2013-04-30

MobileMultiUser for iOSのiOS 6対応が進捗

直前の記事を書き込んだ際には、実はTwitterのユーザ切り替えをあきらめかけていたのですが、なんとか解決の方法が見つかりました。

iOS内部の話ですが、書いておきたいと思います。
iOS 5までは、Twitterのユーザアカウントを保持する Library/Accounts/Accounts3.sqlite は単なるDBファイルだったので、単純にファイルを切り替えれさえすれば事足りていました。
iOS 6では(OS X 10.8 Mountain Lionでも同様に)、Twitterに加えてFacebookなど複数のアカウントをOSレベルでサポートするために、Accountsフレームワークが大幅に拡張され、新たに管理デーモン経由でアクセスする形になりました。
そのため、accountsd を再起動しないとずっとDBを握ったまま切り替わらない現象が出ていたのです。

Cydiaレポジトリの更新は近々に行う予定です。

MobileMultiUser for iOSのiOS 6対応は現在一部改修中ですが、そのまま使用可能

過去記事のコメントでも問い合わせいただいていましたが、MobileMultiUserのiOS 6でのテストを行っています。
一点だけですが問題が見つかっています。
  • Twitterアプリのアカウントが切り替わらない。MobileMultiUserアプリの修正が必要ですが、Twitter側の変更仕様の解析中です。
これ以外の問題は特になさそうなので、Twitterのユーザ切り替えが必要ない場合は、MobileMultiUserの現バージョン4.0.1をそのまま使っていただくことができます。

iOS 5からiOS 6にバージョンアップした場合の注意点を挙げておきます。
  • バージョンアップ前に、ユーザをdefaultUserに戻してから、iTunesでバックアップをとってから、iOSのバージョンアップを行ってください。
  • iOSをバージョンアップ後、バックアップから復元し、MobileMultiUserをCydiaからインストールする順になります。
  • この時、ユーザのアイコンがdefaultUserのみになりますが、作っていたユーザを再度MobileMultiUserで追加すると、以前のプロファイルを引き継いでユーザアイコンが作成されます。
  • バージョンアップ後、初めてユーザを切り替えると、iOSはユーザごとにプロファイルの変換処理を行います。ちょうど、バージョンアップ後初めて起動したときの一連の初期設定処理と同じステップです。この変換処理は初回だけです。
  • Flipboardは、アプリのプロファイルの互換性が内容で、設定内容が初期化されてしまいます。これに関しては今のところ回避策がありません。
インストールの方法使い方は以前の記事をご覧ください。

Twitterに関する改修に合わせて、今後、FacebookとLineとMixiのユーザ切り替えにも対応するつもりです。
乞うご期待です。

[追伸] iOS 6ではjb対応が非常に時間がかかりました。
その上、6.1.2が出た後、予告なしに6.1.3が出てしまったので、私の場合は iPod touch 5th genでのjb化をし損ねてしまいました。
現在は iPod touch 4th genで確認を行っています。
[2013-04-30] 解決方法が見つかりました。

2013-04-28

今日は3Planesoft社のデスクトップ環境アプリでまったりとした

今日は、ひょんなことから、MacのApp Storeアプリでまったりとしました。
右のイメージのように、動くデスクトップ(デスクトップピクチャ、壁紙、Wallpaper)アプリを3Planesoft社というところががいろいろ出しているのを見つけてしまったのです。
どれもリアルにちゃんと動くんです。
例えば、Earth 3Dはウィンドウの裏で宇宙ステーションの窓から見える光景がのぞいている感じ(GUIのウィンドウが窓ではなく逆なのですが)です。
なおKoi 3Dは以前話題になったiPadのKoi Pond HDと似ていますが別のアプリです。
いずれも無料のLite版がありますので、簡単に試してみることができます。



WWDC 2013での発表を大胆に予想してみた

WWDC 2013が例年通り開催が発表され、チケットは例年以上に早々と売り切れてしまいました。
キーノートスピーチと新製品・新サービスの発表が途絶えていることが株価にも多々影響しているようです。
今まであまりにもwowな発表を立て続けに出していたのがかえって期待値をより高くしてしまっているのだと思います。
新製品は秋に出すとCookは言いますが、それまで到底待ちきれないユーザの一人として、WWDCで発表されるものの予想というか、一部願望も織り交ぜて現時点の思いを挙げておきたいと思います。
  • OS X 10.9やiOS 7よりは、Mac OS XからMacの文字がとれてOS Xになったからには(検索しにくくて仕方ないのですが)、iOSとの共通化がもっと進むはず。同一ソースコードでOS XとiOSのどちらでも動くアプリが書けるようになるべき。
  • iWorkとiLifeはOS XとiOSの両方で使えるようになったけれど、iBookがまだ。Mac用のiBookはぜひとも欲しい。
  • AirDropのiOS版を、iOS側のアプリのサンドボックスを超える形で出してほしい。
  • iTunesとMusic/Movieアプリ(iPodアプリ)をAndroidでも出してほしい。
  • MacBookにタッチパネルをつけない理由として、画面に手を伸ばすのに遠すぎると説明されています。であれば、ET-iMacみたいに画面が手前にも引き寄せられるギミックや、KinectやLEAP(ITmedia記事)みたいな空中タッチの仕組みをぜひとも採用してほしい。ダイレクトな操作はマウスよりも自然で楽なはずだから。
  • WWDCのチケットがこんなに手に入らないのであれば、もっと分野を分けて複数回開催すべき。ソフトウェア開発者向け、ハードウェアアクセサリ開発者向け、ユーザ向け(最近Pro向けツールもあまり更新されていないのでは)、など(と書いていたら、秋にTech Talksという追加イベントの開催の告示がありまし た)。 あるいは四半期ごとにイベントあるいは発表を定期化するとか。
Firefox OSやUbuntu phone/Ubuntu tabletの追い上げや、GoogleはGoogle Glassのような新セグメントでのリードをはかってきています。
Appleにはぜひとも王者(そういえばMountain Lionの次はなに?上記で行けばiOSと共通化されて全く別のものになる?)としての開発力・デザイン力を発揮してほしいものです。

なお、今回、本ブログのAppleのSpecial Event、Press Event、WWDCに関する投稿に対して、Apple Eventのタグをつけました。

2013-04-24

AVANTI常連のカズミさんのバル巡りブログが久しぶりに更新

土曜日の番組は終わってしまいましたが、お店と関係者はまだ健在のようです。
AVANTIから生まれたバル巡りのブログが2ヶ月ぶりに更新されました。
内容は以前と全く変わらずです。

これからもぜひとも続けてもらって、たまにはAVANTIでの聞き耳の共有もしてほしいものですね。

Windows 8.1ではスタートボタンが復活!?

みんな考える事は同じという事でしょうか。
気になる、気になる... さんや、The Verge に、スタートボタン復活の噂が出ています。
その上、先日の私の記事と全く同じスタートボタンのイメージで。
コレには私自身驚きました。

ところで、スタートボタンの復活手順のもう少し簡略化したものを考え中です。
ショートカットファイルはフルパスで参照するので、単純にダウンロードしてもらうものを作る事はできないんですよね。

2013-04-19

Windows 8にスタートボタンを復活させる、標準機能だけで

Windows 8ですべてのアプリがMetro UIになっていけば良いのですが、当のマイクロソフトさん自身でさえ、OfficeをMetro UIにできていないような状況では、デスクトップ環境がまだまだ大きなウェイトを占め続けるはどうしても必然ではないでしょうか。
そういう状況にも関わらず、Windows 95から慣れ親しんだ、Windowsの最大の特徴とも言える、スタートボタンがいわば突然廃止されてしまっています。
スタート画面(スタートスクリーン)がその代わりです、と言われても、デスクトップ画面からマウスや指で一発で呼び出せないのは,不便極まりありません。
そのせいか、既に10種類以上のスタートボタンまたはスタートメニュー代替ツールが開発されており、中には使い勝手の良さそうなものもあります。

ですが、せっかくマイクロソフトさんが難産してスタートスクリーンを中心に据えてきたのですから、最大限生かして使っていくのが正しいユーザの姿と思います。

そこで私、デフォルトではIEのアイコンが表示されている位置に本来のスタートボタンアイコンを置き、それをマウス押す(またはタッチパネルをタップする)シングル操作でスタート画面が即座に表示されるようなボタンを考えてみました。
キーボードからだと、Winキーを押せばスタート画面は表示されるので、その方式でなんとかできないか試行錯誤し、やっとうまくいきました。
以下の手順でスタートボタンを作成できます。
  1. メモ帳(Notepad)などで、以下の3行のVB Scriptを入力します。
    dim s
    set s = CreateObject("WScript.Shell")
    s.SendKeys "^{Esc}"
  2. このファイルを Start.vbs という名前でマイドキュメントに保存します。標準設定ではメモ帳は .txt のファイルしか作れないので、Windows Explorerで拡張子を表示する状態(Windows Explorerの [表示]リボン の [ファイル名拡張子]をチェック)にしてから拡張子を変更すると良いと思います。
  3. 保存した Start.vbs を右クリック(またはタッチパネルでは長押し)して、[ショートカットの作成] をし、[Start.vbs - ショートカット] を作成します。
  4. 今度は [Start.vbs - ショートカット] を右クリック(またはタッチパネルでは長押し)して、[プロパティ] を選びます。プロパティダイアログの [ショートカット]タブの、[リンク先] の内容の先頭に、文字列 wscript とブランクを追加します(結果 [リンク先]の内容は [wscript  c:¥Users¥xxx¥Documents¥Start.vbs] となっているはずです)。
  5. 引き続き、スタートボタンのアイコンを設定するために、同じ [ショートカット]タブの下にある [アイコンの変更] ボタンを押します。
    Windows 8 のロゴにしたい場合は、[参照] で c:¥windows¥system32¥bootux.dll を選んで、2列目上から3つ目のアイコンを選びます(白色のアイコンが並んでいるので最初何も見えませんが、選択すればロゴが確認できます)。
    Windows XP 的なロゴにしたい場合は、c:¥windows¥system32¥imageres.dll の中にあります。
    [アイコンの変更]ダイアログと [プロパティ]ダイアログそれぞれの [OK] ボタンを押して両方を閉じます。
  6. ここで、[Start.vbs - ショートカット] をダブルクリックして、スタート画面が表示されるかどうかをテストしておきます。
  7. 最後に、[Start.vbs - ショートカット] をタスクバーまでドラッグ&ドロップして、[タスクバーにピン留め] します。そして、このアイコンをドラッグし、タスクバー上を左に移動して行き、一番左まで持っていきます。
  8. これで完了、作成したスタートボタンを押せば、一発でスタート画面が表示されます。
どうでしょうか、言葉で書くと少し長いですが、スムーズにいけば2分もあれば作成できると思います。
スタートボタンのあるべき位置にスタートボタンがあって、それを押すとWindows 8方式のスタート画面が表示されるのは、とても使い勝手が良く、壮快です。

なお、スタートメニューにあった、[すべてのプログラム] を表示させるには、スタート画面で,マウスを画面の下端から上に向かってドラッグ(またはタッチパネルでは画面下からスワイプアップ)してスタート画面のアプリメニューを出して、[すべてのアプリ] を選べば、表示されます。

[2013-04-24] びっくり、ここで実現したことがそっくりそのままWindows 8.1に取り入れられるとのうわさがありました。

2013-04-07

AVANTIの中の人の裏話ブログ

AVANTIの裏話のブログがいくつか出ているのを見つけました。
私のこのブログでも何回かAVANTIについて書いているのでタグAVANTIを新たに振ってみました。

2013-04-04

廉価版iPhoneのモックアップの一例

こういう、いわばレトロなiPhoneっていいですよね(9to5macより)。
廉価版としてものすごい価格破壊もしてもらえれば、再度Appleが王者になり得ます。
落としても簡単には割れないボリカーボネートの新技術が必要かもしれません。
内部空間が全部詰まった状態にすればかなり頑丈にできそうですね。
Apple製以外はプラスチック製が多いので、強度はそれほど問題ではないかもしれませんね。


(モックのミュートボタンやスピーカがステレオじゃないので外はiPod touchっぽいのですがその点は気にしないでおきましょうね)

2013-04-01

Google検索が嗅覚に対応 - Google Nose

Googleはテキストサーチに飽き足らず、聴覚:Google Voice Searchを標準検索機能に組み込み、視覚:Google Googglesを独立アプリとしてリリースしてきましたが、今回は嗅覚に対応してきました。
Google Noseは、香りを検索し、新型スマートフォンで実際にその香りを発生させることができるようになるとのことです。
イライラしているときに好きな香りで落ち着きたいとか、すれ違った気になる人の香水を検索したりとか、コンピューティングの応用範囲を飛躍的に広めそうです。
いつものようにBETAバージョンですが、すでに日本語対応しているようです。