2012-02-11

DP2 MerrillにびっくりしたのでDP2xとのサイズ比較を作ってみた

SIGMAのDP/SDシリーズは3〜5年周期でしか出てこないものと高を括っていたのですが、なんともうれしいフェイントですね。
フラグシップSD1のMerrill Generation FoveonをあっさりとDPに積んでくるなんて(DP-Merrillスペシャルサイト)。

いきなりびっくりしたので、DP2 Merrillと現行機種DP2xのサイズ比較画像を作ってみました。
今回はDP1 Merrillの方がDP2 Merrillよりレンズが長くDP1x/DP2xからサイズが逆転していますね。
見た目は、ずいぶんと洗練された雰囲気です。
レンズがインナーフォーカスになり、液晶も広く高密度になりました。
モードダイヤルをおそらく汎用ダイヤルに置き換えて操作系がゴチャゴチャしないかの心配と、動作レスポンス(オートフォーカス、画像保存)がどうなるかに期待をしつつ夏頃であろう発売(ZAPAさんの山木社長インタビューより)が心待ちです。

それにしても、RAW画像がHigh、Medium、Lowの3段階(Lowで従来のピクセル数、Highで4倍)にもなっているのは、コンデジとしてはもう革命的ではないでしょうか。

[2012-02-19]カタログのタグラインも泣かせますね;
“世界が驚嘆したSIGMA SD1の性能を
そのまま持ち歩けるとうい革新。
SIGMA DP Merrill、ついに誕生。”

[2013-03-01] 当初、インナーフォーカスと書いてしまいましたが誤りでした。
確かにMFピントリングのある、レンズ鏡筒の外周は伸び縮みしないです。
鏡筒が2重構造になっていて、フォーカスに合わせて内側の鏡筒が前後に移動する面白い構造になっています。
外側の鏡筒の長さは最短撮影距離、つまりレンズが一番伸びたときの長さ(フィルタを装着するため)になっています。
コンパクトさの面では全く不利な構造ですが、AFとMFを無理なく同時に働かせる仕組みとして仕方ないのかもしれません。
これも性能優先の設計ということだと思います。

[2013-03-02] 念のため、本体サイズを書いておきます。
113.3mm(幅)x59.5mm(高さ)x56.1mm(奥行):DP2x
121.5mm(幅)x66.7mm(高さ)x59.2mm(奥行):DP2 Merrill
奥行きが3mmしか違わないですね。
ついでに、DP1M、DP3Mも書いておきます。
121.5mm(幅)x66.7mm(高さ)x64.3mm(奥行):DP1 Merrill
121.5mm(幅)x66.7mm(高さ)x80.6mm(奥行):DP2 Merrill
MerrillシリーズではDP2が一番小さいです(DPシリーズでは広角のDP1でした、F4と暗かったので、Merrillでは1/2/3ともF2.8)。

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