2011-02-28

Safari Readerの元になったReadabilityがアップデートして、後で読む機能などが付いたけれど...

Safari Readerは良い(以前書いた記事)のですが、1,000文字以上のみとか、もちろんSafariのみとか、ページまとめ機能が利かないときがあって、いつも完璧に使える訳ではないので、Readabilityもよく使います。
Readability(サイトの様子が以前と大きく変わっている、後述)はSafari ReaderやInstapaperの元になった技術をクラウドサービスとして提供しているサービスです。
先日久しぶりに使ってみると、新しいバージョンにアップデートされていました。
  • 以前はBookmarkletの作成時に設定した見た目に固定した結果でしたが、新バージョンでは結果表示後に見た目を変更できるようになりました。これはとても便利です。
  • 以前はBookmarkletとして提供されていましたが、現在はブラウザアドオンの形に変わっているようです。今も以前のBookmarkletがそのまま動いているので、問題ではありません。
  • 月$5.00の有料会員になると、Read Later機能、スマフォでの閲覧、筆者への支払いができるようになる、はずだったのですが、AppStoreのストア外課金絡みでごたごたしているようです。
たまたま、このタイミングでMobile Safariにブックマークを同期して使用してみた(Share on Tumblrも使えるじゃないですか)のですが、Mobile Safariでも新しいUIでちゃんと使えてしまいます(Android IDEOSはブックマーク(特にブックマークレット)の同期はどうすれば良い?)。
Readabilityは絶対になくなってほしくない、私にとって不可欠のサービスです。

2011-02-27

Android IDEOSの良いところ、悪いところ

お小遣いで買えるAndroid、IDEOSを手に入れて1ヶ月経ったので、このあたりで感想を記しておきたいと思います。
おもにiPhone/iPod touchとの比較した観点になります。

Pros:
  • とても軽い
    プラスチックなりのそこそこの質感、F-1模型の様なメタリックなカバー。
  • ブラウザのテキスト改行幅の自動幅調整機能
    iOS Safariだと文字を拡大すると改行幅(テキストマージン)もそのまま拡大され、左右スクロールしながら読むことになるけれど、Androidでは改行幅が画面にあわせて自動調整されるので左右スクロール無しで問題なく読める。
  • マルチタッチじゃないので、拡大縮小は専用のボタンが表示されるが、これが便利
    このボタンが片手操作にはかえって便利です。ピンチ操作は片手ではなかなかできませんから。
  • Backボタンのレスポンスが非常に速い
    iOSだと他の処理を待ってからのような反応なので、Backの意味が半減(間違ってリンクを押した時に戻りたい時)でしたが、専用ボタンを持つAndroidの反応は良いです。
  • 音声検索・音声入力が実用レベル
    auやdocomoのTV CMでやっているやつです。マイクボタンを押して「天気予報」と言うと位置情報も加味してちゃんとした結果が出る。乗り換え案内とか計算(16*4とか3800わる4、はっきり区切って言うこと)とかもっと複雑な音声コマンドも使えるはず。エンジンがクラウドにあるので音声認識のような高度な処理ができるんだと思います。ただし辞書に無い言葉はまだぜんぜん認識できないですね(初期のFEPのように)。
  • QVGAでも結構がんばっている
    Retinaディスプレイと比べてしまうと歴然と違いますが。
  • (今更ながら)常時接続は良い
    e-mobile U300回線は結構がんばる、テキスト+大きくない写真なら、パソコンでもなんやかやで一瞬待たされることがあるけれど、それと同等かも。
Cons:
  • あたかもWindows 3.1のような古風なAndroidの画面デザイン
    画面GUIのセンスがなく、所有する喜びが薄い。各社の独自デザインも今ひとつ良さそうなのが無い。Theme機能も無いのでアプリ感で統一的な見た目にできない。3.0/Honeycombや4.0?/Ice-creamではXP/Vista的に改善なるか?
  • 電池の持ち
    JuiceDefenderで自動節電、電源管理ウィジェットでこまめにWi-FiやGPSを切って、やっとなんとか1~2日もつ感じ。
  • フォント置き換え必須


    中華的フォントであることとともに、標準では漢字のボールドが出ない。これは私は致命的と思うのですが、あまり気にしない人も多いみたいですね。日本語フォントと一緒に英語フォントも置き換えると漢字のボールドが出るようになります。画面左が標準状態でアルファベットのみボールドの気持ち悪い状態。画面右がフォント置き換え後で感じのボールドがちゃんと出ている状態。
  • ロック解除パスワードは画面が消えたら毎回入力
    iOSなら5分間は入力不要とかにできます。さらに5回間違えたら自動的に消滅するとかまでできます。
  • 画面回転の向きが1方向(2方向)のみ
    これは大きな問題ではないですが、画面回転は通常の縦と、左に倒した横の2方向だけです。
  • 画面キャプチャは標準機能に絶対して欲しい
    とっさに画面を保存したいことは日常的にあります。
  • gmailは送信者のアイコンが邪魔で表示量が少ない
  • U300でYouTubeなど動画を見るには覚悟が必要
    15秒の標準画質YouTubeをバッファして再生が始まるまで45秒~1分かかります。本当に覚悟が必要。
b−mobile(日本通信)は矢継ぎ早にLight Tabというのを出してきました(キラーアプリがあるかどうかは良くわかりませんが)。
なかなか目が離せませんね。

2011-02-21

GoogleがRealtime検索(Twitter、Facebook検索)にも広告を挿入

今日あたりから、GoogleのRealtime検索に広告が挿入されるようになっています(今日はSafariを検索するとIEが出る、なるほど)。
Googleさんの主たる収入源なので仕方ないのですが、リアルタイムに流れていく検索結果にポツリと広告が表示されるのは、利用者にとってインパクト(目障り)があり、とても効果的なのかもしれません。

ところで、Twitterの中を検索をするのに、近頃私はTwitter自身(古いつぶやきが全然検索できない)を使用することはほとんどなくなり、もうもっぱらGoogleになってしまっています。

2011-02-20

Avantiはどこにある?

今日は真剣にSuntory Saturday Waiting Bar AVANTIの場所?を探してみた。
証拠写真?がけっこう見つかったので、豪華に一覧してみます。
私自身はメディアにはまだご縁はありませんが、一度は聞き耳を立てに行ってみたいですね。
[2012-04-28] 追加情報です。

SafariでYouTubeが見れなくなった場合のとりあえずの解決法;ユーザエージェントの変更


この1週間くらいの間に、Mac OS XのSafariでYouTubeのビデオが真っ黒になって見れなくなる問題が起こっています。
現象の出てしまったMacでは、Flashをバージョンアップしたり、Safariの履歴やCookieをクリアしても改善しません。

とりあえずではありますが、以下の方法で回避できることを見つけました。
今のところこの方法がベストの対処と思います。
  • Safariの開発メニューでユーザエージェントを [デフォルト] および [Safari xxx] 以外にする(例えば [Firefox xxx] を選ぶ)
    開発メニューが表示されていない場合は、環境設定の詳細タブに設定があります。
他の方法として、
  • Safariを32bitモードにする
    Appleが64bitモードをデフォルトにしているからには、32bitモードにしたままで放っておくと将来何か新しい機能が使えないとか、パフォーマンスで不利とかが出そうに思います。
  • YouTubeをHTML5モードにする
    youtube.com/html5 のページでHTML5モードに設定することができます。HTML5版のビデオが用意されているものではきちんと表示されますが、Flash (FLV) しかないものはやはり表示されません。大雑把に半々程度でしょうか?
  • embedモードでとりあえず見る
    ビデオのURLが例えば http://www.youtube.com/watch?v=ABCXYZ&feature=aaa の時、これを書き換えて http://www.youtube.com/embed/ABCXYZ とすればSafariウィンドウいっぱいで見れます(新しい感覚)。戻るにはビデオコントローラのYouTubeボタン。
いずれも根本的な解決法ではありません。

YouTube側の仕様変更なのか(WebページのHTMLを見比べてみましたがよくわかりませんでした)、最近出たiWeb Updateによる影響なのか、はたまたFlash戦争の飛び火なのか、根本原因はまだ分かっていません。
私の手元のMac 2台のうち片方は問題なくて、もう一方は現象が出ています。
Safari以外のブラウザ(Camino)では全く問題ないです。
切り分けのためにiWeb Updateを無理に当てる勇気はありません(戻し方が分からないので)。

AppleまたはYouTube (Google) の方で根本的な解決策が打たれることを切に希望します。

[2011-02-20 08:30 pm] 第4の方法を追記しました。やはりユーザエージェントが一番おすすめ。
[2011-03-05] ユーザエージェントの変更先がSafari Windowsで大丈夫だったのが、今日はSafari以外にしないとだめになっていました(上の記述も変更しました)。影響範囲が広がっているのかもしれません。問題の出ていないMacでは引き続き問題ないようです。
[2011-05-07] YouTubeでは最近は現象が収まっていましたが、DailyMotionで同じような現象が出ているようです。
[2012-02-05] まだ起こることがあるようですね。Blog!NOBONさんのブログ 2012-01-17付けなど。

2011-02-16

iPhone/iPod touch/スマートフォンのパスワード設定はくれぐれも大切

昨日、iPod touchをなくしてしまいました。
夕方気づいて焦ったのですが、1日の行動をよくよく思い起こし、朝仕事で利用したタクシー会社のレシートを見つつ電話してみると、すぐに無線で車に連絡してくださり、無事発見されました。
iPod touchにはパスコードを設定していたので、中身の情報を見られる心配もなく、後日安心して引き取りに行けます。

もしも、なくしたのがAndroid IDEOSだったと思うとぞっとします。
通話料金は定額なのでさほど問題ないのですが、googleアカウントが設定してあるので、非常にヤバいです。
早速、すべてのガジェットにパスワード/パスコードを設定しました。

iOS/Android/webOSで設定パスコードの種類や解除画面が様々で、興味深かったです(後日レポートします)。

転ばぬ先の杖はくれぐれも大切と実感しました。

[2011-02-20] 無事返ってきました。24時間営業の配車センターに受け取りにいったら、ご丁寧に「お手数おかけしました」と言われてしまい、かえって恐縮。水鉄タクシーさん、本当にありがとうございました。

2011-02-12

WindowsのトラックパッドをMacのマルチタッチの操作感に近づける;Synaptics

最近、左肩が凝ったり、背骨が少し曲がったり、シャツの左肘がすり減ったりしているのが気になっていました。
よくよく自分で気をつけていると、右手にマウスを持って、左肘をつく左右不均衡な姿勢をしている時間が長いのが原因のようです。
自宅でMacBook Airを使っているときは、トラックパッドのみ良いのでそういう不自然感はないのですが、仕事でWindowsを使うときは、どうしてもトラックパッドの使い勝手が悪く、マウスが必要になります。
トラックポイント(キーボードのGとHの間の赤いやつ)は、人差し指に力が入りすぎて右肩が凝るので、どうも好きにはなれません。
この左右の不均衡を是正しようと、Centered Pointing DeviceのTrackbar EmotionRollerMouse Free2、はたまた指先マウスのWired Ring Mouseなど(おまけ左右分割キーボード)を調べ始めましたが、どうもノートパソコンにはしっくりきません(MacBook Airを外付けキーボードとして使おうかと思ったほどです)。
ところがどっこい、LifeHackerによると(2008年10月の記事なのですが)、Synapticsの新しいドライバは、Macのように、2本指スクロールをサポートするとのこと。
Synapticsは多くのノートPCで採用されているので大丈夫なはずなので、早速ダウンロードページへ行き、インストールしてみました。
私のPCでは、
  • 2本指の上下と左右のスクロール(Macのように左右上下自由ではなく、上下のが始まると上下固定)
  • 3本指スワイプ(トラックパッドが小さめなので少しやりにくいけれど)でブラウザの戻る・進む(Firefoxは快適、IEは処理が遅い、Chrome/Ironはダメ)
  • トラックパッドのエッジでの上下と左右のスクロールがよりスムーズに
  • Chiral(キラル/カイラル/鏡像?)スクロール(右のエッジを上から下に下りて来てそのまま時計回りに丸を描き続けることで下スクロールが継続する)の上下、左 (ChiralScrollTM)
が使えるようになりました。
これは大進化です。
ご存知でしたか?
当面マウス無しで試してみようと思います。 [2011-05-17] ドライバのリンクを修正。 マウスなし生活で3ヶ月経ちましたが、順調です。

2011-02-10

HP/Palm press event 自主ライブ中継;webOS in S, M, L and...

HPの「Think big. Think small. Think beyond.」イベントが先ほど終わりました。
PreCentralのライブチャットをリアルタイムに読んで、サマリと感想をお伝えします。
  • S、M、Lサイズのデバイスが発表されました(Think big. Think small.)
  • Veerはスライドキーボード付きの400x360(備忘;現行Preは480x320、Pixiは400x320)、nano的
  • Pre 3は800x480、Preから高精細化(プリ・スリーではなく、プリ・キュービックかもしれない、ビデオキャストで聞いて要確認)
  • TouchPad(PalmPadではない)は9.7インチの1024x768(iPadとガチンコ、7インチでも5インチでもないところが本気?)、デュアルコアCPU、Beats Audio、ソフトウェアキーボード
    • QuickOffice(はSymbian、iOS、Android、BlackBerryにもある)、VPN対応
    • notificationは上のステータスバーに統合
    • ソフトウェアキーボードのサイズは可変(webOS初のソフトウェアキーボード、無線キーボードも接続可能)
    • Just Type(いきなり文字を入力すると検索などが始まる)はサードパーティに解放、いきなりTwitterに投稿、などができる
    • クラウド対応の写真アプリ(FacebookやSnapfishの写真の閲覧)
    • テレビ電話機能をサブウィンドウ化して、他のアプリと同時に使える
    • Amazon Kindleアプリもすぐに対応
    • Touch to Share(TouchPadで表示している内容をPreに直接飛ばせる、Touch Stoneの電波で通信するらしい)
    • WiFi版は夏に発売、3G/4G版はその後
    • HP Movie Store??
  • 最後に、webOSをPCに載せる!?、今年の後半(Think beyond.)
    (webOS SDKアプリはJavaScriptなのでCPUの違いは問題にならない? ゲームなどPDKアプリはネイティブなのでどうするのか?)
画面のピクセル数が2種類から5種類に一気に増えました。
このあたりは、webOS 2.1のEnyoフレームワークでうまく吸収するのだと思います(iOSでは実質iPad/iPhoneの2種類の画面を用意しないといけないので大変)。

TouchPadの見た目は、グレーっぽいテーマに設定したiPadのようで(もちろんマルチタスクなどの扱いやホームボタン⇔ジェスチャーエリアの違いはありますが)、一般のユーザにはもう区別がつかないかもしれません。
選択基準は、自分が使いたいアプリがあるか、日々の同期の手間がどれくらいか、価格、ちょっとした見た目の差、ちょっとした使い勝手の差、くらいしかないのかもしれません。
あるいは、周りの人が使っているか?
iPad (iPad 2)、Android 3.0 Honeycomb、TouchPad、BlackBerry PlayBook、Windows tabletなど、タブレットだけでも(スマホを入れるともっと、webOSはパソコンにも拡大するし)乱立してきました。
3年後に生き残っているのはどれだけあるのか全くわかりません。
経済原理に従って上位1〜2位しか生き残れないのでしょうか、はたまた乱立状態が続くのか、本当にわかりません。
(いよいよWindowsがタブレットOSに駆逐されるのでしょうか、でも物書きにはPCキーボードの方が圧倒的に早く入力できるんですよね、まだ (蛇足ですがBologgerの入力はiPadではできないんですよね、このあたりはまた後日))

2011-02-07

iOS 4の表示情報量が少ない問題

iPod touch 4GはRetina Displayでとてもきれいなのですが、iOS 4になってから、Google Readerでの文字の改行幅がなぜか大きくなってしまい、一度に表示できる情報量が少なくなってしまいました。
文字のフォーマッティングを明示的に指定しているようなWebページでは同じように表示されることが多いのですがGoogle Readerでは残念な表示になります。

写真は左から、iPod touch 1G (iOS 3.1.2)、iPod touch 4G (iOS 4.2.1)、IDEOS (Android OS 2.2 Froyo)、HP/Palm Pre Plus (webOS 1.4.1) なのですが、iOS 4だけ2番目が記事のタイトルまでしか表示できないのが分かると思います。
せっかくの緻密なディスプレイなのに、非常にもったいないです。
iOS 3のHiraginoフォントをiOS 4に無理矢理コピーしたりしてみましたが、改善しませんでした。

ここで面白いのがIDEOSです。
ディスプレイは最廉価なQVGAなので、解像度は他のデバイスの半分なので、表示される文字数が半分になってもおかしくないのですが、文字の大きさが小さめに調整されて、ほぼ同じ情報量が表示されるようになっています。
Androidのブラウザのとても面白いところだと思います。
また、iOS Mobile SafariやwebOSのブラウザだと、テキストベースのWebページを拡大すると、文字が大きくなるにつれて行が画面の左右をはみ出して、スクロールをしないと読めない状況に当然のようになりますが、Androidでは改行位置が動的に調節されて横スクロールなしで読める状態が維持されます。

iPodとIDEOSとPalm Preと


ひょんなことからスマフォ持ちになりました。
  • アップルiPod touch 4G (spec)
  • 日本通信 (b-mobile) IDEOS BM-SWU300 (spec); Huawei U8150B
  • HP/Palm Pre Plus (spec)
iPod touchは電話機能がないこともあり最薄かつ質感が高いです。
IDEOSはまさにお小遣いで持てる手軽さがあります。
Plam Pre (プレではなくプリ) はPDAの老舗の意地を感じられます。

IDEOSとPlam PreはiPod touchより幅が狭く、手に余ることなく収まります。
Palm Preはハードウェアキーボード付きにも関わらず、いろいろと機能省略しているIDEOSとそれほど変わらないサイズを実現しています。
Palm Preのハードウェアキーボードはけっこう小さいですが、ソフトウェアキーボードよりしっかり確実に入力できます。文字の入力中に画面がキーボードで半分以上隠されることもありません。
IDEOSはマルチタッチではないので、拡大縮小は−/+ボタンが表示されるのですが、意外と片手操作に便利です(ピンチイン・アウトは片手では操作できない)。

徐々にそれぞれのOS (Android、HP/Palm webOS) をいじくりまわしていきたいと思います。