クラウド上のWebアプリは使いやすくなってきたとは言え、まだOfficeなどはアプリ版の方が良い(これはMicrosoftも同意見だと思います)、ということから、iOS版とMac版をきっちり提供。
その上で、iCloud連携し、文書はiOSからでも、Macからでも、iOS/Mac以外のブラウザからでもアクセスし、編集できてしまうようになりました。
今回の発表で、Appleの製品紹介ページもiWorkとiLifeの区別をなくして http://www.apple.com/jp/creativity-apps/ というページになっています。
今後はiWorkとiLifeをひっくるめて、「Appleのクリエイティビティアプリ」と呼べばよいのでしょう。
iPad/iPhoneのユーザがNumbersやKeynoteを使ってみて、その良さが浸透していけば、MS OfficeやGoogle Appsの牙城に食い込むのも現実的になると思います(現実歪曲フィールドももっとどんどん展開すれば)。
iOS 7の目新しさでユーザをキャッチし、 次にはクリエイティビティアプリを浸透させてしまう、という感じですね。
ところで、Mac版のアイコンがすべてiOS版のフラットなものに置き換えられてしまうのでは、と恐れていたのですが、現時点ではそんなことはないようですね。
ここで一つだけ将来への期待を書いておきます。
Appleのクリエイティビティアプリに関して、あと一つ足りないのは、企業のオンプレミス(社内システム)上での、文書保存とWeb編集だと思います。
会社業務の文書をAppleの運営するiCloudに保存してしまうと、個人の文書と混在してしまい、セキュリティ望ましくないことになります。
(これに関して発想を変えると、業務利用と個人利用のApple IDユーザを切り替えて使うのが、実はよいのかもしれません、まだ正式な解はありませんが。)
社内のサーバにiCloudを構築し、iPhone/iPadからはAppleのiCloudと社内のiCloudの両方を使う、あるいは切り替えて使うことが出来るようになればうれしいですね。
社内iCloudが(Mac Pro/OS X Server上じゃないと構築できませんではなく)汎用的なもの(一般的なWebサーバ上で構築できる(Webブラウザでの編集機能は優先度は低くてもよいので))であればもっと良いですね。
クライアントアプリ側も、現時点では文書の保存場所は、ローカルディスクかAppleのiCloudしか指定できません。
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