PyObjCはPythonで手軽にアプリを開発するのにはとても良いのですが、iPhone/iPod touch上では起動にとても時間がかかります。
ちょっと調べてみたところ、常に使われる、"import objc" と "obj.loadBundle ("UIKit",...)" のコードの処理に、それぞれ約3秒かかっていることが分かりました。
Python自体は遅くないのですが、PyObjCを使用するための初期化の処理に5秒以上かかってしまいます。
また、PjObjCはとても大きなライブラリなので、メモリ容量の面からも不利です。
例えば、ネイティブのMobileAddressbook.appは5.7MBなのに、HelloPythonは11MBにもなります。
このことから、メモリのオーバーヘッドが5MBほどもあることが分かります。
いずれのオーバーヘッドもPyObjCとUIKitを使用したとき固有のものです。
[English version]
2009-09-23
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment