2023-03-09

オリジナルレジェンドキーキャップの第一印象、これは試験機一号機 [自キ沼 #26]

オリジナルレジェンド、カスタムレジェンドのMBKキーキャップの印刷が上がってきました(前の投稿と、前々回の投稿もご参照ください)。
印刷作業のためでもあるんでしょうが、キースイッチテスタのような、アクリルのしっかりした土台も付いてきました。
  • 遊舎工房さんの商品ページでは現在の平均納期2週間となっていましたが、9日で受け取ることができました
  • 細かい部分もつぶれず、印刷精度は高いです。感覚的に600dpi以上は余裕でありそうです。
  • 色が全体的に暗めの印象です。白も赤も青も中間色を狙ってはいたのですが、印刷データを画面で見た場合や、右の写真と比べても、実際に目で見ると、特に青色の明度・視認性が物足りません。カラー印刷は、紙の場合でも試し刷りを何度かしないとイメージ通りにならないので、致し方ないかと思います。地が黒色だとより難しいのかもしれません(印刷部分の白色の下地塗りはきっちり入れています)。
    メモ:刻印の色は、白色 #cccccc 青色 #4477ee 赤色 #aa3311 で、明度で表すと 80% 48% 37% です。
  • 強度確保のためにトップコートされるのですが、仕上がりが光沢寄りの半光沢なので、生のMBK黒色のPBT表面よりも反射が強くなります。現物をよく見ずに買ったノートPCや液晶テレビをいざ設置したら、画面のテカりに驚いてしまう事がありますが、それと同じ感じです。それと、有機溶剤臭があるので開封後しばらく外で干さないといけないです。
  • トップコートされていますが、あくまで実験的に、剥がすつもりで爪でわざと強く引っかくと、印刷が剥がれました。印刷強度を確保し、不測のキズなどを防ぐためにはトップコートは必要なようです。
  • これは自分のエラーですが、一箇所だけTypoをしてしまいました。100文字以上のデータなので、間違う前提でもう一度だけ確認すれば良かったかなと思います。

全体的に試験機一号としては満足ですが、青色文字がサッと見えないのは刻印の目的からすると改善の余地ありなので、このままの常用は難しく、再トライが必要かなと思っています。

  • 青色はもう少し水色か薄緑色に寄せる。
  • 64色とかの色見本用の刻印を1個くらいは入れておきたい、保険として。隣り合った色で印象に影響が出るから地色を挟みながらが良いか。
  • 遊び心をプラスして、イタリック体のデザインでもやってみたい。
  • 艶消しトップコートを試すかどうか。。。
  • より安価なレーザー印刷も試してみたい。レーザー印刷による刻印は単色。単色で3レイヤ分の刻印が分かりやすく表現できるか(今は左上白・右上青・左下赤の三方向三色に振り分け配置しているけれど、単色だったら、センター・左上・右上か、センサー・左上・左下のように位置関係で差をつけるとか)。黒地だと刻印が見えにくい恐れ。カラー刻印は夢が実現した形が良くて嬉しいのだけど、粋な黒色・墨色も悪くないかも。色合わせ試行不要、トップコート不要の制作上のメリット。バリエーションとして持っておくか。

この投稿はiPadのソフトウェアキーボードで入力しました。
『真のキーボードラヴァー(Keyboard Lover)はキーボードで嘘はつけない』ですよね。
実生活で、自作キーボードじゃないデバイスとの併用は少なくないですから。
iPadってシンプルにシングルウィンドウなので文章に集中できる、すぐれた「思考の道具」だと思いませんか。

 

[2023-03-18] 刻印の色を記載しました。
遊舎工房さんの黒色MBKキーキャップの単色レーザー刻印は技術的問題(PBT素材のMBKの素材の変更による)により受注停止とのこと、残念です。

[2023-07-31] ところで、写真に写っている数字行とEnterキーは、ずっと以前に貼り付けたシールですので、念のため。
シールも鮮明でよいのですが、使いたい文字が揃っていなかったりするので、自作初号機以降は乗り気になれず、です。

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