2015-12-06

X 9 2 とアイコンの形だけで分かってしまう、AppleのOSのわかりやすさ

右の画像は、 developer.apple.com のトップページの Submit your apps today. のタイトルに添えられたイメージです。
AppleからリリースされているすべてのOSをそれぞれアイコンだけで示してしまう、そのアイコンも非常に類似し統一されているのに、ちゃんとどれがどのOSなのかが明確がわかる、というところがデザインのすごさだと思います。
もちろん左から、
  • 「X」はOS X El Capitan
  • 「9」はiOS 9
  • 「2」はwatchOS 2
  • 「tvOS」はtvOS 1
です。
tvOSのアイコンは、214x128 pxのサイズで、おおよそ16:9のテレビ画面を表していますね。

すべてのOSで、デベロッパがApp Storeを通してアプリ配布をできるようにしているところも、すごいですね。

OS XとiOSはきっと統一されて全てが一つになる、と思っていたのですが、むしろ統一よりも、Mac/Phone+Tablet/watch/TVにどんどん分化しているのが自然なのですね。

Apple Watchなしでいつの間にか歩数が記録されていた件、Appleモーションコプロセッサ

先日、何の気なしにiPod touchのヘルスケアアプリを起動してみると、なんと驚くことに、自分の歩数が知らないうちにきれいに記録されているじゃないですか。
Apple Watchは買った覚えがないのに、です。

種を明かすと、最近のiOSデバイスはAx CPU (SOC) の他にMxモーションコプロセッサと言うのが付いていて、スリープしている状態でも常に活動状態を記録することができるようになっています。
モーションコプロセッサは、
  • iPhone 5s A7+M7以降、
  • iPad Air A7+M7以降、
  • iPad mini 2 Retina A7+M7以降、それと
  • iPad touch 6th gen A7+M7に
入っています。
センサーとして、加速度、ジャイロ、コンパス、気圧(iPhone 6 M8以降) を感知することができます
ただ残念ながら、iPadにはヘルスケアアプリが付いていないのでユーザが直接モーションコプロセッサを扱うことはできません。
なお、Apple Watchには加速度、ジャイロに加えて、心拍センサーが内蔵されています(参考:Engadget - Apple Watch対ソニー)。

歩数だけではなく、徒歩での移動距離も記録されています。

私は普段は鞄にiPod touchを入れて、外出時には持ち歩いているので、ほぼ外出の歩数が記録されていることになります。
図にあるように、
今日日曜日は買い出しに出かけて4,500歩2.8kmの移動、
昨日土曜日は一日家でゆっくりなので0歩、
一昨日金曜日は会社から外出していたので9,000歩と普段より多め、
木曜日は一日中作業だったので、2,000歩程度、
となっています。
これに気付いてからは、社内でもiPod touchをポケットに入れるようにしています。

繰り返しになりますが、Apple Watchも、活動量計もなし、その上iPod touchなのでGPSもなしで、単体ででここまでやってしまう、お得感にはびっくりしました。