2013-09-14

Apple Special Event 2013-09-10を受けて、日本の今後のスマフォのシェアを大胆に予想

水曜日未明のApple Special Eventはライブでサイトを見てtumblrの方にはライブ更新していたのですが、力尽きてここへの書き込みは出来ませんでした。
おおむね事前リーク通りでしたが、iOS版のiWork/iLifeの無料化 (Garage Bandは除く?)と、64-bit A7チップには驚かされました。

Google Appsと違って、クライアントが中心のOfficeアプリで、なおかつクラウドに文書を保存出来る、Office Mobileのように緊急時の編集には使える程度ではない、ちゃんとした機能をスマフォで提供、という無料のiWork。
今後のiOSの大きな武器になると思います。

64-bit化は、技術的にはわくわくしますが、果たしてどれくらい必要なのでしょうか。
主記憶が4GB以上になるとか、大規模な3Dアプリを動かすとか。
もしかすると、iOSとOS Xの統合の布石でしょうか。

先日、BCNランキングのサイトで日本の8月のスマフォのシェアが発表されていました。
ソフトバンクもauも、おおざっぱに言って50%がiPhoneなんですね(ずっとその傾向は変化なく継続しているようです)。
ソフトバンク自体とau自体のシェアを掛け合わせてみると、日本のスマフォの約27.8%がiPhoneシリーズという事になります(もしかするとこれはPhone 5だけで、併売されているiPhone 4Sは入っていないかもしれません)。
DoCoMoのツートップのXperiaとGALAXYより全然多いです(合わせても18.7%)。

さて、ここからが大予想です。
DoCoMoにしたいのだけれどもiPhoneがないのでソフトバンクやauにしていた人、DoCoMoの他の機種で我慢していた人が相当いるはず。
来月以降、日本のスマフォ全体の50%がiPhoneに!なってしまうのでは、と予想します(iPhone 5s/5c/4Sの合計)。
ダントツ度がますます加速する、なんかちょっと怖いですね。
でも、iOS以外に流れる理由(Androidの利点)があまり思いつかないですからね。

[2013-09-17] どこかに書いてありましたが、64-bit化はAndroidに対する大きな牽制の意味が強いのかもしれません。
iOS/OS Xはすぐに64-bit化できたけれども、AndroidではいくらCPUが64-bit対応になっても、Googleの対応を待つ必要がある必要があるし、JVM自体には64-bit化の本質的な効能は少ないかもしれません。

[2013-11-19] シェア出ました。
IDC Japanによると、2013年7月~9月の第3四半期の日本のスマフォの出荷台数シェアを、Appleが54.1%もとってしまったとのことです。
ガラケーを合わせても41.4%だそうです。

品薄で1ヶ月待ちのような状態でもこのありさま。
日本勢はなんとかしなきゃいけませんね。
スマフォと言えばパズドラのTV CMばかり流している場合じゃないと思います。
日本独自の、たとえば、地デジ連携が薄く軽い低価格の機種でも手軽にできるとか、 通勤Suicaにスマフォが入ってくるとか、お箸型スマフォとか、なんかAppleがやりたくないようなことをやる必要があるんじゃないでしょうか。

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