2011-02-27

Android IDEOSの良いところ、悪いところ

お小遣いで買えるAndroid、IDEOSを手に入れて1ヶ月経ったので、このあたりで感想を記しておきたいと思います。
おもにiPhone/iPod touchとの比較した観点になります。

Pros:
  • とても軽い
    プラスチックなりのそこそこの質感、F-1模型の様なメタリックなカバー。
  • ブラウザのテキスト改行幅の自動幅調整機能
    iOS Safariだと文字を拡大すると改行幅(テキストマージン)もそのまま拡大され、左右スクロールしながら読むことになるけれど、Androidでは改行幅が画面にあわせて自動調整されるので左右スクロール無しで問題なく読める。
  • マルチタッチじゃないので、拡大縮小は専用のボタンが表示されるが、これが便利
    このボタンが片手操作にはかえって便利です。ピンチ操作は片手ではなかなかできませんから。
  • Backボタンのレスポンスが非常に速い
    iOSだと他の処理を待ってからのような反応なので、Backの意味が半減(間違ってリンクを押した時に戻りたい時)でしたが、専用ボタンを持つAndroidの反応は良いです。
  • 音声検索・音声入力が実用レベル
    auやdocomoのTV CMでやっているやつです。マイクボタンを押して「天気予報」と言うと位置情報も加味してちゃんとした結果が出る。乗り換え案内とか計算(16*4とか3800わる4、はっきり区切って言うこと)とかもっと複雑な音声コマンドも使えるはず。エンジンがクラウドにあるので音声認識のような高度な処理ができるんだと思います。ただし辞書に無い言葉はまだぜんぜん認識できないですね(初期のFEPのように)。
  • QVGAでも結構がんばっている
    Retinaディスプレイと比べてしまうと歴然と違いますが。
  • (今更ながら)常時接続は良い
    e-mobile U300回線は結構がんばる、テキスト+大きくない写真なら、パソコンでもなんやかやで一瞬待たされることがあるけれど、それと同等かも。
Cons:
  • あたかもWindows 3.1のような古風なAndroidの画面デザイン
    画面GUIのセンスがなく、所有する喜びが薄い。各社の独自デザインも今ひとつ良さそうなのが無い。Theme機能も無いのでアプリ感で統一的な見た目にできない。3.0/Honeycombや4.0?/Ice-creamではXP/Vista的に改善なるか?
  • 電池の持ち
    JuiceDefenderで自動節電、電源管理ウィジェットでこまめにWi-FiやGPSを切って、やっとなんとか1~2日もつ感じ。
  • フォント置き換え必須


    中華的フォントであることとともに、標準では漢字のボールドが出ない。これは私は致命的と思うのですが、あまり気にしない人も多いみたいですね。日本語フォントと一緒に英語フォントも置き換えると漢字のボールドが出るようになります。画面左が標準状態でアルファベットのみボールドの気持ち悪い状態。画面右がフォント置き換え後で感じのボールドがちゃんと出ている状態。
  • ロック解除パスワードは画面が消えたら毎回入力
    iOSなら5分間は入力不要とかにできます。さらに5回間違えたら自動的に消滅するとかまでできます。
  • 画面回転の向きが1方向(2方向)のみ
    これは大きな問題ではないですが、画面回転は通常の縦と、左に倒した横の2方向だけです。
  • 画面キャプチャは標準機能に絶対して欲しい
    とっさに画面を保存したいことは日常的にあります。
  • gmailは送信者のアイコンが邪魔で表示量が少ない
  • U300でYouTubeなど動画を見るには覚悟が必要
    15秒の標準画質YouTubeをバッファして再生が始まるまで45秒~1分かかります。本当に覚悟が必要。
b−mobile(日本通信)は矢継ぎ早にLight Tabというのを出してきました(キラーアプリがあるかどうかは良くわかりませんが)。
なかなか目が離せませんね。

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