今年2023年は贔屓味かもしれませんが、ロープロファイル仕立ての自作キーボードや市販キーボードが徐々にですが広まってきたとおもいます。
そして更に薄くて、PCBから上がたった3.3mmのCherry MX Ultra Low Profileスイッチ(MX ULP)を採用したキーボードやラップトップもポツポツ出てきていて、評判もなかなか良いようです。
そして更に薄くて、PCBから上がたった3.3mmのCherry MX Ultra Low Profileスイッチ(MX ULP)を採用したキーボードやラップトップもポツポツ出てきていて、評判もなかなか良いようです。
ロープロファイルの自作キーボード制作の次のレベルアップとして、このウルトラロープロファイルのスイッチ(MX ULP)をなんとか使えないかをこの数ヶ月思案していました。
考えられるハードルとして次のような点があります。
- MX ULPスイッチのバリエーションは、クリッキーとタクタイルの2種類のみ
- MX ULPスイッチ自体の入手性がわるい、というか入手経路がほとんどない
- MX ULP用のキーキャップが更にない、3Dプリントできないこともなさそうだけれど微細なのでとてもハードルが高い
- MX ULPはPCBへの取り付けが表面実装方式(電極足が出ていれば、ハンダ付けしやすいし、ソケットも対応できるのにそうじゃない)
- MX ULPは他のキースイッチのように固定するプレートもなくて、PCBに固定するしかない
- MX ULPのフットプリント等の詳細な図面が見つからない
普通に考えれば、状況が改善するまで待ちにせざるを得ない状況でした。
そんな中、githubにMX ULP利用のためのまとめ情報が出ているのを見つけました。
https://github.com/pashutk/Cherry_MX_ULP
これで、実現に向けて明かりが見えてきました。
MX ULPスイッチとキーキャプは、単体の部品ではなくて、Dell Alienware m15/m17/x1ゲーミングラップトップのキーボードユニットから比較的安価に手に入れられそうです。
フットプリントやケースカバーの寸法決めはパーツを実測してやることになりそうです。
MX ULPは手配線は、スイッチをプレートに固定する方式ではなくて、PCBにハンダ付けで固定する方式なので、原理的に無理です。
自分好みのキー配置でまずはPCBを作成して進めてみようかなと思います(Lilith miniくらいからかな)。
この投稿は、休日のリラックスの中、iPadのソフトウェアキーボードで作成しました。
[2024-01-03] 実際にMX ULPを手にいれたので続編を書きました。
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