2013-10-05

えっ、iWatchならもうあるよ、でもね

スマートフォンならぬ、スマートウォッチがいよいよ出てきました(TechTarget JapanでSony SmartWatch 2とSamsung GALAXY Gearの比較記事、ケータイWatchのauからGALAXY Gear発売の記事)。
AppleからもiWatchというのが出るという噂も絶えません。

皆さん、忘れているかもしれませんが、iWatchは2011年の時点ですでに入手可能でした(写真:TikTokLunaTik)。

腕時計型のスマートデバイスを考えるときに、何がポイントになるのでしょうか?
腕時計の形をしていれば、なんでも作りさえすれば、それでよいのでしょうか?
  • スマートフォンまたはタブレットまたはパソコンの、純粋な子機・子画面として
    そういえば、パソコンの子画面機能が一時出ましたが、完全にすたれてしまいましたね。
    一部は子画面機能、一部はある程度独立して動くというのであれば実現可能かもしれません。
  • スマートフォンの機能を縮小して搭載
    スマートフォンのフォームファクタは持ち運びにちょうど良いので、現在の技術でそれをそのまま縮小しても制限のみが目立ってしまい、スマートフォンを置き換えられるとはあまり考えられません。
  • あるいは、新しい生活スタイルを提案
    ただし、メールやSNSや電話の着信をすかさず受け取れる、つまりずっとひっきりなしに着信が来るのは、生活の質としてはむしろ退化のように思います。
    電子機器あるいはインターネットとの間の距離感は、スマートフォン世代の現在より、もう少し離れていた方が良いのかもしれません。
    ずっと流れていても気にならないiRadioとか、Siriのみでの日常操作がポイントなのかもしれません。
    ちょっと気になった何かをネットでパッと調べものするためのガジェットは確かに欲しいですね。
    Personal Digital Assistant (PDA) とかKnowledge Navigatorという言葉を再度考えてみるとか。
  • 腕時計型よりむしろiPod nano 2011 (6th gen) のようにクリップ型の方が使い勝手がよい
    腕に付けてもよいし、襟に付けてもよい(音声入力に好都合、Star Trekの通信バッジ)し、ベルトに付けてもよい。
  • 小型化と相反しますが、1週間くらいはバッテリが持ってくれないと、ガジェットを追加する動機が湧かない
    e-Ink画面が必須かもしれません。
    CPUも次世代くらいのものが必要かもしれません(A6 64bitでパフォーマンス2倍なので電池の持ちも1.5倍くらいにはなってきた)。
  • AirPlay表示デバイスとBluetoothキーボードで物書き作業ができるようになっているとなおよいかも(現在の接続技術にとらわれる必要はないけれど)
    小型化のため、入力はメニューかSiriなので、文字入力はつらいはず。
    表示も外付けディスプレイに拡張できるとよい。
    物理的なドッキングでもよいし、無線通信でもよい。
    ファイルや文書はすべてiCloudに同期。
このあたりをうまく解決し、私たちのアッと驚く新しいライフスタイルを提案できないと、次のApple iWatchは出てこないのかも知れません。
あるいは意外と登場まで近いのかもしれませんね(最近のiPhoneなどの活発なリークはカモフラージュ?)。

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