ただしRosetta 2の最適化技術は使えず、Intel x86_64コードを地道にエミュレーション処理します。
確実に動くことは動くのですが、スピードはIntelの実機に比べて数倍遅いです。
Rosetta 2がIntel実機より速いケースがあるのとは対照的です。
でも、よくよく考えると何も心配することはありません。
Apple SiliconはiPhone/iPadのAxxシリーズのように毎年改良されていきます。
コア数を2倍4倍にするのも容易です。
現在のM1でIntel Windowsの地道なエミュレーションに時間がかかっているとしても、M1XやM2では数倍速く処理できるようになって、あっというまに追いついてしまいます。
さらにAppleがその気になれば、Apple Siliconの仕様が公開され、ソフトウェアエミュレーションのコードが最適化されるので、ソフトウェア的にもRosetta 2と同等に数倍速くなる余地もあります(最低でもPallarelsはきっとそうしてくるはずです)。
こちらはそれほどMicrosoftには期待できませんが、Arm版のWindowsとアプリが充実すれば、すでに実用的なパフォーマンスが出ているArm版Windowsを使っても良いわけです。
M1はV1.0製品なので、本領を発揮するのはむしろ今後と言えるでしょう。
将来の見通しは明るいです。
[2021-03-20] 以前書いた、私のM1X/M2の予想の記事はこちら。
とても参考になりました、助かりました。CanonのCX -G4400プリンタードライバーがIntel64bit版で、parallelesDeskTopのARM版Windowsでは、認識されないため印刷ができないでおりました、やむなく古いIntel版Macを引っ張り出して使っておりましたが、やはり1台のMacで作業を進めたかったので、助かりました。
ReplyDeleteただ、いかんせん遅いので、印刷だけをすると割り切って、印刷に至る作業は全てARM版WIndowsで済ませてからと言う使い方です。
ところで、うちはM1のMacStudio Ultra(20コア)とM2MAX のMacBookProですが、それでも遅いです、といっても比較したことがないので、これは遅いのか早いのか、なんともいえませんが、通常の使い方をできるスピードかと言えば、ちょっと無理です。
何か、早くする方法とかあるんでしょうか、そもそもUTMは初めてだったので、Windows10をクリーンインストールしたんですね、遅かったので、全部消して、やり直しましたが、やっぱり同じでした。
使っていないM1のMacBookProがあるので、それだとどれくらい遅いのか、今度試してみますね。
とにかく、ありがとうございます。