フロントカメラでユーザの視線を追跡し、視線に追従した画像をリアルタイムで更新・表示することで、あたかもそこに3Dの物体が存在しているかのように感じさせることができます。
上記記事ではiPad 2のみのような紹介にになっていますが、YouTubeにはiPhoneで同じ技術のデモもアップされています(iPhone版の動画の方が視線追跡の説明もあり分かりやすい)。
傾きセンサーを使ったBallerina Hologramと言うアプリがずっと前からあり(ご存じない方は一度お試しください、おすすめです)、私も結構楽しんでいますが、視線に追従した方がよりリアルな3Dになると思います。
左右の目で違う画像を見なくてよいので疲れも少ないと思います。
画面を見ている時、視線はいつも多少は動いているので、Nintendo 3DSや市販の3Dテレビの方式のような視差のある2つの画像よりも、実際によいかもしれません。
ただし、CGの場合は良いのですが、実写でしようとすると非常に困難と思います。
すべての方向(正面方向に限られるが)から見た動画をホログラムのように記録し、視線に合わせて再現表示する必要があります(であればいっそのことホログラム表示した方が、多人数でも3Dで見られて良い、となってしまいますね)。
いずれにせよ、通常のディスプレイとフロントカメラで実現できるところがすごいです。
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