今日は突拍子もないことを書きたいと思います。
ソフトウェアキーボード方式の自作キーボードの構想です。
使用パーツは以下です。
- どの家庭にもある余剰のiPhone 2台:機種の条件はタプティックエンジン搭載であること(6s以降のもの)
- または、みんな大好きApple Magic Trackpad 2台(無刻印キーボードを目指す場合):コントローラを改造します
- USBホスト接続ケーブル:PCやMacと同期するための普通のケーブル1本
- USB OTGケーブル:改造Magic Trackpadの左右接続用
- Pro MicroまたはBLE Micro:改造版QMK FrameworkがiPhoneやMagic Trackpadから得た入力情報をHIDキーボード通信に変換してPCやMacとやりとりします
従来の自作キーボードのように、キースイッチを組み合わせて物理的にキーボードを構成する代わりに、Steve JobsがかつてiPhoneを発表した時に提唱した『利用場面に応じてレイアウトを、いかようにも変化させられるソフトウェア的なキーボード』を自作キーボードの世界で実現します。
メカニカルキーボードで重要な押し込んだ感覚とタクタイル感はタプティックエンジンで、既存の多種多様なスイッチをシミュレーションします。
キー配列は、デフォルトではAtreusとCorneriusとAliceを提供。
改造QMK上のRemapやVIAで定義したキー配列、キーマップに応じてレジェンドをダイナミックに表示します。
両手用のiPhoneと改造QMKの間は専用アプリで通信します。
改造QMKはメカニカルキーボードと同様にPCやMacとUSBまたはBluetoothでHID接続します(iPhoneで直接USB HIDデバイス機能を実装するのは工数がかかりすぎるため)。
Magic Trackpadを使用するバージョンでは、物理的に改造して直接コントローラを乗せて、改造QMKを実行させます。
パームリジェクトや複数キー同時押しも、iPhoneや Magic Trackpadのタッチセンサーならお手のもの。
何年か前に、机の上にLEDで投影したキーボードを指で押す仮想キーボードがありましたが、入力フィードバックがない残念なものでした。
さて、このキーボードの実現性、チャレンジ精神旺盛なあなたなら、どう考えますか。
この投稿は、4月1日に、セルフメイドのLilithキーボードで作成しました。
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