2011-04-15

Ubuntu 11.04はMacのようなGlobal Menu (AppMenu)に、なおかつAuto HideかつFull Screen App対応

Ubuntu 11.04でのアプリのメニューバーがMacのようにディスプレイの最上部にまとめられます(AppMenuまたはGlobal Menuと呼ばれる)。
Windows GUI対Mac GUI論争の一つの解になると思います(画像はiloveubuntu.netの記事から)。

UbuntuのAppMenu(メニューバー)は普段はアプリ名だけを表示し、ポインタを持っていったときだけ [File] や [Edit] のメニューエントリが表示されます。
画面にはできるだけ余分なものを表示しないことで、視線がドキュメントに集中できるので、とても良いことと思います。

さらに、Mac OS X Lionで採用予定のFull Screen Appにも対応しています。
アプリのウィンドウがフルスクリーン(マキシマイズ)しているときはタイトルバーが省略されます。
少しでもウィンドウを広く使えて、これまた良いことです(画像はフルスクリーン状態、タイトルバーはなくクローズボタンやミニマイズボタンがメニューバー上に表示されている)。

些細な差と思われるかもしれませんが、これだけの差のためにOSを乗り換えても良いと思えるくらいに、ちょっとした日々の使い勝手が良くなると思います。
Unity 3Dデスクトップや、GnomeからQtへの変更や、Desktop版とNetBook版の統合(LauncherがDesktopでもデフォルト、Dockのようなもの)が話題になりがちですが、私はAppMenuに大いに注目しています。

Ubuntu 11.04 Natty Narwhalは今日の時点ではBeta 2、最終リリースは4月28日。

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