2011-08-15

Mac/iOSデバイスの未来を夢想してみる

iPadに歩み寄りを見せたMac OS X Lionもそろそろ手になじんできました。
MacとiOSの融合は誰もが口にする話題ですが、私になりにも現時点の思いをまとめてみたいと思います。
  • 画面を直接操作するのは原始的なようだけれど、より直感的なのはiPadで証明済み:
    物理キーボードを持つMacBookでは、手を伸ばしてずっと操作するのは疲れる、という理由から現在のところタッチパネルは却下されていますが、トラックパッドとパームレストを排したEee Pad Sliderのようなデザインであれば使いやすいはず。
  • スクリーンキーボードの操作性をもう少し改良:
    現在iPadのキー入力は、すべての指を浮かせて必要なキーのみが押されるようにする必要があります。
    また、物理ボタンと違い、GUIパーツーにあわせて、ボタンから指が離されたときに入力が実行されます(これは最初にGUIのボタンができたときからずっと変わりません)。
    これはこれでなれればそれなりに高速入力できるのですが、やはり物理ボタンと同じような操作性が理想と思います。
    右上の写真(iPad 2のMailの説明写真)のように全部の指をつけたまま、必要なキーの上で指を押し込んで入力できるようになれば、違和感がなくなるはずです。
    また、複数のキーを同時平行で押したときにも押した順序に入力される、Nキーロールオーバーも備えてほしいです。
    これらがそろえば、物理キーは排除できるはずです。
  • やはりフルOSがないと常に不安になる:
    iPadはかなりのことができるのですが、例えば、MS Officeで編集したい、複数のWebサイトからコピペを頻繁に行いたい、Firefoxじゃなきゃいや、Unixコマンドでテキスト処理したいなど、Mac/PCがないと不安なことが出てきます。
    また、ちょっとした操作性の違い・制約が出来ること・出来ないことを生みます(例えばWebのテキスト入力エリアでスクリールできない)。
    iOSでもかなりがんばれば、そろえられる機能はありますが、不安は少ない方が良いです。
    Apple A4/A5 CPUじゃないと長時間起動できない、ということはもうないはずです。
    iPadの形をしたMacBook、キーボードなしのMacBook Airがあれば、最高のはずです。
    iOSではないですが、今年中に出てくるであろうHP/Palm webOSとPC/Windowsの合体版はとても気になります。
  • Windows Tabletはがんばってはいるけれど...:
    XP Tabletを見たときは正直感動しました。
    でも、スタイラスペンでソフトウェアキーボードを押したり、スクロールバーを操作するのはよくよく考えると2重に間接的です。
    手書き入力もどれだけ進化しても、やはりキーボード入力にはかなわないと思います(機械が認識できるくらいにきれいな文字を入力するくらいなら、手書きのままの手紙の方が良いですよね)。
最近、あかりさんブログに更新頻度が負けていますが、夢見る気持ちはなくしたくはないものです。

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