ロジクール(Logicool、日本以外ではLogitech)じゃなくても良いのですが、5ボタンマウスの、第4ボタンと第5ボタンを戻ると進むに設定しました。
Mac OS X Mountain Lion 10.8ではブラウザだけではなく、OSレベルで、戻ると進むがちゃんと効くようになってきた(例えば、システム環境設定、iTunes、App Store)ので、これは特に便利です。
設定内容は、
を private.xml に追加して、KeyRemap4MacBook で有効にする、です。<item> <name>Mouse side button back/forward</name> <identifier>private mouse back/forward</identifier> <autogen> --PointingButtonToKey-- PointingButton::BUTTON4, ModifierFlag::NONE, KeyCode::JIS_BRACKET_LEFT, ModifierFlag::COMMAND_L </autogen> <autogen> --PointingButtonToKey-- PointingButton::BUTTON5, ModifierFlag::NONE, KeyCode::JIS_BRACKET_RIGHT, ModifierFlag::COMMAND_L </autogen> </item>
設定の方法は以前の記事を参照してください。
なお、戻るは Cmd+[ なのですが、すなおにBRACKET_LEFTではだめで、日本語キーボードでは JIS_BRACKET_LEFT としないといけない(進むも同様)のようです。
private.xmlの表記法はここ、マウスのボタンの指定はここ、キーボードのキーコードはここに一覧が出ていますが、実際に動かしながらデバッグしながらやっと完成にこぎ着けました。
また、ついでにマウスの真ん中ボタンを前の記事のExposéキーに割り当てました。
この辺りは、<item> <name>Mouse menu button Expose</name> <identifier>private mouse Expose</identifier> <autogen> --PointingButtonToKey-- PointingButton::MIDDLE, ModifierFlag::NONE, KeyCode::F9 </autogen> </item>
もちろんロジクール純正の環境設定ツールでも設定できますが、インストールするものは極力少なくしたいので、この方法が気に入っています。
[2013-05-03] Logicoolに特化している訳ではないにで定義名を少し修正しました。
また、XMLにゴミが入っていたのでそれも修正しました。
ところで、自分のマウスには5つもボタンが付いていないという方、あるいはMacBookまたはMagic Trackpadだけれどもスワイプするのがちょっと疲れる(スワイプの派手なアニメーションも不要)という方、次の定義で、Shift+左クリック、Shift+右クリック(Shift+二本指タップ)で戻る・進むができるようになります。
[2015-05-15] 最後に追加した Shift+左クリック(タッチパッドでは、Shift+シングルタップ)は、Finderで複数ファイルを選択するときに選択領域を広げる操作と重複している事を思い出しました。<item> <name>Mouse shift left/right back/forward</name> <identifier>private mouse shift left/right back/forward</identifier> <autogen> --PointingButtonToKey-- PointingButton::LEFT, ModifierFlag::SHIFT_L, KeyCode::JIS_BRACKET_LEFT, ModifierFlag::COMMAND_L </autogen> <autogen> --PointingButtonToKey-- PointingButton::RIGHT, ModifierFlag::SHIFT_L, KeyCode::JIS_BRACKET_RIGHT, ModifierFlag::COMMAND_L </autogen> </item>
Opt+左クリック くらいの方が良かったのかもしれません(ModifierFlag::OPTION_L)。
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