脆弱性の一覧を詳しく見てみると、複数にカウントされているCVE-2007-xxxxが実際は一つのSAxxxxだったり、1回のパッチで修正された同一コンポーネントが複数回数えられていたり、重大度が無造作にHになっていたりしていました。
でも、それらを考慮して再度カウントしてもまだ、Windowsの数より相当多い数になってしまいます。
Mac OS Xには、オープンソース由来のコンポーネント(Samba、CUPS、Java、Rubyなど)がたくさん入っており、Mac OS Xのセキュリティパッチはそれらもまとめて対処しています。また、もともと、Mac OS X(Unix系)はルート権限をサービスプロセスでむやみに使用しないので、脆弱性があったとしても被害が及ぶのはそのコンポーネントだけのはずです。
この辺まで考慮して評価する必要があると思います。
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