2021-06-28

パソコンの未来はペンタブレットと考えているように見えるWindows 11

 右の写真は、それぞれ

に掲載されているものです。

Windows 11ではデスクトップが無くなって、ラップトップと2-in-1、それとペンが明確に登場しています。
Surfaceではペンはオプションで、かろうじてSurface Pro Xに収容されています。
Windows 10ではラップトップ、2-in-1と共に真ん中にデスクトップがありました。

スマホやタブレットのように、携帯性のためにキーボードを完全になくしたデバイスは、確かに見た目のデザインが洗練されていて、閲覧中心なら使いやすいです。
指先での入力では細かいところに無理があるので、ペンを使用するのも、理屈としては正しいです。

しかしながら、パソコンはあくまでパソコンであって、タブレットが主流になると考えるのであれば、洗練されたタブレットOSを出してほしいです。

正確な入力にはまだまだキーボードが欠かせません。
デスクでの作業には、ペンやタッチパネルよりも、タッチパッドやマウスの方が(悔しいかもしれませんが)適しています。

Windows 11をペンやタッチパネルに寄せていくのなら、(Vistaではなくて) Windows 8の轍を再び踏むことになると思います。
真ん中にスタートメニューがあると使いやすくなるのは、スマホの縦長のポートレートディスプレイの時のみであって、マウス操作で画面下中央をクリックするためには、より注意く正確なポインタ操作が強いられます(その上、なんということでしょう、スタートボタンは中央ですらなく、タスクバーに都度一覧されるアプリアイコンの左先頭なので、常に位置が動きます!!)。
スタートボタンは画面の角にあるから押しやすいし、そしてなにより、スタートメニューが表示されても作業中のウィンドウを極力邪魔しないように隅っこにあるべきなのです。
集中して作業している最中に、補助的なアプリや参考ドキュメントを起動しようとすると、真ん中に表示される新しいスタートメニューに視界を遮られて注意力がそがれてしまいます。
スタートメニューが主役と思う・思わせるのは、根本的な大きな間違いです。

Windows 10XはSurface Neoのような(私の過去記事)、タブレットに寄せたマシン用だったので、スタートメニューが中央にあるのが理にかなっていたのですが、目新しさのためだけにWindows 11にその機能を持ってくるのは、明らかに間違っていると言えます。
2-in-1のような、パソコンとタブレットの合いの子で、現状ではどちらの用途にも中途半端のデバイスを「何とかして主流に据えたい」のなら、もう一段階のなにかの革新がないと、再び後退してしまうだけのように思いました。

そういえば、Windows 8ではタブレットモードでのタッチパネルジェスチャ(当時の私の記事)が多数定義されていましたが、どれも直感的とは言えず、かつ新たに操作を学習する必要があって自然消滅しました。
そもそもWindows 8にそういうジェスチャがあったことや、スタートボタンがなかった(代わりにスタート画面、そしてスタートボタンはWindows 8.1で復活)ことすら、きっと誰も覚えていなかった・忘れていましたよね。

(今回、本BlogにWin11のタグを作りましたが、短命に終わらないことを願うばかりです。)

[2021-09-23] Surface Laptop Studio入りのイメージが出たので追加しました。

2021-06-25

Windows 11開発者向けイベントがまた突然の告知(今度は急すぎて後で見ることに)

新しい書き込みをするほどでもないか(以前の書き込み)、とも思ったのですが、一点だけメモしておきたい情報があるので、投稿します。

Windows 11の一般向け発表イベントに追加して、わずか4時間後に、開発者向けのWindows 11イベントがありました。
ビデオは、YouTube上の
Join us to see what’s next for developers(約1時間)と、
Blog記事が、
What Windows 11 Means for Developers - Windows Developer Blog (2021-06-24) です。

これもなぜ事前に告知してくれなかった・できなかったのでしょうか(急に言われても、見たくても見れないこともありますよね、私も後で見ます)。
発表イベントの中の後半で突然これが告知されました(リンクも一般的なMicrosoft Learn TVのもので、直リンクが準備できなかったのかと勘ぐってしまいます)。

発表イベントも開発者向けイベントも突然の告知の割には、結局は答え合わせの内容になってしまいました。
また、内容以前に、ストリーミングが安定して繋がりませんでした(やり遂げるためのクォリティが十分ではないと言われても仕方ないと思います、逆説的にそれだけWindowsへの人々の興味が高いという説明では納得できないですよね)。
私は即座にラッキーなことにcnetがYouTubeでミラーしているライブ配信(Microsoft Windows 11 Reveal Event (Crashing / Broken Version) - Original Livestream:更新されたタイトルが泣けます)を発見できたので、そこから視聴しましたが、そこでさえ、時々いわゆる「ピー」状態に(Microsoftからcnetへの送信でさえ不安定)なっていました。

内容的にはWindowsが欠かせないものであることを感情に訴える場面もある、そういう点では分かりやすい内容だったと思います。
しかしながら、いかにも作り込まれたビデオであり、ライブイベント感は全く感じられませんでした(舞台上から居間への瞬間移動効果が、ブラタモリの函館方式の背景画像切り替えで、人物移動をAR的に制御している、というのなら実際にライブなのでしょうが、どう見ても別々のスタジオで収録したビデを編集してつなぎ合わせたようにしか見えませんでした)。
これなら深夜の放送時刻に見る必然性は全くなくて、完成ビデオをBlogやメールで送ってくれれば(早送りとか繰り返しとでじっくり見られて)良いのにと思いました。

Androidアプリ、Amazon Fireアプリが動きます、のところだけはサプライズ(PanosがOne More Thingと言っていましたね、全体的にオマージュを狙っていると言うか。。。)でした。
そこまでできるのなら、

  • Raspberry PiをWindows 11がGUIを含めてサポートします、とか
  • Apple Silicon Mac用Windows 11を出します、とか

まで、すそ野を広げて、頑張ってほしかったです。
AMDやArmには触れられませんでした(Intelに忖度か?)。
11は単なる改善版ではなくて、Windows 10を後方互換のために継続し、それとは別の全く新しいコンパクトなOSを出す、でもよかったのでは、と思います(この点は冷静に分析して、後方互換が必要不可欠と判断したのでしょう、Windows Updateをなんとか高速化するので実現したら許してねという仕切りでしょうか)。

結局Windows 10 22H1レベルのもの、もともとはWindows 10の定期アップデートで提供してほしかったような内容を、わざわざWindows 11と名前を変えて、従来のシュリンクラップ(MS Officeも2022を出す)と同じ発想の中で出してきただけですね、という少し残念な結果となってしまいました。
革新にはもう少し時間が必要なのかもしれません(Windowsが現在の生活の中で不可欠な面はお認めしますが)。

[2021-06-26] 新しいユーザインターフェースが特徴と言われていますが、従来のアプリ、たとえばメモ帳(Notepad)やMSOffice、APIとしては古いWin32/WinRTと現行のUWPに頑張って追いついてきたアプリが、そのまま「新しいユーザインターフェース」で表示されるのなら、ものすごく良いのですが、そうはならなさそうです。
現在のWindows 10でもUWPアプリと、Win32アプリ、それと独自UIのMSOfficeでは全然見た目や操作性(タイトルバーの色が付いたりつかなかったり透明だったりや、クローズボタンのサイズがバラバラなどなど)が統一されていなくて、寄せ集めのOSを日々使わされている感覚でガッカリと言うかイライラします。
Linuxでもウィンドウマネージャを入れ替えたらウィンドウを操作する基本のタイトルバーは統一されるのに、Windowsではあえてバラバラにできるのが不思議なくらいです。
Windows 11では新しいユーザインターフェースをWinUI3で提供と言っているので、これを使うようにアプリを書き換える必要があります。
またユーザインターフェース系統のバリエーションが増えてしまって、画面がますます混沌とするだけですね。

[2021-07-07] みなさ~ん、デフォルトのたった1枚のデスクトップピクチャ(壁紙)のカッコ良いイメージだけに惑わされちゃだめですよ。

2021-06-19

Android 12デバイスとしてPixel 3aを手に入れた

Android 12は久々のワクワクするAndroidと思い、お手頃価格になってきたPixel 3aを手に入れました。

Material Youと銘打ったGUIのパーソナライズ機能ですが、以下第一印象です。

  • まだベータ2なので、粗削りなのかもしれません
  • Google製も含めてアプリがMaterial Youに対応していないので、統一感のメリットがまだわからないですね
  • GUI部品が角丸長方形なのか、円なのか、楕円なのか、統一感が取れていないと感じました
  • Notification Panel(iOSでのControl CenterとNotification Centerを合わせたもの)のボタンも大きすぎてスペースが無駄と感じました(ボタンの大きさはカスタマイズできるといいのですが)
  • OS全体のUIの色合いをカスタマイズできるのが最大のウリですが、iOS/iPadOSで言うところのアプリごとのキーカラーに当たると思います
    すべてのアプリのキーカラーが同じ色になってしまうと、LINEしているのか、メールしているのか一目で判断できなくなりますね。Googleアプリのアイコンがすべて同じ色合いにそろえられて、いわば改悪されましたが、これをもっと推進する感じなのかもしれません。色ではなくてUIの形で区別させるのでしょうか

Material YouはAndroidにとどまらずChrome OSやWebにも広がっていくのだと思います。
よりよい形で発展していってほしいものです。

単なる答え合わせの会になってほしくないWhat's next for Windowsイベント、ところでなぜBuildと別枠で発表することにしたのでしょうね、期待が膨らみますね

「窓から見える外の世界、未来へ飛び出そう」、私にはそんな風に見えました。

近頃の発表イベントは事前リークと言うか漏洩が多くて、答え合わせのようにしかならなくて、ライブで見ていてとても残念な思いばかりです。
来週の「Join us to see what's next for Windows」にはそうはなってほしくないものです。

とは言え、私からも予想をひとつ(やはり予想する誘惑にはあらがい難いですね)。
Chrome OSのような、Edge OSの予感がします。
もしそうなればEdgeは先見の明のあるネーミングというか、最初からそう見据えられていたのかもしれません。
MSOfficeもすでにスマホOS版もあるし、クラウド版もキッチリ動くようになっています。
WindowsもPCのOSとしての形に固執することが無くなっていると思います。

ところでなぜ直前のBuildイベントで一緒に発表しなかった、あるいはできなかったのでしょう。
わざわざ独立したイベントになっているからには大きな話題(大きな変化?)を期待してしまいます。
Buildの元々の内容へのしわ寄せを気にしたのでしょうか(そんなことはなくて、どちらも周到に準備してるはず)。
Satyaの会長就任後の初仕事として、華を持たせたかったのでしょうか。

ほとんどの人が、家に金庫や水道のタンクを持ったりしない(でも持とうと思えば持つことは何ら難しくない、持とうと思えば自由に持てる)という、人の世のインフラ機能。
人とコンピュータの関係性も、そういう感じに確実にシフトしてきています。
金庫製造者は金融業者に、コンピュータ製造者はクラウドサービス提供者に仕事を取られる、という側面はあるにせよ、この流れが一度始まってしまうと、だれにも止められません。
人が同じことをするのに、全く違う業界の提供物・提供サービスを使うようになる、そういう流れの中でWindowsもワクワクする進化を見せて欲しいと思いました(MicrosoftもPCパッケージソフトウェアと周辺機器・PCから、サーバアプリへ、そしてクラウドサービスへ業態を広げてきました)。

発表されるのがWindows 11だとしても、それはいくつか発表されるもののうちのひとつであってほしいものです。

[2021-06-25] 発表イベント後の所感を投稿しました。

2021-06-09

Linuxアプリのグローバルメニュー化はUbuntu Unityでしかできないと思っていたけれど、Kubuntuでもできるんですね

少し前のKDEのブログから
Linuxでのグローバルメニュー表示
自分用のメモを兼ねています。
WindowsやLinuxの各アプリのメニューバーは、それぞれのウィンドウのタイトルバーの下に配置されます。
これって、貴重な画面スペースの無駄だとずっと思っています。
さらに悪いことに、MS Officeではメニューバーの代わりにリボンというまた別のメニュー方式を持ち出してきています。

どのOSでもmacOSのように、メニューバーは画面の一番上の共通エリアに表示されればいいのに、とずっと思っています。

Ubuntu Linuxでは、5年ほど前にUnityというGUIツールキットで、このグローバルメニュー (global menu) を独自に実現していましたが、現在は独自路線からより多く使われているGnomeに移行しています。
主流から外れたのはとても残念だったのですが、コミュニティーの力で、Ubuntu Unity派生 (https://ubuntuunity.org/) として提供が継続されています。

さらに先日知ったのですが、KDEの最近のバージョン (最近のバージョンはKDE Plasma 5というらしくて、すっきりしたデザインに好感が持てます) ではUnityと同じようなグローバルメニューの機能を提供しています。
Ubuntu Linuxの主流の派生のひとつであるKubuntu (https://kubuntu.org/) でもこの機能が使えるようです。

これは安定してそうで、時間を見つけて試してみたいと思います。

WWDC2021 - Apple Siliconについて一切触れられなかったのはなぜ、顔出しなしのミー文字なのはハードウェアの発表ができなかったお詫びか?

いつもながら内容盛り沢山なWWDCが今年も始まりました(developer.apple.com内のページ)。
え、本当にみんなそう思ってます?
確かに5つの全てのプラットフォーム(iOS, iPadOS, watchOS, tvOS/HomeKit, macOS)での盤石な更新はありました。
しかしながら、ハードウェア、特にApple Siliconについて何も触れられなかったのはなぜなのでしょう。
いつもなら最低でも、Apple Siliconは発売からxx%もxxしたとか、アプリの移行が50%以上進んだとか、キーノートスピーチでしか聞けないような成果や予定があって然るべきだし、当然期待しています。
もしかして、半導体不足がかなり深刻で、ハードウェアの生産見込みが業績に影響が出るほどで、需要をトーンダウンさせたい意志が働いているのでしょうか(iPhoneは多少遅れてでも出さない訳にはいかないので全ての生産をそこだけに集中させている)。
それとも、新製品の発表が直前のバグか何かで出来なくなってしまったのでしょうか。

矢継ぎ早だったApple Silicon版 MacBook Air / MacBook Pro / Mac mini / iMac / iPad Pro の発売開始のペースに慣れた私たちユーザにとって、一切何も話がないというのは期待外れというか、お預けにされてしまった感が強いです(他のサイトではこの気持ちをなかなか代弁してくれていないも不思議ですが)。
私などは、Appleサイトの役員ページがミー文字に入れ替わったのは、ハードウェアが発表できなかったお詫び、遺憾の気持ちから顔出しできなくなったのかと、真っ先に勘繰ってしまいました。

とは言え、事前予想の答え合わせ会をうまく回避した、とも言え、その点はとても素晴らしかったというか、本来のキーノートらしさを取り戻した嬉しい誤算だったと思います。

さて、私にとって気になったWWDCキーノートの5大トピックは以下です。

  • FaceTimeがAndroidやWindowsでも使える、FaceTime Link(ミー文字作成まではwebでもできたとしても動かすのはFaceTime Cemeraとアプリじゃないと無理ですよね)
  • MessagesにはMessages LinkやiCloudサイトでの扱いは無し、あくまでインタラクティブにやりとりするショートメッセージとしての位置付けからか?
  • Walletが運転免許証などのライセンスカードが扱えるように
  • iPad(とおそらくmacOS)のSwift PlaygroudからApp Storeにアプリをリリース可能に(じつは私もSwift Playgroundのリリース当時にこの機能は予想・期待していました、なお当時はまだiOSとiPadOSが分かれていませんでした)
  • ShortcutsがmacOSにも(私はまだ全然活用できていないので、今後の研究課題です)

それと私からのOne more thingです。

macOS Monterey(モントレー)のバージョン番号はmacOS 12になるようです。
developer.apple.comのページに”macOS 12 SDK”とひっそり書かれているのを見つけました。
iOSのようにどんどん数字を大きくしていくんですね。
これでバージョン99まで70年以上は番号の心配がなくなりましたwww。
(ところで、去年のEngadgetの記事に『アップル、Swatchに「One more thing」の商標を取られる』というのがあって気になりました)

2021-05-21

憧れのBang & Olufsenのサウンド、Beoplay A2をやっと手に入れた、と思ったのも束の間、新製品Beosound Exploreがちょうど発売

こちらがBeoplay A2
新発売のBeosound Explorer、
高さがA2の短辺とほぼ同じ、
Beosound A1よりかなり小柄、
シルエットのサイズは
Beoplay P2に近いかも

書斎用に、中古ですが、かのBoeplay A2を手に入れました。
これが私にとっての初B&Oです。
Beoplay A2はBang & Olufsen社の歴史上、初のポータブルスピーカーで、販売台数を最もあげた製品とのことです。
Beoplay A2の初代モデルの発売は2014年です(AV Watchの記事)。
寸法から事前にiPad Pro 11インチと同じくらいかと予習していたのですが、実際に手に取ってみると厚みがあって結構なサイズです。
とはいえ、比較的大きな7.6cmのバススピーカー2個、1.9cmのツイーター2個、それにパッシブラジエータが収まっていることを考えると、むしろ小さくまとまっていると思います。
M1 MacBook AirにBeoplay Software Updaterアプリを入れて、mini USB to USB AケーブルとUSB A/C変換アダプタで接続し、ファームウェアを8.xから9.3.4にアップデートして、無事にiPad/iPhoneのBang & Olufsenアプリでイコライザ設定ができるようになりました。

※1:Beoplay A2の前面カバーの中にメンテナンスポートがあるのですが、microではなくてマイナーなmini USBなので注意が必要です。古いケーブルのを引っ張り出してきました。
※2:スマホ用のアプリでもファームウェアアップデートできるようですが、スマホ側をホストモードで接続するUSBケーブルが難しい(iPad/iPhoneだとカメラアダプタ)のと、Bluetooth経由のアップデートは怖いし、そもそもファームウェアが古くてアプリから認識されなかったので、素直にパソコンでアップデートすることにしました。
※3:iPad/iPhone用にはB&O AR Experienceという仮想お試しアプリもあるので、購入前に自分の部屋にBang & Olufsenのスピーカー、ヘッドホン、テレビを置いてみることができます。ただしBeoplay A2は旧機種なのでARには入っていませんでした。

サウンドは素人の耳にもパソコンの内蔵スピーカとは全然違うことがわかります。
音量を下げてもバランスが崩れません。
最新のM1 iMacと勝負させてみたい気分です。

と、感慨に耽っていたところ、今日ちょうどBang & Olufsenから、ポータブルスピーカーの新製品が発表されました(リリース情報(英語)と製品ページ(早速日本語あり))。
新製品Beosound Exploreは4.6cmスピーカー2個(ステレオかどうかは期待薄、Beoplay P6でもステレオという情報がないので)、IP67防塵防水の円筒型ボディー、US$199で、USオンライインストアでは今日、日本では5月24日から発売です。
私が探していたのとはちょっと違うので、なんとかギリギリセーフです。

なお、今後のB&Oの製品名は、Beosoundがスピーカー、Beoplayはヘッドフォンになるように思います。

[2021-06-05] 新製品はBeosound Explorer (エクスプローラー) ではなくてExplore (エクスプロア) ですね、訂正しました。

2021-05-05

Apple Silicon Mac上でIntel版Windows 10をインストールする手順(UTM app)

このブログではUTM appを使ってIntel版のWindowsを動かす話題を取り上げてきました。
もう一度言います、UTM appを使えば、Arm版のLinuxやWindowsだけでなく、Intel版のWindowsを動かすことができます。

今回はApple Silicon Mac上でIntel版Windows 10をクリーンインストールする方法です。
少しコツが必要でしたので、その手順を紹介します。
UTM appはLinuxの世界では有名なCPUエミュレータであるqemuを、macOSやiOS/iPadOSで簡単に使えるようにしたアプリで、ここ(App Store版、またはフリー版)から入手できます。

Apple Silicon MacBook Airの8 Coreを全て使えばIntel CPUの実機の1/2〜1/4くらいのパフォーマンスで動作します。
(以前の検証では1/4〜1/8くらいのスピードしか出ず、実験程度にしか使えない状態でしたが、今回改めてWindows 10をクリーンインストールしたら俄然速くなりました。)

以下、Apple Silicon Mac上にIntel版Windowsをインストールする手順です。

  1. 準備物は3つ。
    UTM app(App Store版、またはフリー版をあらかじめインストール、現在のバージョンは2.0.27です)、
    Windows 10のインストーラISOファイル(わたしが試したのはWindows 10 version 2004 日本語版)、
    追加ドライバISOファイル(UTM appのサイトのもの)です。
  2. UTM appを起動します。
  3. + ボタンで新しいVMを作成し、以下の設定を行います。
    [Information] タブの [Name] でVMの名前をつけます(あとでも変えられます)。
    [System] タブの [Architecture] で [x86_64]、[Memory] を 4096MB(わたしは余裕を持たせて6GB)に指定、[Show Advanced Settings] をチェックして、[CPU Cores] で 8Coresを指定します。
    [Drives] タブで、[New Drive] ボタンを押して30GBのシステムディスクを作成します。さらに [Import Drive] ボタンを押してWindowsのISOファイルを指定します。再度 [Import Drive] ボタンを押してダウンロードしたspice-guest-toolsのISOファイルを指定します。3つとも [Interface] は [IDE] です。
    [Display] タブの [Emulated Display Card] に [vmware-svga] を選びます(vmware-svgaがいちばん安全と思います)。
    [Sound] タブの [Emulated Audio Card] に [Intel HD Audio Controller (ich9)] を指定します(デフォルトの [Intel 82801AA AC97 Audio] ではドライバが見つからないため)。
    以上を指定したら、[Save] ボタンを押します。
  4. 右三角ボタンで、作成したVMを起動し、Windows 10のインストールを行います。
    インストーラの中で2回のリブート(「ファイルのコピー」の後の「再起動します」のところと「準備しています」の後)がありますが、インストーラ中の自動再起動はうまくいかないので、画面が真っ黒になって、アクティビティモニタで見ていてCPUが約100%で一定になったら(処理中は300%とか500%とかの高負荷)、Windowsの表示ウィンドウのボタンで強制停止したのち起動させます。
    インストーラの最後の方でのシステム更新は、わたしはインストーラを早く終わらせたいので行わないです。
    ユーザの設定等の後、最後の「現在準備中です」のところで「予想よりも少し長くかかっています」と出ますが、無事完了して、Windows 10が起動すると思います。
    インストールは約1時間で終了します(実機に比べてそれほど遅くないですね)。
  5. 起動したWindows 10にログインします。
    最初は実機でも同様なのですが、デバイスの自動構成([QEMU USB Keyboard] など)やWindows UpdateやSearch Indexerが動くので負荷が高いです。
    いつも動いてしまうOneDriveは、わたしはタスクマネージャの [スタートアップ] タブで [停止] にしています。
    デバイスマネージャを見ると [PCIシンプル通信コントローラ] が警告状態になっていると思いますので、[ドライバの更新] で E: ドライブを指定してドライバをインストールします([VirtIO Serial Driver] (Red Hat, Inc.) がインストールされます)。
    それと、ライセンス認証を行います。
    システムが落ち着いてくると、30秒ほどで起動、1分で停止するようになりました。

むかしはWindowsのインストールといえば半日仕事でしたが、上記手順は2時間もあれば完了します。

Apple Silicon Mac上では、ParallelsもVMware Fusionも、もちろんBoot ChampもIntel Windowsへの対応の望みが薄い中、今UTM appは現実に動作する解です。
実行速度の不利さもM2 Macになればすぐに解決すると思います。
いかがでしょうか。

[2021-10-31] CPU Cores数の設定は、初期のM1では全コア数の最大の8がおすすめです。
M1では高性能コアが4つですがM1 PRO/MAXは高性能コアが8つなので結果はかなり違うと思います。
10に設定すると多少でしょうがさらに上がると思われます。

[English version of this post]

2021-05-02

私のMacBook AirのUS配列のキーボードをカスタマイズして、左端の一番の特等席をCtrlに

カスタマイズ後の私のM1 MacBook Airのキーボード

MacBook Air/ProのUS配列キーボードや、外付けコンパクトキーボード(テンキー無しキーボード)でどうしてもしっくり来ないのが、左下端のfnキーです。
この位置は、手探りでも間違いなく確実に押せるいちばんの特等席なのに、通常のタイピングでは全く使わないfnキーが置かれています。
ターミナルでのコマンド操作や、リモートデスクトップでのWindowsへの接続ではCtrlキーをよく使います。
この場所はWindows機でよくあるようにCtrlキーになっているべきです。
JIS配列(日本語配列)のキーボードの場合、Ctrlキーは文字Aの左(US配列でのCaps Lockの位置)にあってとても優遇されているのに比べると、ひどいものです。

MacBook Air(とMacBook Pro、それにテンキー無しの現行のMagic Keyboard)をよく見ると、都合の良いことに、fnキーとCtrlキーのサイズが同じなので、入れ替えられそうに見えます。
キーの手前の左右の角に精密ドライバを差し込んで、注意深く持ち上げてやると、パチンと爪が外れ、そのまま手前にずらすとキートップを取り外せます。
この要領で、MacBook AirのfnキーとCtrlキーを入れ替えたのが右の写真です(ちなみにMicrosoft Lensアプリで写真を長方形に綺麗に補正しました)。

最初はどことなく違和感を感じますが(どうでしょう、あなたは違いに気づきましたか?)、目はすぐに慣れますし、なによりCtrlキーの押しやすさに雲泥の差が出ます。

物理的にキートップを入れ替えただけではもちろん動作は変わりません。
キーカスタマイズアプリの定番、Karabiner Elementsを使って、キーを押した時に入力されるキーコードを入れ替えてやる必要があります。

【fnとCtrlを入れ替え】
設定は簡単で、2番目の画面のように、[Simple modifications] タブで、fnをleft_controlにお互いに入れ替えるだけです。
[Target device] のところは、規定値の [For all devices] でも良いのですが、他の外付けキーボードを接続した時のことも考えて、私は [Apple Internal Keyboard / Trackpad (Apple Inc.)] を指定しました(本体のキーボード以外ではこの入れ替えを実行しない)。

物理的なキートップの入れ替えまでやらないにしても、Karabiner ElementsのfnとCtrlの入れ替え設定は、Ctrlキーを多用するUS配列の方には是非とも試してみていただきたい設定です。


以下、長くなりますが、私がKarabiner Elementsで設定しているあと3つの便利な設定を紹介したいと思います。
いずれも [Complex modifications] で設定するものです。

【Ctrl+DeleteをDelに】
WindowsではBackspaceキーで左の一文字が削除、Delキーで右の一文字が削除されるので、カーソル位置の文字を消したい時に一発で行えてとても便利です(カーソルを消したい文字の右側に移動してから削除とやらなくて良い)。
もしかすると、それほど知られていないかもしれませんが、Macでは、fn+DeleteでWindowsのDelのように右側の一文字削除を行えます。
今回fnとCtrlを入れ替えたがために、fn+Deleteが押しにくくなってしまいました。
これをカバーするために、Ctrl+DeleteでもDelが実行されるようにしたいと思います。

この設定は Karabiner Elements にテンプレートとして用意されています。
[Complex modifications] の [Add rules] ボタンを押した後、
[Import more rules from the Internet (open a web browser)] を押し、
開いたブラウザの中で "backspace" を文字列検索し、見つかった [Map Ctrl+Backspace-Delete to Fn+Backward-Delete (suppr current character)] を
[Import] します。
すると一覧に [Map Ctrl+Backspace-Delete to Fn+Backward-Delete (suppr current character)] が表示されるので [Enable] します。

【Caps Lockキーで日本語英語入力切り替え、ただしリモートデスクトップでは何もしない】
US配列キーボードで日本語を入力するには、メニューで [あ] を選んでも良いのですが、M1 Macではfnキーに地球儀マークがありこのキーで切り替えることができます。
さらにキーボード環境設定の [入力ソース] タブの [Cpas LockキーでABC入力モードと切り替える] にチェックを入れると、Caps Lockキーを日本語英語切り替えに設定できます。
このCaps Lock設定を行うと、リモートデスクトップで接続先のOSに対して本来のCaps Lockキーが送信されなくなってしまい、とても不便です(WindowsでもCaps Lockキーを日本語英語切り替えに設定している場合には動作しなくなる)。
Karabiner Elementsを使うと、この悩みを解消することができます。

Karabiner Elementsの [Complex modifications] では、対象アプリを絞ったり、除外したりしてキー割り当てのカスタマイズを行うことができます。
テンプレートとして用意されていない設定は、設定ファイルを作成することで対応します。
フォルダ /Users/your_user_name/.config/karabiner/assets/complex_modifications に以下の内容のJSONテキストファイルを作成します。

{
  "title": "For Japanese",
  "rules": [
    {
      "description": "Caps_lock to Toggle ja/en unless RDC",
      "manipulators": [
        {
          "type": "basic",
          "conditions": [
            {
              "type": "frontmost_application_unless",
              "bundle_identifiers": [
                "^com\\.microsoft\\.rdc\\.macos$"
              ]
            },
            {
              "type": "input_source_if",
              "input_sources": [
                {
                  "language": "ja"
                }
              ]
            }
          ],
          "from": {
            "key_code": "caps_lock",
            "modifiers": {
              "optional": [
                "any"
              ]
            }
          },
          "to": [
            {
              "key_code": "japanese_eisuu"
            }
          ]
        },
        {
          "type": "basic",
          "conditions": [
            {
              "type": "frontmost_application_unless",
              "bundle_identifiers": [
                "^com\\.microsoft\\.rdc\\.macos$"
              ]
            },
            {
              "type": "input_source_if",
              "input_sources": [
                {
                  "language": "en"
                }
              ]
            }
          ],
          "from": {
            "key_code": "caps_lock",
            "modifiers": {
              "optional": [
                "any"
              ]
            }
          },
          "to": [
            {
              "key_code": "japanese_kana"
            }
          ]
        }
      ]
    }
  ]
}

このJSONファイルを作成したのち、[complex modifications] の [Add rule] ボタンを押すと、一覧に [Caps_lock to Toggle ja/en unless RDC] が表示されるので、[Enable] します。

【リモートデスクトップの中では右CommandキーをApplicationキー(ポップアップメニュー表示)に】
Windows機でスペースバーの右の方にあるポップアップメニューのキー(正式にはApplicationキーと言う)は、わざわざマウスに持ち替えて右ボタンを押すのを省けてとても便利です。
Macのキーボードにはこのキーがないので右のCommandキーで代用したいと思います、ただしリモートデスクトップを使っている時だけ。

一つ前の設定と同様に、フォルダ /Users/your_user_name/.config/karabiner/assets/complex_modifications に以下の内容のJSONテキストファイルを作成します。

{
  "title": "Windows context menu",
  "rules": [
    {
      "description": "RDC right_command to context_menu",
      "manipulators": [
        {
          "type": "basic",
          "conditions": [
            {
              "type": "frontmost_application_if",
              "bundle_identifiers": [
                "^com\\.microsoft\\.rdc\\.macos$"
              ]
            }
          ],
          "from": {
            "key_code": "right_command"
          },
          "to": [
            {
              "key_code": "f10",
              "modifiers": [
                "shift"
              ]
            }
          ]
        }
      ]
    }
  ]
}

このJSONファイルを作成したのち、[Complex modifications] の [Add rule] ボタンを押すと、一覧に [RDC right_command to context_menu] が表示されるので、[Enable] します。

2021-04-26

MacBook Airのキーボードをカスタマイズしたいけれども、macOS Big Sur 11.3待ち

Apple SiliconがM1のままiMacが来たのには意表をつかれました。
でも、よくよく考えると、筐体の新デザインと、新しいCPUは、片方ずつ出せば良いので、至極順当だったのだと思います。
薄くフラットになったのも、ロジックボードの小型化の結果として、うまくできていると思います。
空間オーディオを入れてきたのはiMacの個性付けとして良いですね。
おそらく一番のポイントは、シルバー+6色のレインボーカラーですね。
それと、ベゼルが白くなったのも度肝を抜かれました。

その中で、パステルカラーのキーボード(とうとうTouchID付き)とトラックパッドはとても欲しくなりました。
色違いでのコーディネートも良いと思います。

さて、最近はM1 MacBook Airを触っている時間が長くなって、社用のWindows機と行き来することが多くなりました。
そうしていると、Ctrlキーの位置の違いをものすごく煩わしく感じます。
Windowsでのキー配置を手が覚えていて、MacでCtrlキーを押そうとするたびに集中力が切れてしまいます。
特にCtrlキーを頻繁に使う、Terminalでのshell操作や、たまに使うMS Remote Desktop ConnectionでのWindowsへの接続の時に辛いです(RDCもM1対応してレスポンスが良くなったような気がするので、Macの気持ちいいMagic Trackpadの下で常用したい)。

macOSの標準機能ではfnキーの配置を変更してCtrlキーと入れ替えることができないので(申し遅れましたがわたしはUSキーボード派です、日本語キーボードの場合は標準機能で左下隅のCapsLockをCtrlに設定できますよね)、このブログでも何度か登場しているKarabinerのお世話になる場面です。
ところがKarabinerのサイトによると、現バージョンのBig Sur 11.2には問題があるので11.3まで待て、と書いてあります。
11.3はすでにRCまで進んでいるので、来週、新しいiMacに合わせて正式版が出てくるのでしょう。
もう少しの辛抱です。
併せて、新しいキーボード・トラックパッドも単体発売が始まって欲しいですね。

ところで、新しいキーボードの配置を見ていると、カーソルキーを逆Tにしなかったのが不思議です(角のキーを丸いデザインにしたたためですね、iPad Pro用は逆Tになっています)。
さらにCtrlとfnのキートップの入れ替え改造もできないですね。
日本語版は相変わらず配置がおかしいですね(個人の意見です)。
テンキー付きだとCtrlキーが都合よく端っこ(fnキーは特殊キーのブロック)なのと、Backspace、PgUP/Dwn、Home/Endが独立しているので、もしかすると、ものすごく使いやすそうです。
トラックパッドを左側に置けば、右手(カーソル移動)と左手(ポインタ移動)の使用頻度が平均化して良いかも知れないなと思いました。
机の上を整理整頓してテンキー付きを考えてみようかな(マルチペアリングができればもっと良いのに、なら他社エルゴノミックキーボード+超安定のMagic Trackpadの組み合わせも検討の余地あり(Magic Trackpadはマルチペアリングできないので統一できない)、いやいや新しい "Colorful" Magic KeyboardのTouchIDは捨てがたいですね)。

2021-04-24

ホームシアターを念願の5.1chにアップグレードしてワクワク、ところでサラウンド番組の検索方法は

長い付き合いの
ホームシアターセットを
今回最終形態の5.1chに
ずっと前、2007年に投稿しましたように、我が家には一応ホームシアター対応のシステムがあるのです。
最初は2.1ch、付属スピーカーに物足りなくなって、すぐにセンタースピーカーを追加して3.1chにしたのですが、そのままで今に至っていました。
このたび、やっとのことで一念発起、少し良いフロント用スピーカー2本を買い足し、もともと付属していたスピーカーはのべ15mのスピーカーケーブルでリヤ用に回し、積年の憧れの5.1chが実現できました。
リヤスピーカーは石膏ボードフックで部屋の隅の50cmくらいの高さにぶら下げました。

結果、システム構成は、

  • アンプ内蔵サブウーファー:ONKYO GWX-2.1(HTX-11(まだホームページがありました)やDHT-9と同型機)、サブウーファー16cm、光デジタル入力x3、LINE入力x2、出力17Wx5+35W、6オーム、ドリビーデジタル/DTS/ドルビープロロジックII/AAC対応、ここからスタート
  • フロントスピーカー:D-012EXT、10cm+3cm、今回 極小スピーカーから脱却
  • センタースピーカー:D-057C、8cmx2+2cm、プラスチックはさすがにイヤで最初に追加
  • リヤスピーカー:GXW-2.1ST(セット付属品、D-11Mと同型機)、8cm+2cm、プラスチックキャビネット、ここからスタート

となりました。

センター、フロントと、順に買い足したスピーカーはワンランクずつ良いものにしているので、付属のプラスチックスピーカーに比べて、不満の出ようがありません。
これぞ、まさにスモールスタートです。
5.1chまで拡張できるセットを最初に選んでおいてよかったです。
なお、後継機や、現行機はデジタル入力はHDMIが主流になっていますが、音声信号と映像信号が一体なので4KとかHDR対応との依存性あってかえって悩ましいですよね。
音声信号も、最新はDolby Atmos(左右前後の平面だけではなくて上下から立体的に)ですが、それは未来のアップブレードの時のお楽しみ。
ランクの違うスピーカーのバランスが多少心配でしたが、テストトーンで調整すれば、同一シリーズで揃えていなくても問題ありませんでした(メーカーとオーム数は注意深く揃えました)。

テレビのレコーダーとMac miniはもともと光出力ができますし、MacBook AirとiPad Pro用には光出力付きのUSB DACを用意しました。
AirMac ExpressもAirPlayで光出力ができたのですが、今はもう動きません。
YouTubeのサラウンドデモビデオで、きっちりと5.1chサラウンドが体感できました。

テレビの地デジ放送では5.1chサラウンドの番組は、N響か、読響か、たまにある大自然番組か、野球くらいです。
オリパラは4K8Kで放送されると思いますが、地デジでの音声がサラウンドかどうか気になりますね(日々の野球がサラウンドなんだから、ぜひお願いします)。
衛星放送なら、映画等たくさんの番組が5.1chサラウンド放送されているので、これはもしかしてこの機会に契約しちゃうべきなのかもしれません(でもそんなに多チャンネルを見る時間がない)。
ネット配信では、最新のこだわりの映画やドラマはサラウンドになっていますね。

【サラウンド番組の検索方法】
さて、5.1chサラウンドの番組がいつやっているかですが、Yahoo! TVのテレビ番組検索では検索できないようです。
Gガイドテレビ王国では [ss] で検索(ステレオサラウンドの意味)すればよさそうです(サラウンド番組の地デジ検索リンクはこうなります)。

レコーダーでは、我が家のは少し古い日立マクセルのiVDR(Wooのカセット方式)ですが、検索キーワードで「[ss] マーク」を入力するとサラウンド番組が一覧できます(ssや5.1やサラウンドの文字では検索できない)。
[ss] マークの入力方法が最初は分からなかったのですが、色々いじってやっと見つけました。
その方法はと言うと、
[さがす] 機能で [キーワード] の入力画面に入った状態で、
青ボタンで文字種を [記号] にして、
赤ボタンで [数字キー入力] を [ソフトキーボード入力] に切り替えた後、
画面の上矢印の △ ボタンを押すと、外字一覧(新番組の [新] や二か国語の [二] など)になるので、
その中から [ss] を選びます。
各社のレコーダーのサラウンド番組の探し方は、それぞれのやり方があると思いますので、ぜひ見つけてみてください。
早速、わたしの自動録画のキーワードに [ss] マークを追加しました。

[2021-04-25] 実は持っている USB DACが2chしか対応していなくて(CM6642チップ、ハイレゾだけど2chだけ)、YouTubeでのテストは気のせい(バーチャルサラウンド?)だったようで、継続調査します。


2021-04-20

Apple Silicon MacでIntel版Windows 10を試す手順 (UTM app) - 「Appleるんるん」オンエア紹介記念!!

Apple Silicon MacBook Airで起動したIntel Windows 10
Apple Silicon MacBook Air上で動作中のIntel Windows 10
M1 Apple Silicon対応のParallels Desktopがとうとうリリースされました。
しかしながら、Parallelsは純粋な仮想環境ソフトなので、CPUエミュレーション機能は提供されていません。
つまり、Apple Silicon Mac上ではArm版のWindowsやLinuxしか(Intel Mac上ではIntel WindowsやLinuxしか)実行できません(※1)。

このブログで以前から紹介しているUTM app(祝、App Store版、およびフリー版)では、Intel CPUエミュレータのQEMUを使用しているため、Intel版のWindowsも実行することができます。
UTM appのサイトにはArm版の各種Linuxと共に、Intel版のWindows XPとWindows 7のお試しイメージが公開されています。

ここでは、Intel版Windows 10をApple Silicon Mac上で試す、最も簡単と思われる手順を紹介します。

  1. UTM app(App Store版、またはフリー版)をインストールします。
  2. Vagrant(Linux上で仮想環境を簡単に実行するためにパッケージ化する仕組み)にWindows 10のイメージが公開されているので(Microsoftの評価版をインストールしたもの)これを利用します。
    Vagrant形式のWindows 10のサイトはここ、実際にダウンロードすべきファイルのリンクは、現在バージョンが20210401.01なので
    https://app.vagrantup.com/peru/boxes/windows-10-enterprise-x64-eval/versions/20210401.01/providers/libvirt.box
    です。
    ダウンロードサイズは7.3GBです。
    中身は英語版のWindows 10 2004です。
  3. ダウンロードしたファイル libvirt.box を w10-box-20210401.tar.gz に名称変更して、展開します。
    展開すると、box.img が作成されるので、このファイルを w10-box-20210401.img に名称変更します。
  4. UTM appを起動します。
  5. + ボタンで新しいVMを作成します。
    [Information] タブの [Name] でVMの名前をつけます(あとでも変えられます)。
    [System] タブの [Architecture] で [x86_64]、[Memory] を 4096MBに指定、[Show Advanced Settings] をチェックして、[CPU Cores] で 8Coresを指定します。
    [Drives] タブで、[Import Drive] ボタンを押し、ダウンロードして展開した w10-box-20210401.img を指定します。[Image Type] は [Disk Image]、[Interface] は [IDE] とします。
    [Display] タブの [Emulated Display Card] に [vmware-svga] を選びます(vmware-svgaがいちばん安全と思います)。
    以上を指定したら、[Save] ボタンを押します。
  6. 右三角ボタンで作成したVMを起動します。
    初回起動は30分弱かかると思います。
    2回目以降の起動は3分程度です。
    例によって、当面はWindows UpdateやSearch Indexerが走るのでとても重いですが、落ち着くと、ある程度それなりになりの動作になります。
    登録済みユーザは vargrant/vagrant です。

むかしはWindowsのインストールといえば半日仕事でしたが、上記手順は1時間もあれば完了します。
普段はぜんぜん熱くならないApple Siliconですが、右の画面にあるように、8Core全て100%稼働、CPU温度が80℃以上に上がります(Menu Metersの表示による)。

今回は出来合いのイメージを使用しましたが、Windowsのインストーラで一からインストールすることも出来るはずです。
その場合は、Vargantのページから参照されているVIrtIOのドライバか、UTM appのWindows 7のページにあるSPICE toolsのドライバを追加する必要があると思います。
こちらは追って検証したいと思います。

また、Apple Silicon Macでは、Docker Desktopもすでに利用できます。
Docker DesktopにはUTM appと同じく、CPUエミュレーション用にQEMUが入っているので、今回と同様のことができる可能性が高いです。
実態はVMですが、運用をDockerに揃えられるメリットがあるので、こちらも検証していきたいと思います。

ところで、UTM appについて1月に書いた記事が、遂に、かの有名な、レジェンドたる「Appleるんるん」ポッドキャストで2021年4月18日に紹介されました!!
これで、Apple Silicon Mac上のIntel Windows利用技術の裾野がますます広がればな、と思います。
IT技術があれば面白いことがどんどんひらけていきますよね。

(※1: わたしも最初、11月の時点では、Apple Silicon Mac上のVirtualization Frameworkを使ったvftoolで、ArmのLinuxを動かして、その上でqemuを起動し、その中でIntel Windowsを試していました。
今回の方法はApple Silicon Mac上で直接qemuを動かす(UTM appがやってくれる)ので、かなり楽です。
AppleからApple Siliconの仕様が公開されて、qemuが最適化されればもっと高速化する可能性があります。
並行してApple SiliconがM1XやM2になって行けば2倍、3倍の高速化はすぐに達成できそうです。)

なお、下記コメント欄、またはtwitterの方に、ご感想等いただけたら、より一層の励みになりますので、よろしくお願いいたします。

[2021-05-05] Intel Windowsをクリーンインストールする方法を書きました。

[2021-10-31] CPU Cores数の設定は、初期のM1では全コア数の最大の8がおすすめです。
M1では高性能コアが4つですがM1 PRO/MAXは高性能コアが8つなので結果はかなり違うと思います。
10設定にすると多少でしょうがさらに上がると思われます。