大口径dp Quattroのサイズ感の予想図 左からF1.8標準ズーム、F1.4標準、現行F2.8標準レンズ |
新しい構造になったQuatrroシリーズは、レンズ設計にも自由度が増す効果があったのです。
現在のdpシリーズは3機種ともF2.8で多少の物足りなさを感じさせざるを得ない面がありましたが、新しく計画されている機種では、大口径レンズがドドーンとおごられるようです。
新しくラインアップに加わる "dp2 Quattro 1.4" は、30mm F1.4の大口径レンズ(35mm換算45mm)で、究極のバランスを持つと評される標準仕様のdp2 Quatrroに対してシャッタースピード2段分を稼いでいます(同じ条件で4倍速いシャッターを切れる)。
さらに、"dp20 Quattro 1.8"は18-35mm F1.8の史上最高に明るいズームレンズとなる予定。
新しいボディーは、今まで以上に被写界深度の浅いこれらの大玉を難なくサポートできる上、既存のdpシリーズと同じレベルの画質を維持しているとのこと(すでにポケットには入らないサイズなので、レンズも躊躇なく大型化できます)。
ただし、この2つの大口径モデルはあまりにも高性能で一般ユーザーが使いこなすには本気の覚悟が必要なため、今までに1,000台以上のdpシリーズを販売した特定の店舗のみでの展示と、すでにdpシリーズを持っているユーザーのみに対する特別受注生産(シリアルナンバー入り)となるようです。
これからもSIGMA dp/sdシリーズから目を離せませんね。
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