2009-05-09

私の気づいたiPhone 3.0の変更点&メモの同期(Notes Sync)機能

先日、iPhone 3.0 (iPhone OS 3.0) のBeta 3に触れる機会があったので、気づいた点を挙げておきます。
  • 全般
    • ダブルタップによるCut, Copy&Pasteは、起動に多少のぎこちなさがあるけれども、操作性はスムーズ。心配していたけれども、かなり使いやすい。
    • Spotlightの検索も、すばやく動いて、やはりとても便利。
    • いろいろなアプリの一覧表示の先頭に、検索窓が表示されます。
  • 日本語関連
    • FEPの変換中の文節の移動ができます。変換中の入力文字列の必要な箇所を指で触って文節を指定します。
  • ミュージック関連
    • 楽曲の並びが、今まで「a~z日本語」だったのが、「あ~んa~z」に変更。多少違和感あります。
    • ビデオのみのプレイリストは、今まで表示されなかったが、Musicアプリの中で表示および再生できるようになりました。
  • 互換性
    • MobileTerminalとBos Prefsはまだ動きません。
さて、個人的に思い入れの深い、メモの同期に関しては、Beta 3では下記のようなものでした。
  • iPhone 3.0を接続すると、iTunesの全般タブにに「メモ同期」の項目が現れる。今回Beta 3では、現行のiTunes8.1.1でもこの機能は有効でした。
  • 「メモ同期」をiTunesでONにし、次回同期すると、メモの同期が始まります。
  • メモの同期対象は、Mac OS XのMailアプリで見えている、すべてのメモです。つまり、ローカルフォルダのメモと、IMAPサーバ上のメモ形式のメッセージすべてです。
  • iPhone/iPod touchで作成したメモは、Mailアプリのローカルフォルダにコピーされます。
  • 更新分の差分同期が行われます。なお初回など、大量のメモの同期には何分もかかります。
  • Mailアプリが起動していなくても、メモの同期ができます。ローカルフォルダと直接、およびIMAPのキャッシュとの間で同期しているようです。
  • 同期はiTunes経由なので、ケーブルが必要です。
  • Windowsとのメモ同期はまだ試せていません。
音楽や写真、Podcastと同様に、iPodケーブルを使用してのメモ同期機能です。
Podcastで可能になったように、無線(Wi-Fiおよび3G)での同期ができるともっとよかったのにと思いました。

私の利用スタイルだと、現状では、最高でも週に一度しか同期しません(購読しているPodcastがDailyのものがなく、ほとんどWeekly)。
メモの同期は一日に何度も行いたい勢いなのに、iPodケーブルを使用した同期、かつ母艦が必要となると、私の使い方ではちょっと有用さにかけてしまうな、と思いました。
やはり、無線でIMAPフォルダと直接同期するような仕組みが欲しくなってしまいます。

2 comments:

  1. なるほど!
    メモ同期できました。ありがとうございます。
    OEで管理できると便利ですね~

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