以前、Excelについて書きましたが(Excel for Macで困った時;F2キーでセルの編集、スクロールロックが解除できない)、今回はWordに関してです。
- Word for Macで CTRL+Return で改ページを挿入する
本来は邪道かもしれませんが、改ページ挿入は結構使いますよね。
Windowsでは CTRL+Return で簡単に改ページできます。
Macでは、メニューだと [挿入] => [区切り] => [改ページ] 、キーだと、Shift+Fn+Return で、かつてのフルサイズキーボードならFnシフト不要の、Shift+Enter (テンキーのEnter) なのですが、いずれにしても複雑すぎますね。
Windowsから連想する、Cmd+ReturnやCTRL+Returnではないんですね。
Excelのときと同じように、KeyRemap4MacBookを使えば良いのですが、Word用の定義は入っていません。
そこで、以下のよう定義します。
これで、Word for Macで CTRL+Returnが使えるようになります。- アプリケーションフォルダから [KeyRemap4MacBook] を起動する(以前のバージョンでは、[システム環境設定] から [KeyRemap4MacBook] を起動)。
- [Misc & Uninstall] タブを選ぶ。
- Custom Settingの [Open private.xml] を押す。
- ファインダーで private.xml が表示されるので、[テキストエディット] で開く。
- 初期値は下記のようになっている。
<?xml version="1.0"?>
<root>
</root> - これを下記のように編集して、保存する。
<?xml version="1.0"?>
<root>
<appdef>
<appname>MSWORD</appname>
<equal>com.microsoft.Word</equal>
</appdef>
<item>
<name>MSWord NewPage with CTRL/Return</name>
<identifier>private word newpage</identifier>
<only>MSWORD</only>
<autogen>
--KeyToKey--
KeyCode::RETURN, ModifierFlag::CONTROL_L,
KeyCode::ENTER, ModifierFlag::SHIFT_L
</autogen>
</item>
</root>
- KeyRemap4MacBookの [Change Key] タブを選んで、[ReloadXML] を押す(ここでエラーしないこと)。
- [Word NewPage with CTRL/Return] という項目が現れるので、これにチェックを入れる。
さもないとLibre Officeに移っちゃうかもしれませんよ。
[2013-05-02] XMLが一部間違っていたので修正しました。
また、KeyRemap4MacBookがシステム環境設定アプレットからアプリケーションにかわっているので、起動方法を注記しました。
No comments:
Post a Comment