2011-11-11

Google Readerの使い勝手・見た目をできるだけ元に戻したい

先日行われたGoogle Readerのユーザーインターフェースの更新ですが、どうも私にはしっくり来ません。
自分の購読しているたくさんのサイトの更新をササッと一覧したいのに、新しいデザインではスペースの使い方に無駄が多すぎます。
どんどん使いにくくなっているかもしれません。
どの記事でもこぞって好意的に受け止められているのが不思議です(例えば、GIZMODOライフハッカーの記事や、DESIGN ARCHIVE blogの記事、どちらも私のお気に入りなのですが)。

実際の画面を比べてみましょう。
(1)更新前(2)更新後
左右の画面はサイズが違いますが、大雑把に言って情報量が半分くらいになってしまっています。
また更に、新しいデザインでは、砂時計を表示するための普段は何も表示されない空白列がありますし、記事表示の下のアクションボタンのバーも微妙に幅広になっています。
(3)余分な砂時計エリア(4)幅広デザインのアクションバー(記事の下)

そこで、いろいろ探してみた結果、Google Reader DemarginifierというChrome拡張かつFirefox Greasemonkeyスクリプトを見つけました。
Chromeの場合はそのまま、Firefoxの場合は、まずGreasemonkey addonをインストールした上で、Demarginifierに行って右上のInstallボタンでインストールできます。
ただし、このDemarginifierの標準設定では、一覧表示が詰まりすぎているのと、アクションバーの幅がそのまままです。
また、左側のナビゲーション(ツリービュー)を前々から消したかったので、以下の修正を行いました。
  • 詰まり過ぎの一覧表示を以前のReaderに近い幅にする(以下の行のline-heightを修正)
    #entries.list .collapsed { line-height:2.8ex !important; padding:1px 0 !important; } \
  • アクションバーの幅を狭める(以下の行を追加)
    .entry-actions { padding: 0 0 1px 3px !important } \
  • ナビゲーションペインをデフォルト非表示に(以下の内容をスクリプトの最後に追加)
    window.addEventListener("load",(function(){document.body.className="webkit loaded lhn-hidden";document.getElementById("chrome-lhn-menu").className="goog-button goog-button-base unselectable goog-inline-block goog-button-float-left goog-menu-button goog-button-tight";}),false);
(スクリプトは本体はMacの場合 ~/Library/Aplication Support/Firefox/Profiles/xxxx.default/gm_scripts/ に保存されているので、テキストエディットで編集します。)

右が表示結果です。
(5)現在の結果

一覧の幅が適度で、砂時計エリアがなくなっているのがお分かりいただけるでしょうか。
丈夫のボタンバーの高さも調整されています。

今回も私にとってかなり勉強になりました。
お試しいただけるとうれしいです。

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