2018-08-04

Windows 10 1803とOutolookの相性で文字化けする問題がようやく解決か KB4340917 17134.191

Windows 10の春秋の定期バージョンは、新機能は少なめだけれども昔に比べれば安定してきていたので、わたしはリリースされるとすぐに適用するようにしていました。

ところが、Windows 10 version 1803 (April 2018 Update / Redstone 4 / RS4)に限って言えば、致命的な問題のために他の人には到底勧められない状態でした。

先日、ようやくこの問題に対する修正パッチがリリースされました。
おおよそ3ヶ月かかりました。

ご参考のため、どんな問題なのかを説明しておきます。
Outlookで日本語を入力中に、文字列が勝手に確定してしまい、さらにその文字列が重複して入力されて、入力が完全に崩れてしまうのです。
再変換(マウス右クリックや、アプリキー)すれば入力が無駄にならない部分もありますが、重複して入力されるタイミングがランダムなため、崩れ具合がまちまちで、多くの場合は全部入力しなおしになってしまいます。
非常にゆっくりと入力すれば起こりにくくなったりすることもあり、動作が一貫しません。
予測入力の開始文字数を長くしたり(デフォルト3文字を5文字など)、予測入力自体をOFFにしても完全には改善しません。

日常的に一番よく使うかもしれないアプリであるOutlookでこの有様。
それも、常に問題が出続けるのであれば、完全に使い物にならないのでバージョンを元に戻すのですが、Outlookを再起動したりすると出なくなったりするのが厄介者。
問題が激しくなったにはメモ帳やWordで入力してコピペとかで、ぐっと我慢して使っていました。

Microsoftは早い段階でこの問題(不具合)を公開していました。
ところが、待てど暮らせど一向に修正されず、3ヶ月経ってようやく修正プログラムが公開されました。
  • 対処方法 (2018/7/25 update) Windows 10 の修正プログラム KB4340917 (OS Build 17134.191)  を適用することで、本現象が回避いたします。
    https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4340917
    Windows 10 2018-07累積更新プログラムその2 KB4340917 - Microsoft Outlook などのアプリケーションで、日本語入力中に文字列が意図せず確定される IME の問題を修正します。 2018-07-27
早速、今日適用し、様子見を開始しました。
パッチは、問題が修正されたり、新しい機能が提供されたりするうれしい面もありますが、新たな問題を引き起こす可能性もあります。
そういえば、Windows 10 1803はリリース直前に問題が見つかり、何度かリリースが延期されたりしていましたね。
もしも追加の情報が見つかったらここでお知らせしたいと思います。

[2018-08-10] パッチを適用して一週間経ちました。その間、文字化けの現象は起こっていません。

2018-02-18

VLCプレイヤーでブルーレイビデオを再生してみた(MacとWindows)

今更ながらですが、どうしてもBlu-ray版で欲しいビデオが出てきました。
DVDは昔のテレビ品質(S-VHS、Hi-8)ですが、Blu-rayは地デジの少し上(Full HD)です。
実際に比べてみると差は歴然。
最新のBlu-rayのうち4K Ultra HDとなっているものは、4K品質ですが、PCを使って再生するにはCPUが最新レベルでないので、これは時期尚早。

VLCプレイヤーはいろいろなフォーマットのビデオを再生できてとても便利なのですが、相手がBlu-rayとなると、著作権保護の観点でちょっと厄介です。

まず、Blu-rayドライブの準備です。
ちょうど質の良さそうなパイオニアのBDXL対応BDR-TD04のバルク品が安く出ていたので、バッファローの外付けUSB 2.0 DVDドライブの入れ替え用として購入しました。
(参考:ブルーレイドライブ BRXL-PCW6U2-BKを分解してみた! – A2-blog 2013-09-05

次に、VLCプレイヤー側です。
ソフトウェア的に libaacs とか libbdplus などのライブラリを追加して、さらに最新の KEYDB.cfg を読み込ませれば手順的には良さそうなのですが、私の場合はどうやってもうまくいきませんでした。
Windows版は自動的に作成される、%AppData%\aacs\ フォルダにおそらく置くのですが、それでも no valid processing key found in aacs config file のエラーが解決できませんでした。
また、 https://sourceforge.net/projects/dvdx/files/Open%20Blu-ray/ にはライブラリ付きのVLCがあるのですが、それを使っても同じでした。

もっと簡単な方法として MakeMKV というツールのライブラリを流用する方法が紹介されていました。
(参考: MacでBlu-rayを見る簡単な方法 - プログラミングなんてわからないんですけど〜 2018-04-08
(参考: MakeMKV beta

Macではここにある手順だけでOKでした。
つまり、VLCとMakeMKVをインストールし、ホームディレクトリ(~)に lib フォルダを作って、/Applications のMakeMKVの中のlibの libmmbd.dylib を、ホームディレクトリの lib に libaacs.dylib と libbdplus.dylib という名前でシンボリックリンク、ですね。

Windowsでは少し込み入っていましたが類似の次の手順で何とかなりました。
まず、MakeMKVをインストーラでインストール。
使用しているVLCに合わせて、32bitなら libmmbd.dll 、64bitなら libmmbd64.dll を、VLCのフォルダにコピー。
さらに、コピーしたファイルを libaacs.dll と libbdplus.dll という名前にコピー。
MakeMKVを起動して、ベータライセンスを以下から取得して登録。
http://www.makemkv.com/forum2/viewtopic.php?f=5&t=1053
これで、VLCからBlu-rayが再生できるようになりました。

MakeMKVはFree版として3ヶ月毎に更新版が出されていて、Freeで使い続けるためには更新し続ける必要があります。
また、この方法では、実行時にVLC以外にMakeMKVの中の変換ツールが内部的に動作する作りになっているようです。

なお、くれぐれも「映画泥棒」にならないようにだけは気を付けましょうね。

[180404] Macの設定手順の説明を追加しました。