2017-09-16

もし、iPhone Xが全画面スクリーンにこだわり過ぎて、こんなんだったらどうだだったろう


左が、本当のiPhone X、右が完全な全画面スクリーンにしてみたiPhone Xです。

絶対に、画面の表示を考えると右の方が良いですよね。
だけれども、上下の外形の形状の統一性は当然損なわれていますし、Apple的な割り切り・覚悟が全くもって感じられないデザインです。
それに右の方が部品の形が複雑で製造が圧倒的に難しくなります。
かといって、上辺の左右を斜め一直線の傾斜にしてしまうとベゼル幅の統一感が大きく損なわれてしまいます。

ホームボタンはずっと最初からのiPhoneのデザインアイコンだったのですが、それさえも、将来向けてより価値の高い全画面スクリーンのためにはそぎ落とし、必須ではないとする。
それに反して、フロントカメラと、Face IDのためのセンサーは前面に必須なので、何とか折り合いをつける。

ハードウェアとソフトウェアのギリギリの所でのキメが生かされた結果、現在の形になったのだと想像に難くありません。

[2018-02-18] このノッチが技術改良でどんどん細くなっていくのなら、現状のデザインも妥当と思えますね。
一方、Androidも次期バージョンでノッチをサポートするとか( https://taisy0.com/2018/02/12/92943.html )。
ノッチはスマホの新しいスタイルとして認められたということでしょうか。

[2018-08-30] ベゼルレスデザインに関して追加の記事を書きました。
見返してみると、右の形は、見た目はいまいちですが、画面の使い勝手はとてもよさそうですね。
必要なところは出っ張っている、と言うのは案外悪くないかもしれませんね。
極端ですが、3Dカメラ、ということで、四辺にカメラの出っ張りがあるのもいいかもしれません。

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