2022-04-27

Microsoft Officeのアンドゥバッファ(Undo buffer)は実質 無限段階だけれども、PowerPointだけは初期設定が必須

以前の投稿で、Microsoft Officeがトラブルで落ちてしまった場合の通常レベル以上のリカバリ方法をご紹介しました
今回は、編集の誤操作や操作ミスを元に戻すアンドゥバッファ(Undo Buffer、[元に戻す]機能)についてです。

WordとExcelは初期設定で100回までのアンドゥを行えるようになっています。
わたしなどは、この機能と自動保存が大のお気に入りで、日常のテキスト記録をテキストエディタではなくてあえてWordで行っているほどです。

ところが、先日初めて気づいたのですが、PowerPointだけ初期設定値がWord/Excelと異なっていて、初期設定では20回までしかアンドゥ出来ないのです。
少しだけ内容の違うスライドを作ろうとしていて、元のスライドをコピーしていないことに気付いたので、アンドゥで編集操作を戻して元のスライドを一旦保存した上で、リドゥして現在の編集状態まで戻ればいいや、と思ったのですが、アンドゥバッファが全然足りなかったのです。

PowerPointでもWord/Excelと同様の実質無限のアンドゥバッファを利用する設定があります。
それは、 リボンの [ファイル] => [オプション] ダイアログの [詳細設定] の [元に戻す操作の最大数] で行います。
最大値は150なので、ここは150の一択ですね。
この設定は必須だと思います。

なお、OSやPowerPoint/Word/Excelがトラブルで落ちてしまった、あるいは誤操作で落としてしまった場合の備えは、自動保存機能(自動バックアップ)です。
その設定は、同じく [オプション] ダイアログの [保存] の中の [次の間隔で自動回復用データを保存する xx 分ごと] です。
初期設定は10分だったと思いますが、わたしは3分と短めにしています。

この2つの必須設定で、安心してWord/Excel/PowerPointでの編集が行えるようになります。

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