2018-10-13

iPhone XはAppleのX世代の最後のピース

Macは、最初期のMacintoshのMotorola 68000系のCPUから、PowerPCの世代へ移り、ボンダイブルーでトランスルーセントのiMacが出て、その後Intel CPUになることにより、OSがOS X(今はmacOSと呼ばれている)となりました。

iPhone/iPad/iPod touchのOSはOS Xとほとんどの部分を共有して作成され、最初はiPhone OSと呼ばれ、現在はiOS、iOSからさらに派生して、tvOS、watchOSができています。

iPhoneデバイスは、前面が全面ガラス、上下等幅のベゼルと、丸いホームボタンが唯一共通のデザインでした。
そして、去年のiPhone Xで四辺狭ベゼルでノッチ有りの新しいデザインに変革しました。

これによって、MacもiOSデバイスも、OSも含めて、すべてX世代に切り替わったことになります。
このX世代のデバイスはIntel Mac、iPhone X、そしてX世代のOSは共通設計のOS X (iOS、macOS含む)です。

では、X世代の一つ前は、i世代と呼ぶのが良さそうですね(オリジナルのiMac/iBook、従来からのiPhone/iPad/iPod)。


蛇足ですが先日、QuickTime 7のサポートが終了したと聞いて、もしかしてQuickTime全体がなくなるのかと心配したのですが、QuickTime Xという新世代のものに置き換わっていたんですね。
こちら面白いことに、古いMac OSから引き継いだQuickTime 7をいったん捨てて、iOS用に新たに設計しなおしたものをmacOSに逆移植したのがQuickTime Xとのことです。


Macのハードウェアに関しては、iMac Proと最新のMacBook ProのIntel CPU+T2チップが新しいX世代のMacなのかもしれませんし、もしかしたらArmベースのApple Axxチップの新しいMacデバイスが控えているのかもしれません。


(そういえば1年前にも同じようなことを書いていました;iPhone XはデバイスのX世代へ遷移、Mac OSからMac OS Xへのように 2017-09-14)

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