 早速、お宝さんにこんな記事が上がっていました。
難しい選択になるでしょうね。
Microsoft、WindowsやWindows PhoneでAndroidアプリを動作させる事を検討か?! 2014-02-13

2013-11-01

GoogleからはAndroid 4.4 KitKatとNexus 5がリリース、日本でも即日

この業界、もう油断できないですね。
ちゃんと競争相手もどんどん出してきます。

Nexus 5がSIMフリーで16GB ¥39,800から、Google Playで注文可能になりました。
5インチfull HDディスプレイ 445ppi、Qualcomm Snapdragon 800 4-Core 2.3GHz、2GBメインメモリ。
MicrosoftがSurfaceを出して、ハードウェアメーカーと一部競い合うのと、Googleも同じ考えでしょうか。

併せて、4.4 KitKatもリリースされました(Googleのブログ)。
新しい名前が与えられていますが 0.1 の小幅の更新。
今回はOSのサイズをダイエットして、512MBのマシンでも動くようにしたとのことです。
4.4の紹介ページを見ると、もうiOSそっくりです。
Officeアプリまで付いてきます(ただし現時点ではスプレッドシートで日本語が文字化けすることがあるようですが、まあすぐに直るでしょう)。

2013-09-14

Apple Special Event 2013-09-10を受けて、日本の今後のスマフォのシェアを大胆に予想

水曜日未明のApple Special Eventはライブでサイトを見てtumblrの方にはライブ更新していたのですが、力尽きてここへの書き込みは出来ませんでした。
おおむね事前リーク通りでしたが、iOS版のiWork/iLifeの無料化 (Garage Bandは除く?)と、64-bit A7チップには驚かされました。

Google Appsと違って、クライアントが中心のOfficeアプリで、なおかつクラウドに文書を保存出来る、Office Mobileのように緊急時の編集には使える程度ではない、ちゃんとした機能をスマフォで提供、という無料のiWork。
今後のiOSの大きな武器になると思います。

64-bit化は、技術的にはわくわくしますが、果たしてどれくらい必要なのでしょうか。
主記憶が4GB以上になるとか、大規模な3Dアプリを動かすとか。
もしかすると、iOSとOS Xの統合の布石でしょうか。

先日、BCNランキングのサイトで日本の8月のスマフォのシェアが発表されていました。
ソフトバンクもauも、おおざっぱに言って50%がiPhoneなんですね(ずっとその傾向は変化なく継続しているようです)。
ソフトバンク自体とau自体のシェアを掛け合わせてみると、日本のスマフォの約27.8%がiPhoneシリーズという事になります(もしかするとこれはPhone 5だけで、併売されているiPhone 4Sは入っていないかもしれません)。
DoCoMoのツートップのXperiaとGALAXYより全然多いです(合わせても18.7%)。

さて、ここからが大予想です。
DoCoMoにしたいのだけれどもiPhoneがないのでソフトバンクやauにしていた人、DoCoMoの他の機種で我慢していた人が相当いるはず。
来月以降、日本のスマフォ全体の50%がiPhoneに!なってしまうのでは、と予想します(iPhone 5s/5c/4Sの合計)。
ダントツ度がますます加速する、なんかちょっと怖いですね。
でも、iOS以外に流れる理由(Androidの利点)があまり思いつかないですからね。

[2013-09-17] どこかに書いてありましたが、64-bit化はAndroidに対する大きな牽制の意味が強いのかもしれません。
iOS/OS Xはすぐに64-bit化できたけれども、AndroidではいくらCPUが64-bit対応になっても、Googleの対応を待つ必要がある必要があるし、JVM自体には64-bit化の本質的な効能は少ないかもしれません。

[2013-11-19] シェア出ました。
IDC Japanによると、2013年7月~9月の第3四半期の日本のスマフォの出荷台数シェアを、Appleが54.1%もとってしまったとのことです。
ガラケーを合わせても41.4%だそうです。

品薄で1ヶ月待ちのような状態でもこのありさま。
日本勢はなんとかしなきゃいけませんね。
スマフォと言えばパズドラのTV CMばかり流している場合じゃないと思います。
日本独自の、たとえば、地デジ連携が薄く軽い低価格の機種でも手軽にできるとか、 通勤Suicaにスマフォが入ってくるとか、お箸型スマフォとか、なんかAppleがやりたくないようなことをやる必要があるんじゃないでしょうか。

2013-09-09

恒例のApple Special Eventが2013年9月10日深夜に開催

iOS 7のフラット化で話題ひとしきりなAppleですが、毎年恒例になった秋のSpecial Eventが、これも恒例の火曜日に行われます。
今回も事前リーク情報が多く、iPhone 5S的なものと、招待状にあるカラフルなiPhone 5C的なものはもう確定可と思います。
いっそのこと、iPod touchとiPhone 5Cを整理統合してしまって、SIMなしiPhone 5C=iPod touchになったりすると、面白いと思います。
また今回はDoCoMoの参入もありそうということでますます日本の市場が面白くなりそうです。

最近はあまりたくさんの発表を一つのEventに詰め込んでこないAppleですが、タブレット分野でもGoogleや他社の追い上げが厳しいので対抗策としての、iPadとiPad miniの2013年バージョンも一緒に出してほしいところです。
参考のため、iPad/iPad miniとNexus 10/7の比較表を作ってみました。
iPadもiPad miniも、スペック的にNexusに差を大きく差を開けられないよう、もっともっと粘ってほしいものです。


iPad 4th Nexus 10
iPad mini Nexus 7 2012 Nexus 7 2013
画面サイズ 10.7 10
7.9 7 7.02
画面画素数 2048x1536 2560x1600
1024x768 1280x800 1920x1200
CPUスペック 2x1.4GHz 2x1.7GHz
2x1GHz 4x1.3GHz 4x1.5GHz
メモリサイズ 2GB 2GB
512MB 1GB 2GB
ストレージサイズ 16/32/64GB 16/32GB
16/32/64GB 16/32GB 16/32GB
厚み 9.4mm 8.9mm
7.2mm 10.45mm 8.65mm
186mm 177.6mm
134mm 120mm 114mm
重さ 652g 603g
308g 340g 290g
価格 $499/599/699 $399/499
$329/429/529 $199/249 $229/269
発売 2012-11-02 2012-11-13
2012-11-02 2012-07-13 2013-07-26

2013-06-11

WWDC 2013自主ライブ中継

今回iOSデバイスでライブが見られるということで、こちらの方に自主ライブ中継を感想を織り交ぜながら投稿しました。

それにしても iOS 7 は予想以上に新しくなりますね。
今まで以上にリアルさを追求した部分もあります。
iOS 6のMusicアプリのボリュームつまみの光沢具合がジャイロで変化する細かい芸を、バックグラウンドイメージに持ち込んでしまいました。
全体的に白を基調にしたUIはiOSデバイスの白モデルによく映えると思います。
AirDrop for iOSはすごく便利だと思います。

iBook for OS Xもとてもうれしいです。

iWork for iCloudをWindowsでも使えるようにしちゃいました。
Office 365/SkyDriveやGoogle Driveと機能的に完全に対抗することになりますね。
iOSデバイスあるいはMacを買ってiCloudにサインアップした人への特典としてiWork for iCloudの機能は無償で提供していくのでしょうか。
もしかして一気にクラウドOfficeサービスの最大ユーザ数を獲得してしまうかもしれません。
Androidは対象OS/ブラウザとして言及されませんでしたが、最新OS・その前のバージョン・その前の前のバージョンが1/3ずつの比率という厄介なOSはあまり相手にしてないのかもしれません。

2013-06-05

最近Nexus 7のバッテリの持ちが悪い

最近Nexus 7のバッテリの持ちが悪いというか、使おうと思った時には常にバッテリ切れで電源が落ちています。
使い始めたころは、2週間に一度充電すればよかったのですが(2日に1回通勤途上で使う使い方で)。。。
その頃は、iPod touchよりもバッテリの持ちが良かったくらいです。
Wi-Fiルータとの運用にしたので、ずっとWi-FiをONにしているのが悪いのかもしれません。
考えられる原因は、
  • Wi-FiをずっとONにしていると、街中の電波を拾って、無駄に接続処理を実行してしまう。
  • 最近追加した何かのアプリがバッテリ食いである。
  • バッテリがもうへたってしまった(まだ1年たっていないのでこれは考えたくない)。
  • 鞄の中でボタンが押されて電源が入ってしまっている。
くらいですが、継続調査していきます。

2013-01-06

Google Nexus 7の良いところ、悪いところ その2 − Chromeブラウザ

現在、私はNexus 7 Android OS 4.2.1(現時点の最新)でChromeブラウザとFirefox、Puffinブラウザの3つを併用しています。
一時期、Chrome速くていいじゃんと思って主として使っていたのですが、場合によってはFirefoxも速度面で健闘していることもあり、PCやMacとのFirefox sync(履歴も含む)がどうしても快適で、最近はFirefoxに比重が移っています(ただし、履歴を含むFirefox syncは2年前の機種Optimus brightでは過負荷ぎみです)。
また、Flashは4.2のChromeでは全く見れないので、その点でもFirefoxが良いのですが、それでもだめなケースもあり、Puffinブラウザも併用しています。

さて、一般的にはChromeが一番人気のようですが(特にPCで)、Android上でのChromeで私が見つけたTips(コツ)などを挙げておきたいと思います。
  • Chromeの大きな旨味の一つであるExtensionsの機能がAndoriodでは実装されていません、あるいは塞がれています。Internet Explorer Mobileを機能不全と言い「Windows PhoneからGoogleマップへのアクセスをブロック」していたGoogleの純正Chromeブラウザがこうなのですから、ある程度は五十歩百歩なのかもしれません。
  • ブックマーク機能はあるが、独立した画面からの呼び出しなので、ブックマークレットが使えない。ブックマークレットを使いたい場合は、わかりやすい名前にしておいて、URLバーから直接呼び出すという一工夫が必要です。
  • ブックマークレットを登録するには、ペーストバッファにスクリプトの内容(例えば javascript:history.forward()  )を食わせておいて、適当なページでお気に入りボタンを押し、お気に入りの名前をわかりやすいものに変更、アドレスをスクリプトの内容にして登録、という手順で行います。
  • ブラウズ履歴の表示メニューがありません。ブックマープレットとして、 about:history または chrome://history/ を登録して使用します。
  • 後で読む&特別なページを保存する、ために便利なScrapbook Extensionが使えません。代わりにFirefoxの [PDFとして保存] 機能で代用しています。ES File ExplorerなどからDownloadフォルダに保存されたPDFファイルを直接開いて読みます(これはiOSでは出来ない芸当、良きにせよ悪しきにせよ)。

2012-12-31

来年はAndroid版のNotes Uploadを作ろう

年末には普通、今年の重大ニュース(10大ニュース)を書くものですが、少し趣向を変えて、来年2013年への決意を一つしたためたいと思います。

先日書いたように、Nexus 7を手に入れてから、ちょうど持ちやすい大きさと画面の見やすさから普段使いはAndroid 4.2でもいいんじゃないか、と思うようになり、実際かなりの時間がシフトしてきました。

Firefox、Flipboard(つい先日タブレット対応になりました)など、iOSと共通の定番アプリはほぼ同じ使い勝手で非常に良いです(ただ、Flipboardはすぐに外部ブラウザに抜け出てしまいがちで細かなところはiOS版と違いますが)。
やはり、キラーアプリはOS・プラットフォームの違いを乗り越えられるんだ、ということが実感されます。

ところがひとつだけどうしても足りないものがあります。
私がiOSの最初のバージョン(当初はiPhone OSと呼ばれていましたが)からずっと気に入って使っている純正のメモアプリ(英語ではNotes)がどうしてもAndroidにはありません。

かの有名なEvernoteでもいいのでは、と試してみましたがどうも細かな動きがしっくりきません。

無いのなら作ってみようホトトギス、ではないですが、もう作るしかありません。
ちょうどまとまったAndroidアプリ作成の練習にも良いですし、来年2013年はAndroid版のNotes Uploadを作りたいと思います。