2009-08-10

Xcodeで実機デバッグの初級編

XcodeのiPhoneシミュレータでの開発は、すんなりいきましたが、今回、実機デバッグを初めて体験しました。
Xcodeで [Device 3.0 - Debug] をターゲットに選んで [ビルドして進行] を実行すると、iPhoneまたはiPod touchの実機でアプリの実行が始まります。
デバッグモードでは通常より起動が少し遅いので落ち着いて待ちます。

下記3つのウインドウは、実機デバッグ中にいつでも開いておくと便利。
  • [ウインドウ] メニューの [オーガナイザ] を開き、[DEVICES] から実機を選び、[Console] を選ぶと、何がおこっているのかのログが表示される。
  • [実行] メニューの [コンソール](またはメインウインドウのgdbのボタン)はgdbのコンソールで、アプリが落ちたときのステータスなどが表示される。
  • [実行] メニューの [デバッガ](またはメインウインドウの殺虫スプレーのボタン)はGUIデバッガで、コールスタックから調査したいプロシージャを選んで、ソースコードや変数を見たりできる。
シミュレータで一通りうまく動いても、実機では動かないケースがやはりあります。
私がいきなり経験したのは、
NSStringでstringByAppendingString: の引数がnilだと NSInvalidArgumentExceptionで落ちるケースと、
NSDateでdateFromString: でこちらも引数がnilだとEXC_BAD_ACCESSのシグナルで落ちるケース。

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