気になる記事があったので、私見を述べます。
gori.me(ゴリミー)さんの『「Galaxy S6」を「iPhone 6」と比較して驚愕!Samsungのデザインの甘さが浮き彫りに』 http://gori.me/samsung/galaxy-s6/75922 (オリジナル記事 iMore - The difference between Apple and Samsung industrial design http://www.imore.com/difference-apple-samsung-industrial-design) から、写真の上がApple iPhone 6で下がSamsung Galaxy S6です。
確かにiPhoneではアクセスポートとスピーカー穴が完全に筐体の中心に揃えてあります。
対して、Galaxy S6ではバラバラ、ということを指摘されています。
でも、作る側から考えてみると、1枚のロジックボードに部品をコネクタを載せるのに、外部ポートの垂直位置を合わせるのは基本的に不可能ですよね。
通常はコネクタやマイクの部品は汎用品を使用するので、それらの高さはまちまちです。
アクセスポートの位置がそろわないのは自然です。
無理に揃えようとすると、専用部品を起こすことになり、コストに大幅に跳ね返ってきます。
Appleのように、トップシェアでほぼすべて専用部品(独自仕様のLightningコネクタや、4接点ヘッドホンジャックもAppleが最初に独自規格を作ったもの)を起こせるメーカーは非常にまれでしょう。
むしろSamsungがコネクタの色をボディーの色にちゃんと頑張って合わせているところをほめてあげるべきではないでしょうか。
2015-04-30
2015-04-19
MacBook 2015の進化をMacBook ProやMacBook Airと比較して実感
そこで、既存のMacBookシリーズからの進化がわかるように、MacBook Pro 13 Retina、MacBook Air 13との比較画像を作ってみました。
ポートを極限までそぎ落としたシンプルさ。
単体ではわからない薄さ(より薄いUSB Type-Cポートのその高さギリギリ、MacBook Airが最初出たときはUSB Type-Aギリギリの高さ(初代はシャッター付き)に驚いたものです)。
キーピッチはそのまま、キーボードの幅ぎりぎりまで切り詰めた幅(かつてのPowerBook G4 12もこんな感じでした)。
キーひとつひとつのサイズアップ。
トラックパッドもさらに大型化しています。
これらやはり新世代のMacBookと呼ぶにふさわしいデザインですね。
[2015-04-30] 上の比較写真、側面の面積が、Pro=>Air=>2015で、おおよそ、半分=>半分=>半分になっていますね、すごいですよね。
2015-04-12
MacBook 2015から妄想:iBook、マルチ感圧マルチタッチディスプレイ
即ポチのためには、MacBookがiPadくらいの重さまで頑張るとか、何か他にはないギミックで誰にもできないことができるとか、が必要なのかもしれません。
Retinaディスプレイ+パフォーマンスが優先なら同一価格のMacBook Proがありますし。
- くさび形にこだわらなければ同じ最大厚みでUSBポートを複数つけることは容易だったはず。
- そうするとMacBook Proの薄型のようになってしまって、CPUパワーが中途半端に。
- それならいっそ、AxチップでiBookというのもありなのかも(iOSデバイスならバッテリを減らして更に薄くすることができるはず、でもソフトウェアキーボードの敗北宣言になってしまうかも)。
さらに、
- 感圧タッチパッドをもっと進めて、マルチ感圧マルチタッチディスプレイができれば、ユーザがホームポジションに左右の指4本を触れれば、その人の手大き
さに応じたソフトウェアキーボードを表示し、指を押し込む圧力でキーを入力したことにできるかもしれません(今回のMacBookの超薄型物理キーボード
に比べてどれくらいメリットがあるのかはよくわからないですが)。
現在のiPadのソフトウェアキーボードはホームポジションに指を置くことができないので、物理キーボードのようにはやはり使えないので(1本指入力法なら同等に使える)。
MacBook 2015に遭遇
すぐ隣ではAppleコーナーの半分を占拠する形でApple Watchの試着コーナーが設置されていましたが、わき目も振らずに、です。
MacBook Airが出たときには4GBメモリ版が出るなりすぐに飛びついた私ですが、今回のMacBookではどうなのかを実際に触って確かめたかったのです。
店頭にはなぜかゴールドとスペースグレーの2機種のみ、ある程度余裕を持って触ることができました。
さて、印象は、
- 軽さは、大きさ並みの順当なところ。初めてMacBook Airに触れた時の感動には及びませんでした
- パッと見、何も知らない人には他のノートPCと区別できないでしょうね(さすがにゴールドは目立つけれども)。そこが残念
- 光らないロゴはとても良い、というかこれをずっと待っていたんです(ここだけ金属じゃなくてアンテナが仕組んであるんですよね)
- Retinaディスプレイはやはり一度見ると離れられないですね。ただし2,340x1,440のピクセル数を持っているのに、標準機能では1,440x900相当の解像度の表示しか許していません。これはMacBook Air 13"相当の表示モードなので、細かな表示、広い画面を期待していると、期待外れに感じてしまいます。もう一段上の表示モードもあっても良いのではと思います(Optionキーを押しながら画面設定を押すとできたはずですが、試せませんでした)。
- キーボードはほとんど違和感はありませんでした。私はすぐに慣れられそうです(iOSのソフトウェアキーボードももう使えているくらいですから)
- 感圧タッチトラックパッド(Taptic Engine機能付き)は、ちょっと違和感あり。通常の力で押すと1回のクリック振動、強い力で押し込むと2回のクリック振動が返ってきます。今まではクリック感のない軽いタッチでも左クリックだったのが、思い違いかもしれませんがMacBook 2015ではクリックフィードバックがあるまで押し込まないと(実際には押し込むのではなくて圧力をかけるのですが)クリックになりません。新しい機能を追加するのは歓迎ですが、今までの機能を置き換えてしまうのは不満があります。
とは言うものの、シャットダウンしてトラックパッドを押しても何も反応がない(まったく押し込まれない)、スリープしてトラックパッドを押すとクリック感とともに復帰する、この感覚はとても面白いです。
将来は反応速度がもっと上がって、キーボードもTaptic Engineのソフトウェアキーボードになるのでは、と想像が広がりました(次のiPhone/iPadに期待)。
このサイズで最初から8GBメモリ、256GB/512GBフラッシュディスクという、本当に時代の進歩を感じますよね。
で、最終的には私の衝動買いの背中を押されるまでには至りませんでした。
家では普段iPad Air、デジタルハブはMac mini、持ち歩きはiPod touch+Wi-Fiルータで、日常使いのコンピュータは間に合っていて、 この中にMacBookを加える必然性を感じなられない(満足している)からかもしれません。
(あえて言えば画面が大きめなiPhone 6が持ち歩きに使いやすそう。)
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