2013-10-03

iOS 7のスワイプ操作は画面の端から、を意識して行うと良い

iOS 7で新しいスワイプ操作が追加されました。
  • 画面の上端から下にスワイプで、通知センター (Notification Center) を開く 
  • 画面の下端から上にスワイプで、コントロールセンターを開く
この2つは有名ですが、
  • 画面の左端から右にスワイプで、前の画面に戻る、ちょうど左上のコマンドバーの「< ちょめちょめ」と同じ
には注意が必要です。
「iPhoneユーザガイド iOS 7ソフトウェア用」(PDFファイル) には、単に左から右にスワイプとしか書いていません(例えばメールの『プレビューする』のところ『このメールボックスの表示/非表示を切り替えるには、右にスワイプ...』)が、左端からスワイプするのと、画面の中から始めるのではiOS 7では明確に異なる操作として解釈されるようになっています。

特に顕著に気を付けないといけないのが画面にあるApp Storeアプリで、アプリの詳細表示の際に、画面の中から左右にスワイプは画面イメージのスクロール、左端から右にスワイプはアプリ一覧に戻る、の操作になります。
意図しない操作になってイライラすることが特に多いです(画面イメージをスクロールしようとしているのにアプリ一覧に戻ってしまう、またはその逆)。
左端からスワイプなのか、画面の中からスワイプなのかを、はっきり意識して操作するとうまく行きます。

「左端から右にスワイプ」はメール、メモ、ミュージック、連絡先などの標準アプリでも多く使われています。
これらのアプリでも、ちゃんと左端からスワイプしないと反応してくれないので、画面の端をいつも意識するようにするのが良いと思います。

Windows 8でも画面の端からのスワイプの操作が沢山取り入れられましたが、iOS 7、つまりIveも、それに習ったということなのかもしれません。

[2013-10-03] 追記、
そういえば、Windows 8以前に、Palm/HP webOSの操作を思い出します。
プロセス一覧を出して、上にスワイプしてプロセスの終了は、まさにwebOSが最初に提案した特徴的な操作のひとつでした。

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