2020-09-12

新型MacBookは液晶側にロジックボードを配置、の予想イラストを描いてみた

2020年のApple Silicon Macの予想合戦は11月まで続くことになりそうですね。

先日の書き込み「iMacのデザインはまだこのままでいいんじゃないの、対して、MacBookはマネされすぎで変え時のような、そこで私案」の追伸で、

  • バッテリとキーボードと拡張ポートを本体側に残して、ロジックボードを液晶側に収容するレイアウト
  • 本体ボトム側と、液晶トップ側の両方をクサビ形にしてシンメトリーに

を提案しました。
で、どんな感じなのかを実際に描いてみました。

イラスト中の、平面図は、底面ではなく液晶側です。
そして、ロジックボードを効率よく冷やすために、大きな吸気口・排気口を設けます。
(ロジックボードを透けて見せていますが、もちろん実際にはこのように見えることはないはずです)

側面は、従来のMacBook 12" を少し薄くして、液晶側にも厚みを割り振って、同じ厚さでシンメトリーなクサビ形にしました。
従来のクサビ形は、側面の切り立った部分が最薄になっていて、側面から中心に向けてなだらかに厚みを増しています。
他社のクサビ形ラップトップの多くは、さらにキーボード面がほぼ水平になるまで手前部分の厚みが底上げされています(収納するバッテリの形状を一般的に考えると致し方ない)。
私の予想図では、全体をクサビ形にしています。

また、従来のラップトップでは、底面が机に接しているので大きな通気口は設けにくくて、非常に狭い(薄い)側面や背面から申し訳程度のクーリングしかできませんでした。
液晶側であれば全面を使って盛大に吸気・排気をすることが可能です。
iMacでも、背面の下部と上部に吸気口・排気口が空いているモデルがあると思います。
さすがにMac Proのような球形の大きな穴を空けるデザインは、手に持って持ち運ぶときに指にケガをしてしまいそうです。
通気口は、スリット状か、細かいメッシュということになりますが、メッシュのデザインではあまりにも平凡になってしまいます。
下部の吸気口はスリットがいいと思います。
上部の排気口は、もう少し踏み込んで、空気の流れ(エアーフロー)をできるだけスムーズにするために、垂直方向に開口部を稼げる、逆クサビ形に切り込んだ形を描いてみました。
例えるなら、ターボチャージャー付きの車のボンネットの吸気口のような感じです。

ラップトップは夏場にはすぐに本体が熱くなって使うに堪えがたくなります(よく冷房の効いたオフィスではそうでもないですが、自宅では特にそうです)。
また、iPhoneやiPadは普段はそれほど負荷の高い処理はさせない想定なので通気口が全くなくても大丈夫、ですがZoom会議をしていると途端に手で持っていられなくなります。
このご時世の中、何としても涼しくコンピュータを使いたい思いが募っています。

さて、これでラップトップのデザインを打破出来るでしょうか。

[2020-09-13] 最初、MacBook 12" のキーボード面がほぼ水平と書いてしまいましたが、MacBook Pro や他社のクサビ形ラップトップの多くではそうですが、よく見ると MacBook 12" とMacBook Air ではそんなことはありませんでした。
比較のために MacBook 12" の側面図もイラストに併記しました。

[2020-10-31] iPad AirからMacBook 12を思い出してしまう、の記事

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