でも、よっぽど手先の器用さに自信がある方にしか、やはりお勧めできません。
私の場合は、カバーのこじ開けの際に多少傷が付いたことと、液晶画面の隙間のホコリが多くなってしまいましたが、だめ元でトライしたのでまあ満足です(60点程度かな)。
私の気付いたコツを挙げておきます。
- ケースを開けるとき、バックカバーをはがす方向に力を入れるのではなく、ツメが外れるように、外側に開く方向に力を入れた方がよさそうです。
プチッと音をさせながら、ツメを1つ1つ外していきます。カバーをはがす方向にあまりにも力を入れてしまうと、外れることは外れますが、ツメがのびてしまい、後で組み立てるときに隙間ができるようになってしまいます(その場合はツメをラジオペンチなどで少しずつ押さえて戻してやるのですが、元通りにはなりません)。 - バッテリと基盤は、ネジ止め部分とコネクタ部分(2カ所)以外は、これでもかというくらい両面テープで止められています。
特に無線LANアンテナのボディーに張り付いた基盤と、ドックコネクタ側のホームボタンの部分のボディーに張り付いた基盤をはがすのには神経を使いました。 - ハンダ付けは手早く
それほど微細なハンダ付け&外しではないのですが、効率よく半田ごてを押さえて、手早くやる心構えでやらないと、ハンダ面積が狭いので意外と長い時間半田ごてで熱を加えてしまうことになりかねません。バッテリそのもののケーブルなので、ショートさせてはいけないことにも気を配る必要があります。私の場合は裏から熱を加えながら、ケーブルを基盤のスルーホールに差し込んで付けました。助手さんに基盤とバッテリを支えてもらいながらやらないと一人では到底無理だと思います。 - ホームボタンが効かなくなったので応急処置。
(ポコポコした)タクトスイッチ部分を、両面テープをはがす際に変形させてしまったようです。仮組した状態でホームボタンを押しても、スイッチに届きません。スイッチ側の基盤には鉄の構造体が付いているので組み付け位置はズレようがありません。仕方ないので、ホームボタンとタクトスイッチの間に両面テープのノリを丸めたのを挟み込んで、応急処置としました。
No comments:
Post a Comment