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古いOS XユーザがOldExposeと呼ぶウィンドウ一覧機能がMountain Lion 10.8で実は一部復活していたのです(右の一つ目の画面)。
標準設定では、Mission Controlの表示はアプリごとにウィンドウをまとめた表示になってしまいます(3番目の画面)。
無駄な隙間が多いし、何より切り替えたい目的のウィンドウが一発で選べないこともあるのです。
復活方法は、環境設定(2番目の画面)で [ウィンドウをアプリケーションごとにグループ化] をOFF(一緒に下のMisson Controlのキーボードショートカットを好みに合わせて設定できます。デフォルトは Ctl/↑ でちょっと覚えにくいのですが、昔流ならF9に設定)にします。
そうすると、Mission Controlの画面が、最初の画面のような表示になります。
これのどこが良いのかと言うと、ウィンドウの大小関係と位置関係を維持したまま、すべてのウィンドウを敷き詰めて表示されるので、一つのアプリでたくさんのウィンドウを開いていても一発で目的ウィンドウを選べてしまうのです。
まさに、Exposéの当初の表示方式 (OldExpose) の再来です。
振り返ってみると、今から3つ前のバージョンLeopard 10.5のExposéは、Windowsユーザもうらやみ、まねをする、開いたウィンドウから目的のウィンドウを探すのにとても便利でおしゃれな機能、OS Xの花形機能として提供されていました(初登場は4つ前のTigger 10.4から)。
右の一番下が当時のExposéの画面。
実験的に150個ものウィンドウを表示してもちゃんと目的のウィンドウを素早く選ぶことができました。
下から2番目がSnow Loepard 10.6のExposéです。
一見整理されて使いやすいと思うかもしれませんが、ウィンドウが画一化されていて実際には目的のウィンドウを探しにくいのです。
Snow Leopard用にOldExposeパッチも出ていたくらいです。
下から3番目がLion 10.7およびMountain Lion 10.8の標準設定でのExposéとSpacesを統合したMission Control。
アプリごとに整理されて、頭では使いやすそうと感じるのですが、実際使ってみるとだめなんです、特に開いているウィンドウが多い場合には。
本当にやっと出会えたというか、再会できたという感じで、とても感慨深いです(過去の記事、Snow Loepardの時と、Lionの時)。
やはり200の新機能はすべて一覧にしてもらわないと、気づかずに終わってしまう機能も出てきてしまいますよ、Appleさん。
[English version]
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