2021-06-25

Windows 11開発者向けイベントがまた突然の告知(今度は急すぎて後で見ることに)

新しい書き込みをするほどでもないか(以前の書き込み)、とも思ったのですが、一点だけメモしておきたい情報があるので、投稿します。

Windows 11の一般向け発表イベントに追加して、わずか4時間後に、開発者向けのWindows 11イベントがありました。
ビデオは、YouTube上の
Join us to see what’s next for developers(約1時間)と、
Blog記事が、
What Windows 11 Means for Developers - Windows Developer Blog (2021-06-24) です。

これもなぜ事前に告知してくれなかった・できなかったのでしょうか(急に言われても、見たくても見れないこともありますよね、私も後で見ます)。
発表イベントの中の後半で突然これが告知されました(リンクも一般的なMicrosoft Learn TVのもので、直リンクが準備できなかったのかと勘ぐってしまいます)。

発表イベントも開発者向けイベントも突然の告知の割には、結局は答え合わせの内容になってしまいました。
また、内容以前に、ストリーミングが安定して繋がりませんでした(やり遂げるためのクォリティが十分ではないと言われても仕方ないと思います、逆説的にそれだけWindowsへの人々の興味が高いという説明では納得できないですよね)。
私は即座にラッキーなことにcnetがYouTubeでミラーしているライブ配信(Microsoft Windows 11 Reveal Event (Crashing / Broken Version) - Original Livestream:更新されたタイトルが泣けます)を発見できたので、そこから視聴しましたが、そこでさえ、時々いわゆる「ピー」状態に(Microsoftからcnetへの送信でさえ不安定)なっていました。

内容的にはWindowsが欠かせないものであることを感情に訴える場面もある、そういう点では分かりやすい内容だったと思います。
しかしながら、いかにも作り込まれたビデオであり、ライブイベント感は全く感じられませんでした(舞台上から居間への瞬間移動効果が、ブラタモリの函館方式の背景画像切り替えで、人物移動をAR的に制御している、というのなら実際にライブなのでしょうが、どう見ても別々のスタジオで収録したビデを編集してつなぎ合わせたようにしか見えませんでした)。
これなら深夜の放送時刻に見る必然性は全くなくて、完成ビデオをBlogやメールで送ってくれれば(早送りとか繰り返しとでじっくり見られて)良いのにと思いました。

Androidアプリ、Amazon Fireアプリが動きます、のところだけはサプライズ(PanosがOne More Thingと言っていましたね、全体的にオマージュを狙っていると言うか。。。)でした。
そこまでできるのなら、

  • Raspberry PiをWindows 11がGUIを含めてサポートします、とか
  • Apple Silicon Mac用Windows 11を出します、とか

まで、すそ野を広げて、頑張ってほしかったです。
AMDやArmには触れられませんでした(Intelに忖度か?)
11は単なる改善版ではなくて、Windows 10を後方互換のために継続し、それとは別の全く新しいコンパクトなOSを出す、でもよかったのでは、と思います(この点は冷静に分析して、後方互換が必要不可欠と判断したのでしょう、Windows Updateをなんとか高速化するので実現したら許してねという仕切りでしょうか)。

結局Windows 10 22H1レベルのもの、もともとはWindows 10の定期アップデートで提供してほしかったような内容を、わざわざWindows 11と名前を変えて、従来のシュリンクラップ(MS Officeも2022を出す)と同じ発想の中で出してきただけですね、という少し残念な結果となってしまいました。
革新にはもう少し時間が必要なのかもしれません(Windowsが現在の生活の中で不可欠な面はお認めしますが)。

[2021-06-26] 新しいユーザインターフェースが特徴と言われていますが、従来のアプリ、たとえばメモ帳(Notepad)やMSOffice、APIとしては古いWin32/WinRTと現行のUWPに頑張って追いついてきたアプリが、そのまま「新しいユーザインターフェース」で表示されるのなら、ものすごく良いのですが、そうはならなさそうです。
現在のWindows 10でもUWPアプリと、Win32アプリ、それと独自UIのMSOfficeでは全然見た目や操作性(タイトルバーの色が付いたりつかなかったり透明だったりや、クローズボタンのサイズがバラバラなどなど)が統一されていなくて、寄せ集めのOSを日々使わされている感覚でガッカリと言うかイライラします。
Linuxでもウィンドウマネージャを入れ替えたらウィンドウを操作する基本のタイトルバーは統一されるのに、Windowsではあえてバラバラにできるのが不思議なくらいです。
Windows 11では新しいユーザインターフェースをWinUI3で提供と言っているので、これを使うようにアプリを書き換える必要があります。
またユーザインターフェース系統のバリエーションが増えてしまって、画面がますます混沌とするだけですね。

[2021-07-07] みなさ~ん、デフォルトのたった1枚のデスクトップピクチャ(壁紙)のカッコ良いイメージだけに惑わされちゃだめですよ。

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