2014-04-29

既存のb-mobileのイオン・アマゾン・ヨドバシのデータ定額SIMを使っている場合はX SIMへ変更しないと損

b-mobileの新しい X SIM
既存のデータSIM製品、すぐにX SIMに変更すべき
私の場合すでにちょっと出遅れてしまったようです。
1月下旬にb-mobileから発売されていたb-mobile X SIMですが、これは既存のイオン、ヨドバシ、アマゾンのデータSIMを完全に置き換える(X SIMのそれぞれ版も出ています)ものです。
値段も容量も明らかにX SIMの方がお得なので、すぐにMy bmobileで「サービス変更」すべきと思います。

例えば、かつて最安値の代名詞だったb-mobileイオン専用データ通信プランは150kbpsの速度制限あり+容量無制限なしで934円ですが、「X SIM プラインI」は900円で容量1.01GBまでは速度制限なし1.01GBを超えたら200kbpsの速度制限(イオンより速い)です。
アマゾンとヨドバシの方は、1GBが月額1980円(外税)ですが、「X SIM プランI」は上記の通り900円です。
その上、X SIMにはプランI の他に、2.2GBのプランB 1,505円(旧アマゾン・ヨドバシでは2,980円)、51MB/日のプランN 900円から選べます。

私は先ほどヨドバシからプランI へサービス変更を申し込みました。
切り替えは翌日、料金適用は翌月度からとのことです。
APNの設定変更も必要なようです。
実際に問題ないかどうかは使ってみてから改めてご報告したいと思います。

[2014-04-30] あせってプランN(51MB/日)を申し込んでしまったアクシデントはありましたが、1日目は問題なく使えています。
APNの設定変更なしでもなぜか使えています。
まだ空いているためか、ゴールデンウィークのせいか、あるいはサービス向上のせいか分かりませんが、通信速度も速い感覚です。
以前はYouTubeを見るのが耐えられなかったのですが、今日はスムーズに見れます。
私の使い方は、毎日決まった量というよりは、使うときは使う、使わないときは使わないという感じなので、プランNはまずくて、プランI への変更もすぐに出しました。
ただし、X SIMのプラン間の変更は、次の月次開始日からなので、私の場合は5月20日に切り替えです。

数年前に、b-mobileのお得なデータSIMを使い始めて、そのままリサーチなしに使い続けている私のような人は、すぐにX SIMに切り替えないと損ですよ。

DP2 Merrillで、つつじ

Flikerにオリジナルサイズあり
つつじの花というのは、じつは私は今まで、ただ赤いだけであまり面白みのない花だと思っていました(つつじって漢字は躑躅、こんな難しい文字なんですね)。
でもよく見るといろいろな色や形の違いがあって面白いものなんですね。
特に写真の右下の色はとても深みのある、いままで見た覚えのない花です。

この右下の写真だけ、JPEG画像では撮ったときの色合いとどうしても違って感じられたので、RAW画像をSPPで初めて処理してみました。
色も印象にとても近く出来ましたし、JPEGではつぶれていた細部が更に微細に表現されました。
カメラJPEGでも、とても高精細なDP2 Merrillの画が、RAW+SPPを使うことでもっと高精細で再現されるとは、更に驚きです。

今回すべてMFで最短距離の28cmでの撮影です。
レンズまわりのピントリングを最短方向に回しきりながら、拡大画面を出して、花粉にピントがくるようにカメラを前後させて撮りました。
ピントリングを回す以外に拡大画面を表示する方法をどこかで聞いた覚えがあるのですが、マニュアルに当たって調べないといけませんね。
(花の場合は最短距離で構わないのですが、もっと距離を取りたい大きなものの場合はピントを不必要に動かしたくないですからね。)

Flikrにはオリジナルサイズの写真を置いています。

DP2 Merrillで雨の雫を撮ってみる

約1/4を切り出した画像(クリックして拡大)
小雨の雨の雫がしっかり写りました
出かけようと思っているときに、雨が降り出すと憂鬱になりますよね。
窓の外の雨の雫が落ちて行くのを目で確かめて、傘を持ってすぐ出るか、もう少し止むまで待つか考えますよね。

目で見える雨の雫をなんとか撮れないかDP2 Merrillで試してみました。
AFだと当然のように背景の木にピントが行ってしまうので、今回はMFが必須です。
MFで、目に見えている雨の雫の距離を目測して2.5mくらいにセット。
露出は-1.7段、シャッター速度は雫が適度な長さになるように1/100にセットして撮りました(ModeをP(rogram)からS(hutter)に変更)。
DP2 Merrillの液晶画面で拡大して見ると、線になった雫がちゃんと確認できました。

雨の表現として、濡れた路面や濡れた葉っぱ、滲んだ町の灯り、ガラスに付いた雨粒、などはよくありますが、空から降ってきた雨の雫や雨粒そのものを写せるのもFOVEONならではかもしれません。
目に映る情景を、より緻密に撮る、というDP2 Merrillの感触が好きです。

DP2 MerrillのFOVEONセンサーは天使のハシゴの細かな陰影まで写し取る

Flickrには他の写真も
天使のハシゴ(薄明光線)ってご存知ですか。
雲の切れ間から太陽の光が線のようにはっきり見える現象の名前です。
肉眼で見てきれいと思って、すかさずコンデジで撮ってもなかなか思い通りのイメージにならないことが多いと思います。
今回DP2 Merrillで試してみました。
  • ピントは無限遠
    雲のようなコントラストの低い被写体はAFの大の苦手。電源を入れてそのまま [Focus] ボタンで [MF] に設定すれば無限遠に固定されます(SHINZLOGさんの見つけたテクニック)。
  • 露出は雲の濃いめのところに合わせて
    太陽の強烈な光があったり、あるいは天使のハシゴが空にとけ込んでしまったりで、単純に自動露出で撮ってもなかなかうまく行きません。今回は雲の一番暗いところをスポット測光して露出を決めると一番良かったです。露出に関してはケースバイケースなので、今後も研究していきたいと思います。
DP2 Merrillで撮ると、目で見た感じよりも天使のハシゴが少し濃いめに表現されている印象でとても良いです。
より細かなところまで写し取れるFOVEONセンサーならではではないかと思います。

2014-04-27

最近音楽づいている私

それまではコンサートやライブに行くことのなかった私が、東京に居を移してから、マメに興味のあるイベントに参加するようになりました。
以下、備忘録と感想です。
  •  2013-10-27 BOSSA AOYAMA 原宿教会にてnaomi & goro:きれいで完璧な歌唱力のボサノバペア。YouTubeではとても気になっていたのですが、実際に聞いてみるとやはり完璧な音。ちょっとおしゃべりが少なかった(ゴローさんははにかみ屋さんなの?)のが残念かな。
  • 2013-10-27 同じくBOSSA AOYAMA オラクルスカイロビーにて Veronica Ferriani:たまたま立ち寄ってみたのですが、ブラジル語?は分からないながら、鮮明でまっすぐな歌声に堪能。
  • 2013-12-16 新宿パークタワークリスマスコンサート:あまり広く告知されていないのですがたまたま事前に見つけました。オーケストラで普段あまり表に出ることのないホルンが主役の曲がとても良かったです。
  • 2014-02-09 渋谷タワーレコード Yun*chi ミニライブ:きゃりーの妹分のYun*chiのファーストアルバム発売記念のインストアライブ。テクノ系のエフェクトが効いていてCDではどこまでが本当の歌声なのか分からないのですが、実際に聴いてみても同じように分からないくらいのテクでした。Yun*chiのウォッチは続けたいと思います。
  • 2014-04-24 代官山モーニングカフェライブ Mayu Wakisaka:代官山の蔦屋(漢字のTsutaya)でのインストアライブ。代官山では常識的なのかもしれませんが、異空間のようなおしゃれなお店。土曜日に早起きして行った甲斐がありました。時にしっとり時にハッピーな澄んだ歌声。全3回シリーズなので、続けて参加したいと思います。(現場写真byお店の方)
  • 2014-06-05 代官山蔦屋トークショー&アコースティック・ミニライブ 原田知世&伊藤ゴロー:これは予定。イベント参加整理券の最後の一枚をゲットでき(90番です!)、気合いが入ります。いつもはiTunesでの購入なのですが、今回はこのためにCDを予約。今度のアルバムはジャケットのイメージとは違って明るい曲中心(レーベルサイトで全曲試聴開始)なのでとても楽しみです。どんなインストアライブになるのでしょうか。

2014-04-25

DP2 Merrillと亀戸の藤まつりへ

Flikrでのフルサイズ画像はこちら
とてもいい気候になってきました。
先日DP2 Merrillを連れて亀戸天神の藤まつりに行ってきました。
ここは下からだけではなく、上からも藤を見られるのが絶景です。
近くで売っている一才藤という盆栽のような小さな藤を初めて知りました。
思わず買ってしまいそうになりましたが、ほったらがしで枯らしてしまってはかわいそうなので今回は思いとどまりました。

写真の方は、やはりちゃんと考えて一枚一枚撮らないと、なかなか人様に見せられる画にはならないですね。
シャッターチャンスもあるし、風で木は揺らされるし、まだまだ鍛錬が必要です。
マシンの性能に頼っていてはダメですね。

2014-04-13

DP2 Merrillで夜景を撮る練習をしてきた

Flickrにフルサイズ写真集
暗いところに弱いと言われるDPシリーズですが、どんな写りになるのか試してみたくて出かけてきました。
高感度で昼間と同じようにパシャパシャ撮るというスタイルは望めませんが、良い感じの画が撮れると思いました。

写りは、他のカメラとやはり違います。
ピントがばっちり来ていて、ブレれていなければ、光が最小サイズの点になります。
暗めの場所の微妙な光加減もイメージに近いものを表現できそうです。

ベイヤーセンサーの他のカメラだと、明暗問わず、必然的に細かなモザイク画のようになりますが(ローパスフィルターのため、ベイヤー構造の本質のため,あるいはノイズ除去処理のため)、そういうところがFOVEONにはありません。

感度はISO200通し、どうしても不安定でぶれてしまうところだけISO400にしました。
スポット測光にしていても、暗部に引きずられるので、露出補正は-2.0または-3.0にすると、明部がそれほど白飛びせずちょうど良かったです(これは他のカメラでも同傾向)。

重装備は嫌いなので、一脚を今回初めて使ってみました(一脚のレポートはまた後ほど)。
一脚を単に立てただけでは、高さ方向以外はさすがに不安定ですが、地面に突くところは自分の足の内側で、高いところはガードレールなどに2点固定すればかなり安定します。
または、短くしておなかのベルトから立てるスタイルもなかなか良いです。
1/4秒シャッターくらいまでは大丈夫そうです。
カメラの基本的な固定よりも、最終的にはシャッターぶれの影響が一番大きいと思いました(レリーズが使えないので三脚でもこの点は同様と思います)。
次回は2秒セルフタイマーも試したいと思います。

左下の画は、外灯の色、信号の色、車のテールランプの色、車のウィンカーの色などが面白くて、わざとピントを外して撮ってみた一枚です。

今回の撮影枚数、100枚、バッテリ1本半。
慣れてきたのか、無駄にバッテリを消費しなくなってきたかもしれません。

2014-04-10

DP2 Merrillで桜吹雪を撮る

Flickrにフルサイズ写真集
日曜日は夕方から雨の予報でしたがお昼過ぎまでは晴れの気持ちいい天気。
石神井川沿いの桜を見ながら豊島園から城北公園まで往復約5kmのお散歩。
咲ききった木からはちらほらと花びらが落ち初めていて、川面や道にも積もり始めていました。
晴れになったり曇ったり、お天気はずっと変化していたのですが、最後は急に風が強くなり夕立のような雨。
桜の花びらも一斉に吹雪になりました。
その一枚がこれ。
これで空が青ければとても奇麗な桜吹雪の絵になったはずですが、まあよしとしましょうか。

2014-04-09

DP2 Merrillを連れて六本木から青山へ

Flickrのフルサイズ写真集はこちら
土曜日は実は皇居乾通りの一般公開に行ったのですが、お昼には3時間待ちで受付締め切り。
入れたらさぞかしすばらしい眺めだったろうと悔やまれながら、撮影の定番、東京新美術館へと向かいました。
どうもなんか、グッときたり,ハッとするような写真はなかなか撮れないですね。
もっと場数をこなして鍛錬したいと思います。

評価測光では狙ったところが適正にならないことがあり、今回はスポット測光で通してみました。
しかし明暗の激しい場面では、どちらかに偏った露出ではダメですね。
明部をある程度残しながら、暗部も出来るだけ救うというのは、追加で露出補正を手でかける必要があります。
一番アクセスしやすいシャッターダイヤルに露出補正を割り当てるが良さそうです。

前回同様、撮影枚数約100枚、バッテリは2本と半分くらいでした。

六本木は、BMW i8がいたり、米軍ヘリが飛び立ったりと、とっても賑やかな街ですね。

2014-04-08

地下鉄運賃改定のお知らせの微細ポスターからの挑戦にDP2 Merrillで応戦

フルサイズのFlikr画像はこちら
4月からの消費税改定に伴う、東京地下鉄の運賃が主要駅にポスターとして掲示されているのをご覧になった方も多いと思います。
このポスター、駅間の料金表示が1mmくらいの見たことのないような非常に細かい文字で記載されています。
肉眼で見ても遠目にはモアレ模様しか見えません。
これはどう考えてもDP2 MerrillのFOVEONセンサーへの挑戦でしょ。

より大きく撮ってみました、Flickr画像はこちら
で、早速撮ってみたのが右の2枚。
地下通路のそれほど明るくない場所で、ISO 100で手ぶれぎりぎりの1/50のシャッタースピードでしたが、ピクセル等倍拡大するとなんとか読めます。
全面からもう少し寄って、上半分で撮ると文句なく読めます。

FOVEONは人間の目に見える以上の細かさまで写せることが証明出来ました。

他のカメラではどのように写るでしょうか。
ちなみに、大手町駅で撮影しました。

2014-04-01

dp QuattroにF1.4の大口径レンズモデルと待望のズームモデルが追加される

大口径dp Quattroのサイズ感の予想図
左からF1.8標準ズーム、F1.4標準、現行F2.8標準レンズ
大きな進化を見せたdp2 Quattroは、単にFOVEONセンサーがQuatrro世代に進化しただけではありませんでした。
新しい構造になったQuatrroシリーズは、レンズ設計にも自由度が増す効果があったのです。
現在のdpシリーズは3機種ともF2.8で多少の物足りなさを感じさせざるを得ない面がありましたが、新しく計画されている機種では、大口径レンズがドドーンとおごられるようです。

新しくラインアップに加わる "dp2 Quattro 1.4" は、30mm F1.4の大口径レンズ(35mm換算45mm)で、究極のバランスを持つと評される標準仕様のdp2 Quatrroに対してシャッタースピード2段分を稼いでいます(同じ条件で4倍速いシャッターを切れる)。
さらに、"dp20 Quattro 1.8"は18-35mm F1.8の史上最高に明るいズームレンズとなる予定。

新しいボディーは、今まで以上に被写界深度の浅いこれらの大玉を難なくサポートできる上、既存のdpシリーズと同じレベルの画質を維持しているとのこと(すでにポケットには入らないサイズなので、レンズも躊躇なく大型化できます)。
ただし、この2つの大口径モデルはあまりにも高性能で一般ユーザーが使いこなすには本気の覚悟が必要なため、今までに1,000台以上のdpシリーズを販売した特定の店舗のみでの展示と、すでにdpシリーズを持っているユーザーのみに対する特別受注生産(シリアルナンバー入り)となるようです。

これからもSIGMA dp/sdシリーズから目を離せませんね。

iWatchはiPod subという名前でTouch IDの新しい使い方とともに登場

情報を元にスケッチしたiPad sub
4月1日、匿名の情報筋からiWatchに関する新たな情報がもたらされました。
iWatchは、実際にはiPod subという製品名になる予定で、大きさはちょうど、第7世代のiPod nanoとほぼ同じになると言います。

表示情報量が現在のiPhoneより少なくなることを許さなかったAppleはiPod nanoサイズのDouble Retinaディスプレイを新たに開発することで解決を図りました。
より小さなディスプレイでの操作への配慮と、現在でも問題にされはじめている指先で隠れて細かい操作ができない問題、の両方を同時に解決するために、Touch IDセンサーを光学式のスティックポインタのように利用する全く新しい機能を詰め込んできました。
iPad subでは、このTouch IDでの操作と、タッチパネルでの操作の両方を使用することができます。
既存のiPhone 5sでもOSのバージョンアップで利用できるようになる予定とのこと。

また、iPod subは単体でも使用できますが、その名前が示すようにiPhoneやiPad、さらにはMacBookの子機としても使用することができます。
子機として使用する場合は、新しい省電力通信方式を用いたAir Playで画面をミラーすることもできますし、画面の一部を拡大表示したり、アプリ側が対応していればsub画面に特化した内容を表示することもできます(iPod sub対応に合わせて出てくるiPhone/iPadのSpringboardはiPoad subに通知センターを表示することができます)。
iPod subを使用すると、ポケットやカバンにiPhoneやiPadやMacを入れたまま、操作することができます。
複数のiPhone、iPad、MacBookとのペアリングも可能です。

なお、Double RetinaディスプレイはE-Inkの技術により、従来のRetinaディスプレイ以上の省電力を実現しているとのことです。

iPad nanoは腕時計キットと、クリップキットが標準で付属し、オプションでGoogle GlassのようなGlassキットが用意されます。
Glassキットは、Google Glassのように液晶ディスプレイを目の前に配置するのではなく、メガネに張り付けるハーフミラーシートと、そこに画面をプロジェクターのように投影するプロジェクションpodに分かれていることにより、使用していても他者に違和感を与えないような工夫がなされています(プロジェクションpodの詳細は現時点では不明)。

WWDCで発表され、年末商戦に間に合うように出荷が準備されているとのこと。