2011-02-20

SafariでYouTubeが見れなくなった場合のとりあえずの解決法;ユーザエージェントの変更


この1週間くらいの間に、Mac OS XのSafariでYouTubeのビデオが真っ黒になって見れなくなる問題が起こっています。
現象の出てしまったMacでは、Flashをバージョンアップしたり、Safariの履歴やCookieをクリアしても改善しません。

とりあえずではありますが、以下の方法で回避できることを見つけました。
今のところこの方法がベストの対処と思います。
  • Safariの開発メニューでユーザエージェントを [デフォルト] および [Safari xxx] 以外にする(例えば [Firefox xxx] を選ぶ)
    開発メニューが表示されていない場合は、環境設定の詳細タブに設定があります。
他の方法として、
  • Safariを32bitモードにする
    Appleが64bitモードをデフォルトにしているからには、32bitモードにしたままで放っておくと将来何か新しい機能が使えないとか、パフォーマンスで不利とかが出そうに思います。
  • YouTubeをHTML5モードにする
    youtube.com/html5 のページでHTML5モードに設定することができます。HTML5版のビデオが用意されているものではきちんと表示されますが、Flash (FLV) しかないものはやはり表示されません。大雑把に半々程度でしょうか?
  • embedモードでとりあえず見る
    ビデオのURLが例えば http://www.youtube.com/watch?v=ABCXYZ&feature=aaa の時、これを書き換えて http://www.youtube.com/embed/ABCXYZ とすればSafariウィンドウいっぱいで見れます(新しい感覚)。戻るにはビデオコントローラのYouTubeボタン。
いずれも根本的な解決法ではありません。

YouTube側の仕様変更なのか(WebページのHTMLを見比べてみましたがよくわかりませんでした)、最近出たiWeb Updateによる影響なのか、はたまたFlash戦争の飛び火なのか、根本原因はまだ分かっていません。
私の手元のMac 2台のうち片方は問題なくて、もう一方は現象が出ています。
Safari以外のブラウザ(Camino)では全く問題ないです。
切り分けのためにiWeb Updateを無理に当てる勇気はありません(戻し方が分からないので)。

AppleまたはYouTube (Google) の方で根本的な解決策が打たれることを切に希望します。

[2011-02-20 08:30 pm] 第4の方法を追記しました。やはりユーザエージェントが一番おすすめ。
[2011-03-05] ユーザエージェントの変更先がSafari Windowsで大丈夫だったのが、今日はSafari以外にしないとだめになっていました(上の記述も変更しました)。影響範囲が広がっているのかもしれません。問題の出ていないMacでは引き続き問題ないようです。
[2011-05-07] YouTubeでは最近は現象が収まっていましたが、DailyMotionで同じような現象が出ているようです。
[2012-02-05] まだ起こることがあるようですね。Blog!NOBONさんのブログ 2012-01-17付けなど。

2 comments:

  1. 件の問題が突然発生しました。YouTube の動画を視ようとしても、録画時間が 0秒と表示されてしまいます。

    他のサイトのアドバイスで一度 Flash を専用のアンインストーラを使ってアンインストールしてから、再インストールしてみましたが、改善しませんでした。

    こちらの情報でユーザーエージェントを変更すれば改善するとありましたが、正直、ウソのユーザーエージェントに変更するのは気が重かったのですが、他によい方法もなく、とりあえず、他のユーザーエージェントに変更してみましたが、私の場合は改善しませんでした。ところが、一度、他のユーザーエージェントに変更してから、再度、「デフォルト」に戻した瞬間に動画が再生されました。

    つまり、私の場合は「一度ユーザーエージェントをデフォルトおよび Safari 以外に変更した後、再度デフォルトに戻す」という方法で解決したことになります。

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