2013-11-04

iPad Airの「エアーさ」具合を計算してみると、1.15g/cm2

一定のパフォーマンスを保った上で、デバイスを薄く軽くするのはデバイスメーカーの腕の見せ所。
iPad Airが、いかに薄く軽いか、を計算で求めてみました。

今回、タブレットやスマフォのような平板状の機器を手に持った時に感じる重さ(体感質量、すなわちエアーさ)は、密度よりも、平面積当たりの質量が効いてくると、仮定しました。

最近のデバイスでの計算結果を表にしました。
平面積当たりの質量と、参考のために体積当たりの質量(密度、ただし、単純な直方体として計算)を示しています。
結果がわかりやすいように、Excelのデーターバーを付けました(質量のデーターバーはタブレット類のみ)。

iPad AirとiPad mini 2012 (non-Retina)がほぼ同じ値で上位を占めています。
iPad Airを持った時の感じは、non-RetinaのiPad miniを持った時とほぼ同じ感覚と言えます。
iPod touchより軽く感じるかもしれません。

逆に、ずっしり感はiPone 5cが一番大きく、実感と合っていると思います。
Nexus 7 2013とNexus 10、それに(iPhoneに比べて)Nexus 5もかなり健闘しているのがわかります。
なお、密度の方は、どれくらい中身がみっちり詰まっているかを示していて、iPhone/iPod touchはアルミ筐体(5cは強度アップのための内部の鉄板)が密度を上げていると言えます。

[2013-11-09] 店頭でiPad Airの実機に遭遇してきました。
やはりとても軽く感じます。
鷲づかみでの片手持ちはできませんが、端をつまんで持てば大丈夫そうです。
少しくらい画面に指が係っていてもiOSがちゃんと無視してくれるようになっているんですよね。
iPhone/iPod touchとiPadで操作仕様が少し違うところがあるので、またまとめてみたいと思います。

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